Androidをroot化する方法! Magisk/TWRPでPixelのスーパーユーザー権限を取得しよう

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root

この記事では、Pixel 3a XLを例にroot(ルート)化する手順を記録として残しています。

Googleデバイス(Pixel / Nexus)であれば共通する内容も多いので、ぜひご参考下さい。

紹介する内容は、Android 9〜12で動作することを検証しています。

 

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Androidをroot化する安全性について

説明をスキップして、具体的なroot化手順へ進みたい方は、コチラをタップしてジャンプ。

このパートでは、Androidのroot化にあたり、知っておくべき注意点を解説します。

メリットデメリット
  • 通常では不可能な改造ができる
  • 文鎮化(壊れる)リスクがある
  • メーカー保証の対象外となる
  • 強制的に初期化される
  • OTAアップデートが不可能となる
  • 一部アプリが使えなくなる

メリット:通常では不可能な改造ができる

root権限を取得すれば、内部のシステムファイルを編集可能となるため、様々な改造ができます。

例えば、X-plore File ManagerのアイコンX-plore File Managerというアプリで、カメラのアイコンカメラの音量システムファイルを編集することで、シャッター音を消すことが可能です。

カメラのシャッター音を消す手順例

音量システムファイルの中身を変えれば消音となる。

また次のようなアプリを使って、通常は操作できないアプリデータをコントロールできます。

アプリ機能詳細
Root Uninstallerのアイコン
Root Uninstaller
無効化できないプリインストール
アプリを強制停止する
関連記事
Titanium Backupのアイコン
Titanium Backup
アプリデータを
フルバックアップする
関連記事

以上はほんの一例で、root化で実現できる機能は無数に存在します。

「こんな機能があればいいな」というニーズに対して、Google検索で”root ●●する方法”など調べれば、たいていは参考になる解決策が用意されています。

デメリット:文鎮化(壊れる)リスクがある etc.

root化は公式で用意された機能ではなく、様々なリスクがあります。

  • 文鎮化(壊れる)リスクがある
  • メーカー保証の対象外となる
  • 強制的に初期化される
  • OTAアップデートが不可能となる
  • 一部アプリが使えなくなる

例えば、操作の途中で予期せぬエラーが発生し、最悪の場合Androidが動かなくなる(=文鎮化)恐れもあります。

root化に失敗して文鎮化した端末の説明

ボクの場合、Nexus 6Pでブートループ→文鎮化という憂き目に遭った…

また操作に成功しても、一部のアプリはroot検知機能により起動不可となります。

root検知機能で起動しなくなったアプリの説明

ポケモンGOの例。root状態を検知して、起動不可となる。

Androidの数ある操作の中でも、root化はトップクラスに危険な行為です。

「何が起きても自己責任で解決が必要」という点を承知の上で、お試し下さい。

 

Androidをroot化する事前準備

本記事では、2パターンのroot化手順を紹介します。

方法特徴対象OS
①:Magiskでパッチを
あてたイメージを書き込む
動作が安定しているAndroid 9 / 10 / 11 / 12
②:TWRPでMagiskの
Zipをインストールする
作業手順がカンタンAndroid 9 / 11 / 12
いずれもPixel 3a XLで検証しています。対象OSバージョンは機種によって異なります。

どちらの手順においても、必須となる事前作業があります。

このパートでは、その内容を2点解説します。

  1. パソコンのadb環境等を用意する
  2. OEMロック解除してブートローダーをアンロックする

なお作業の途中、Androidが強制的に初期化されます。

大切なデータがあれば、事前のバックアップを忘れずに。

事前準備①:パソコンのadb環境等を用意する

root化は、パソコンからadbコマンドを実行する必要があります。

【adbコマンドとは?】 – adb(Android Debug Bridge)コマンド。通常の設定画面からは行えない、高度なカスタマイズ指示をAndroidへ与えられるGoogle公式ツール。

なんだか難しそうですが、、プログラムの知識がない一般ユーザーであっても、割と簡単に操作できるツールとなっています。

初めて使う場合、次の事前準備が必要です。

  1. パソコンのadb環境等を用意する
  2. 開発者向けオプションでUSBデバッグを有効にする
  3. adb devicesで接続確認する

1. パソコンのadb環境等を用意する

お使いのパソコンでadbコマンドを使用できる環境を用意して下さい。

Windows・Macそれぞれにおける手順は関連記事で解説しています。

Windowsでadbコマンドを使う方法! Android SDKを入れてパソコンのコマンドプロンプトから操作しよう
この記事では、Windows PCでadbコマンドを使う方法を解説します。
Macでadbコマンドを使う方法! Android Studioを入れてmacOSのターミナルから操作しよう
この記事では、Macでadbコマンドを使う方法を解説します。

正しく設定できているか検証するため、次のコマンドを実行して下さい。

adb

Windowsでadbの動作検証をする手順1

長々とコマンドが表示されれば成功です。

Windowsでadbの動作検証をする手順2

一方、次のメッセージが表示される場合、正常に設定できていません。

'adb' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
Windowsでadbの動作検証をする手順3

Windowsの例。Macでも何らかのエラーメッセージが出る。

改めて、お使いのパソコンでの設定状況を確認して下さい。

特にWindowsの場合、システム環境変数の「Path」が間違っている可能性が高いです。

また、パソコンとAndroidを接続するケーブルが必要です。

スマートフォンのUSB端子形状(micro USB / Type C)に合わせ用意しましょう。

2. 開発者向けオプションでUSBデバッグを有効にする

AndroidでAndroid設定アプリのアイコン設定の システム から 開発者向けオプション を開き、

開発者向けオプションを開く手順

USBデバッグを有効にします。

開発者向けオプションでUSBデバッグを有効にする手順

この状態でAndroidとパソコンをUSB接続します。

もしUSB接続の選択画面が出る場合、「ファイル転送モード」を選べばOK。

USB接続の用途を「ファイル転送モード」にする説明

3. adb devicesで接続確認する

adb環境を用意したパソコンで、次のコマンドを実行します。

adb devices
adb devicesで接続確認する手順1

Windowsの例。コマンドプロンプトで入力する。

次のようなメッセージが表示され、接続したAndroid実機を認識できればOKです。

xxxの部分は、そのデバイス固有の識別情報が英数字で表示されます。
List of devices attached
xxx(デバイス情報) device

adb devicesで接続確認する手順2

なお初めて接続するパソコンの場合、Android側で下記メッセージが出るので、このパソコンからのUSBデバッグを常に許可する にチェックを入れましょう。

USBデバッグを許可しますか?
このパソコンのRSAキーのフィンガープリント:

adb devicesで接続確認する手順3

一方、次のメッセージが出る場合、Android実機を認識できていません。

List of devices attached
xxx(デバイス情報) unauthorized

adb devicesで接続確認する手順4

次の2点が原因であるケースが多いので、確認して下さい。

  • AndroidのUSBデバッグを有効にしているか
  • 「このパソコンからのUSBデバッグを常に許可する」にチェックを入れたか

以上が、adbコマンドを使用する事前準備です。

事前準備②:OEMロック解除してブートローダーをアンロックする

root化は、Androidのブートローダーを解除しておく必要があります。

【ブートローダー(Bootloader)とは?】- Androidの起動直後にOSを読み込んで、最初に実行するプログラムのこと。OSを差し替えてもブートローダーでガード可能なため、セキュリティ上、通常はロックがかかっている。が、機種によっては、このロックを解除(=Bootloader Unlock)する方法が用意されている。

まず、AndroidでAndroid設定アプリのアイコン設定の システム から 開発者向けオプション を開き、

開発者向けオプションを開く手順

OEMロック解除を有効にします。

開発者向けオプションでOEMロック解除する手順

次に、Androidでブートローダーを起動するため、次のadbコマンドを実行。

adb reboot bootloader

Androidでブートローダーを起動する手順1

続いて次のfastbootコマンドで、ブートローダーを解除します。

ブートローダーを解除するとAndroidは強制的に初期化されます。
fastboot flashing unlock

fastbootコマンドでブートローダーを解除する手順1

うまくコマンドが通ると、Bootloader Unlockに関する画面が表示されます。

音量上げ・下げ キーでメニューを「Unlock the bootloader」に切り替え、電源 キーで決定します。

fastbootコマンドでブートローダーを解除する手順2

「Unlock the bootloader」メニューが出るまで、音量キーを押下する。

これでブートローダーをアンロックできました。

そのまま 電源 キーを押して、Androidを再起動して下さい。

以上、Androidのroot化にあたり必要な事前準備2点でした。

 

Androidをroot化する方法① – Magiskでパッチをあてたイメージを書き込む

本記事では、2パターンのroot化手順を紹介します。

方法特徴対象OS
①:Magiskでパッチを
あてたイメージを書き込む
動作が安定しているAndroid 9 / 10 / 11 / 12
②:TWRPでMagiskの
Zipをインストールする
作業手順がカンタンAndroid 9 / 11 / 12

このパートでは、うち①の具体的な内容を解説します。

説明の流れ
  • 手順①
    ファクトリーイメージのboot.imgを用意する
  • 手順②
    Magiskでboot.imgにパッチをあてる
  • 手順③
    fastbootモードでイメージを書き込む

Googleから提供される公式ファクトリーイメージを、MagiskのアイコンMagiskでパッチ(改造)を加え、それを書き込むことでroot化を実現する方法です。

【Magiskとは?】- ここでは「root化の要となる技術のこと」と認識しておけばOK。root化の手順では、Magiskの導入がゴールとなる。

カスタムリカバリカスタムリカバリTWRPのアイコンTWRP不要なのが特徴で、少し手順が複雑ですが、どのOSバージョンでも安定して動作するメリットがあります。

Pixel 3a XL(Android 12)の画面を例に説明します。Android 9〜12で動作することを検証済みです。

手順①:ファクトリーイメージのboot.imgを用意する

まずパソコン側の作業です。

Googleのデベロッパー向けサイトからファクトリーイメージをダウンロードします。

端末ごと歴代のAndroid OSバージョンが公開されているため、現在のビルド番号と一致するダウンロードリンクを選択して下さい。

ファクトリーイメージのboot.imgを用意する手順1

Pixel 3a XLのビルド番号12.0.0(SQ1A.211205.008, Dec 2021)を選んだ例。

お使いのスマートフォンのビルド番号は、Android設定アプリのアイコン設定から確認できます。

ファクトリーイメージのboot.imgを用意する手順2

設定のデバイス情報から、ビルド番号を表示できる。

ダウンロードしたファクトリーイメージのZipファイルを展開、

ファクトリーイメージのboot.imgを用意する手順3

さらにその中に含まれるZipファイルを展開して、

ファクトリーイメージのboot.imgを用意する手順4

boot.imgを見つけます。

ファクトリーイメージのboot.imgを用意する手順5

このboot.imgをAndroidの内部ストレージへ移動させます。

保存先はどこでもOKです。内部ストレージ直下などわかりやすい場所がオススメです。

ファクトリーイメージのboot.imgを用意する手順6

パソコン側の作業は、いったん以上です。

手順②:Magiskでboot.imgにパッチをあてる

次にAndroid側の作業です。

GitHubからMagiskのアイコンMagiskのapkファイルをダウンロード。

Magiskでboot.imgにパッチをあてる手順1

インストールします。

Magiskでboot.imgにパッチをあてる手順2
続いてboot.imgにパッチをあてて改造します。

MagiskのアイコンMagiskのトップメニューから インストールパッチするファイルの選択 と進み、

Magiskでboot.imgにパッチをあてる手順3

移しておいたboot.imgを選択して、はじめる を実行します。

Magiskでboot.imgにパッチをあてる手順4

しばらく待ち、All done!(完了!)と出れば成功。

内部ストレージの「Download」フォルダに、magisk_patched-xxx.imgというファイルが保存されます。

Magiskでboot.imgにパッチをあてる手順5

このmagisk_patched-xxx.imgファイルをパソコン側へ移動させます。

保存先はどこでもOKです。

Magiskでboot.imgにパッチをあてる手順6

手順③:fastbootモードでイメージを書き込む

Androidでブートローダーを起動します。

パソコンとUSB接続の上、次のadbコマンドを実行します。

adb reboot bootloader

Androidでブートローダーを起動する手順1

または端末の電源をオフにして、画面が変わるまで 電源 キーと 音量下げ キーを同時に長押しでもOK。

Androidでブートローダーを起動する手順2

Pixel 3a XLの例。

端末が再起動され、通常とは異なるfastbootモードの画面が表示されます。

Androidでブートローダーを起動する手順3

次に下記fastbootコマンドを入力し、末尾に半角スペースを空け、

fastboot flash boot

fastbootモードでイメージを書き込む手順1

移しておいたmagisk_patched-xxx.imgファイルをドラッグ&ドロップ。

fastbootモードでイメージを書き込む手順2

enter で実行します。

fastboot flash boot〜以降のパスは、magisk_patched-xxx.imgファイルの保存先によって違います。

fastbootモードでイメージを書き込む手順3

次のようなメッセージが出ればOK。

Sending 'boot_a' (●● KB) OKAY [ ●●s]
Writing 'boot_a' OKAY [ ●●s]
Finished. Total time: ●●s

fastbootモードでイメージを書き込む手順4

次のfastbootコマンドで、Androidを再起動しましょう。

fastboot reboot

fastbootモードでイメージを書き込む手順5

MagiskのアイコンMagiskトップ画面で「インストール済」と表示されていれば、導入できています。

fastbootモードでイメージを書き込む手順6

念のためRoot CheckerのアイコンRoot Checkerを使って、正常にroot化できているか確認しておきましょう。

fastbootモードでイメージを書き込む手順7

Pixel 3a XL(Android 12)でroot化に成功した例。

なお記事中ではAndroid 12のケースで説明していますが、Android 9〜11でも動作することを確認しています。

Android 11のroot化に成功した説明

Pixel 3a XL(Android 11)でroot化に成功した例。

Android 10のroot化に成功した説明

Pixel 3a XL(Android 10)でroot化に成功した例。

Android 9のroot化に成功した説明

Pixel 3a XL(Android 9)でroot化に成功した例。

以上、root化の手順でした。

boot.imgの抽出やMagiskのアイコンMagiskのパッチなど、工程は多いですが、慣れれば安定して作業できます。

個人的には次パートで紹介する、カスタムリカバリカスタムリカバリTWRPのアイコンTWRPを使った方法より、コチラの方が好みです。

参考:root化を戻す方法

Androidのroot化を解除して、元の状態(非root)に戻す手順です。

root化を解除しても端末は初期化されません。が、何が起きるか分からないため、大切なデータはバックアップしておくことをオススメします。

MagiskのアイコンMagiskのトップ画面から Magiskのアンインストール完全にアンインストール と選択。

Magiskでroot化を戻す手順1

しばらく待つと、Androidが自動で再起動され、MagiskのアイコンMagiskが削除されます。

これで元の非root状態へ戻りました。

念のためRoot CheckerのアイコンRoot Checkerを使い、正常にroot化が解除されているか確認しましょう。

トップページからRoot CheckerのVerify Root StatusのアイコンVerify Root Statusをタップして、Root Checkerのroot未完了アイコン次のメッセージが表示されれば元に戻っています。

Sorry! Root access is not properly installed on this device.

Magiskでroot化を戻す手順2

 

Androidをroot化する方法② – TWRPでMagiskのZipをインストールする

本記事では、2パターンのroot化手順を紹介します。

方法特徴対象OS
①:Magiskでパッチを
あてたイメージを書き込む
動作が安定しているAndroid 9 / 10 / 11 / 12
②:TWRPでMagiskの
Zipをインストールする
作業手順がカンタンAndroid 9 / 11 / 12

このパートでは、うち②の具体的な内容を解説します。

説明の流れ
  • 手順①
    TWRPとMagiskを用意する
  • 手順②
    TWRPでMagiskのZipをインストールする

カスタムリカバリカスタムリカバリTWRPのアイコンTWRPを起動して、MagiskのアイコンMagiskをインストールすることでroot化を実現する方法です。

比較的作業はシンプルで、わかりやすさが特徴です。一方、カスタムリカバリTWRPのアイコンTWRPの開発状況によって動作しないOSバージョンも存在します。

Pixel 3a XL(Android 9)の画面を例に説明します。Android 9・11・12で動作することを検証済みです。
環境によって動作するOSバージョンが異なります。ボクがPixel 3a XLで検証したかぎり、Android 10は動作しませんでした。

手順①:TWRPとMagiskを用意する

今回のroot化で使用するカスタムリカバリカスタムリカバリTWRPのアイコンTWRPをパソコンに、MagiskのアイコンMagiskをAndroidにダウンロードしておきます。

【TWRPとは?】- Team Win Recovery Projectの略。カスタムROMのインストールや端末のバックアップ/復元が可能となる。root化においては、Magiskの導入に必要。
【Magiskとは?】- ここでは「root化の要となる技術のこと」と認識しておけばOK。root化の手順では、Magiskの導入がゴールとなる。

カスタムリカバリTWRPをダウンロードする

カスタムリカバリTWRPのアイコンTWRPの公式ページより、端末種別に応じたイメージファイルを入手します。

今回はPixel 3a XLなので、コチラのページを開きます。
カスタムリカバリTWRPをダウンロードする手順1

Pixel 3a XLを選択する例。

「Download Links」より、imgファイルをダウンロードしましょう。

「Download Links」は、Primary (Americas)・Primary (Europe)と2種類ありますが、どちらでもOKです。

なお使用中のOSバージョンに応じて、imgファイルが異なります。

▼Pixel 3a XLの例(2021年12月現在)

OSバージョン選択するファイル
Android 11 / 12twrp-3.6.0_11-0-bonito.img
Android 9twrp-3.5.2_9-0-bonito.img
残念ながらAndroid 10は動作しません(Pixel 3a XLの場合)。

カスタムリカバリTWRPをダウンロードする手順2

Magiskをダウンロード&リネームする

GitHubからMagiskのアイコンMagiskのapkファイルをダウンロードします。

Magiskをダウンロードする手順1

内部ストレージに保存されたapkファイルの名称を「Magisk-v22.1.zip」のように、拡張子をZipに変えます。

Magiskをダウンロードする手順2

手順②:TWRPでMagiskのZipをインストールする

次の流れで操作して、root作業を完了します。

  1. Androidのブートローダーを起動する
  2. カスタムリカバリTWRPを起動する
  3. TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする
ここが最大の山場です。

1. Androidのブートローダーを起動する

Androidでブートローダーを起動します。

パソコンとUSB接続の上、次のadbコマンドを実行します。

adb reboot bootloader

Androidでブートローダーを起動する手順1

または端末の電源をオフにして、画面が変わるまで 電源 キーと 音量下げ キーを同時に長押しでもOK。

Androidでブートローダーを起動する手順2

Pixel 3a XLの例。

端末が再起動され、通常とは異なるfastbootモードの画面が表示されます。

Androidでブートローダーを起動する手順3

2. カスタムリカバリTWRPを起動する

パソコンで下記fastbootコマンドを入力し、末尾に半角スペースを空け、

fastboot boot

カスタムリカバリTWRPを起動する手順1

ダウンロードしておいたカスタムリカバリTWRPのアイコンTWRPのimgファイルをドラッグ&ドロップし、

カスタムリカバリTWRPを起動する手順2

enter で実行すると、AndroidでカスタムリカバリTWRPのアイコンカスタムリカバリTWRPが起動します。

カスタムリカバリTWRPを起動する手順3

なお何らかのメッセージが出て失敗する場合、使用したカスタムリカバリTWRPのアイコンTWRPのimgファイルが誤っている可能性があります。

特にOSバージョンと合致しているかチェックして下さい。

▼Android 11 / 12に対して、Android 9向けのimgファイル(例:twrp-3.5.2_9-0-bonito.img)を使った例

Sending 'boot.img' (●● KB) OKAY [ ●●s]
Booting FAILED (remote: 'Error verifying the received boot.img: Invalid Parameter')
fastboot: error: Command failed

カスタムリカバリTWRPを起動する手順4

▼Android 9に対して、Android 11 / 12向けのimgファイル(例:twrp-3.6.0_11-0-bonito.img)を使った例

Sending 'boot.img' (●● KB) OKAY [ ●●s]
Booting (bootloader) boot.img missing cmdline or OS version
FAILED (Status read failed (Too many links))
fastboot: error: Command failed

カスタムリカバリTWRPを起動する手順5

またPixel 3a XLのAndroid 10は、2021年12月現在、対応するカスタムリカバリTWRPのアイコンTWRPのimgファイルが存在しません。

無理やり読み込もうとしても、何らかのメッセージが出て失敗します。

Android 10の状態でroot化したい場合、もう1つの方法(Magiskでパッチをあてたイメージを書き込む)を参照下さい。

3. TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする

Swipe to Allow Modifications で先に進み、

TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする手順1

Install から、

TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする手順2

端末に保存したMagiskのアイコンMagiskのZipファイルを選択。

TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする手順3

Swipe to confirm Flash で実行します。

TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする手順4

MagiskのアイコンMagiskのInstaller(インストーラー)が起動して、導入作業が始まります。

画面に「Successful」と表示されたことを確認し、Reboot を選択。

TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする手順5

System をタップすれば、Androidが再起動します。

TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする手順6

ホーム画面にMagiskのアイコンMagiskが追加されているか確認しましょう。

なお自動で追加されないケースもあるため、その場合はGitHubで入手したapkファイルから手動でインストールすればOKです。

TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする手順7

apkファイルから手動でMagiskアプリを導入する例。

MagiskのアイコンMagiskトップ画面で「インストール済」と表示されていれば、導入できています。

TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする手順8

念のためRoot CheckerのアイコンRoot Checkerを使って、正常にroot化できているか確認しておきましょう。

Androidがroot化できているか確認する手順

Pixel 3a XL(Android 9)でroot化に成功した例。

なお記事中ではAndroid 9のケースで説明していますが、Android 11・12でも動作することを確認しています。

TWRP 3.6.0のリリースを確認するかぎり、Android 12の対応ステータスに関する、はっきりとした言及はありません。ご自身の環境で再現性があるかは、最新の情報を調べてみることをオススメします。
Android 12でroot化に成功した説明

Pixel 3a XL(Android 12)でroot化に成功した例。

Android 11でroot化に成功した説明

Pixel 3a XL(Android 11)でroot化に成功した例。

以上、root化の手順でした。

過去、カスタムリカバリカスタムリカバリTWRPのアイコンTWRPを使ったことがあれば、いつもの手順でroot化できてオススメです。

前のパートで紹介した、MagiskのアイコンMagiskでパッチをあてたイメージを書き込む方法と合わせ、相性の良い方をお試し下さい。

参考:root化を戻す方法

MagiskのアイコンMagiskでroot化したAndroidは、解除して元の状態(非root)に戻せます。

操作の流れは、インストール時とほぼ同じです。

  1. Magiskをダウンロード&リネームする
  2. Androidのブートローダーを起動する
  3. カスタムリカバリTWRPを起動する
  4. TWRPでアンインストーラーを実行する
root化を解除しても端末は初期化されません。が、何が起きるか分からないため、大切なデータはバックアップしておくことをオススメします。

1. Magiskをダウンロード&リネームする

GitHubからMagiskのアイコンMagiskのapkファイルをダウンロードします。

Magiskのアンインストーラーをダウンロードする手順1

内部ストレージに保存されたapkファイルの名称を「uninstall.zip」に変えます。

Magiskのアンインストーラーをダウンロードする手順2

2. Androidのブートローダーを起動する

Androidでブートローダーを起動します。

パソコンとUSB接続の上、次のadbコマンドを実行します。

adb reboot bootloader

Androidでブートローダーを起動する手順1

または端末の電源をオフにして、画面が変わるまで 電源 キーと 音量下げ キーを同時に長押しでもOK。

Androidでブートローダーを起動する手順2

Pixel 3a XLの例。

端末が再起動され、通常とは異なるfastbootモードの画面が表示されます。

Androidでブートローダーを起動する手順3

3. カスタムリカバリTWRPを起動する

パソコンで下記fastbootコマンドを入力し、末尾に半角スペースを空け、

fastboot boot

カスタムリカバリTWRPを起動する手順1

ダウンロードしておいたカスタムリカバリTWRPのアイコンTWRPのimgファイルをドラッグ&ドロップし、

カスタムリカバリTWRPを起動する手順2

enter で実行。

カスタムリカバリTWRPを起動する手順3

AndroidでカスタムリカバリTWRPのアイコンカスタムリカバリTWRPが起動します。

4. TWRPでアンインストーラーを実行する

Install を開き、

TWRPでアンインストーラーを実行する手順1

1の手順で端末内に保存した、MagiskのアイコンMagiskの「uninstall.zip」を選択。

TWRPでアンインストーラーを実行する手順2

Swipe to confirm Flash で実行します。

TWRPでアンインストーラーを実行する手順3

MagiskのアイコンMagiskのUninstaller(アンインストーラー)が起動して、削除作業が始まります。

画面に「Successful」と表示されたことを確認し、Reboot を選択。

TWRPでアンインストーラーを実行する手順4

System をタップすれば、Androidが再起動します。

TWRPでアンインストーラーを実行する手順5

最後に、MagiskのアイコンMagiskアプリそのものは自動で消えないため、手動でホーム画面からアンインストール操作をして下さい。

TWRPでアンインストーラーを実行する手順6

これで元の非root状態へ戻りました。

念のためRoot CheckerのアイコンRoot Checkerアプリを使い、正常にroot化が解除されているか確認しましょう。

Root Checker
Root Checker
Developer:joeykrim
Price:Free

トップページからRoot CheckerのVerify Root StatusのアイコンVerify Root Statusをタップして、Root Checkerのroot未完了アイコン次のメッセージが表示されれば元に戻っています。

Sorry! Root access is not properly installed on this device.

Root Checkerアプリでroot解除を確認する手順

root化を検知されて使えなかったアプリも、起動できるようになります。

rootから元に戻すと起動できるアプリの説明

三菱UFJ銀行アプリの例。root解除後は起動できる。

 

補足:Androidのroot化に関するアレコレ

本パートでは、root化に関連する細かい情報を補足します。

よくある疑問点にも触れているので、興味があればどうぞ。

説明の流れ
  • 補足①
    Androidがroot化できているか確認する方法
  • 補足②
    Magiskを隠してroot検知を回避する方法

Androidがroot化できているか確認する方法

Root CheckerのアイコンRoot Checkerというアプリを使えば、正常にroot化が完了しているか確認できます。

Root Checker
Root Checker
Developer:joeykrim
Price:Free

トップページからRoot CheckerのVerify Root StatusのアイコンVerify Root Statusをタップして、Root Checkerのroot完了アイコン次のメッセージが表示されればroot化できています。

Congratulations! Root access is properly installed on this device!
Androidがroot化できているか確認する手順1

Pixel 3a XL(Android 12)でroot化に成功した例。

もし「スーパーユーザーリクエスト」画面が表示されたら 許可 して下さい。

Androidがroot化できているか確認する手順2

Magiskを隠してroot検知を回避する方法

アプリの中には、SafetyNet APIというセキュリティの仕組みが導入され、root化を検知した端末では起動できないケースがあります。

root検知されたアプリは起動できない説明

ポケモンGOの例。root状態を検知して、起動不可となる。

実はMagiskのアイコンMagiskの場合、一時的にroot状態を”見えなくする”MagiskHideという機能があります。

これを有効にすれば、SafetyNetの検知をすり抜けて、アプリを起動できる場合があります。

MagiskのアイコンMagiskのメニューより MagiskHide を有効にして、

Magiskを隠してroot検知を回避する手順1

SafetyNetの検知を回避したいアプリにチェックを入れればOK。

Magiskを隠してroot検知を回避する手順2

(右)ポケモンGOにチェックを入れる例

アプリを起動できれば成功です。

Magiskを隠してroot検知を回避する手順3

また「Magiskアプリを隠す」という機能も有効です。

こちらはMagiskのアイコンMagiskアプリ自体のパッケージ名等を変えて、見た目上は別アプリのように偽装をします。

中にはMagiskのパッケージ名でフィルターをかけて、起動を制限しているアプリがあります。そのようなケースで、この機能が活躍します。
Magiskを隠してroot検知を回避する手順4

(右)”Settings”というダミー名称へ偽装する例

Magiskを隠してroot検知を回避する手順5

中身はMagiskだが、見た目はSettingsという別アプリに見える。

以上、説明でした。

今回紹介したのは一部設定で、ほかにもMagiskのアイコンMagiskではroot検知を回避する機能が用意されています。

が、いずれも完璧ではなく、セキュリティの厳しいアプリでは失敗するケースもあります。

この分野はセキュリティと開発者のイタチごっこで、常に変化しているため、最新情報は検索してみることをオススメします。

 

〆:リスクを承知でroot化を楽しもう!

以上、Androidをroot化する方法! Magisk/TWRPでPixelのスーパーユーザー権限を取得しよう の説明でした。

必要なコマンド入力も多く、ハードルは高めの内容となっています。

が、一度成功すれば様々な改造が可能となるので、root化を検討中の方はぜひご参考下さい。

参考 Magisk – Installation Instruction

参考 Android Developers – SafetyNetによるセキュリティ脅威からの保護

参考 Android Source – デバイスのフラッシュ

参考 XDA – TWRP 3.6.0 released with support for devices that launched with Android 11

root
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コメント

  1. 匿名 より:

    NEXUS5Xで8.1(OPM7)で最新版majiskインストールできてます。

    TWRPインストール
    zipをDL TWRPでインストール
    manager インストール

    managerはOS起動後インストールします。zipあてただけではインストールは完全には終わりません。
    xdaをよく見てみればわかります。

    とはいいつつ参考にさせていただきました。ありがとうございます。

  2. バーバラ より:

    まったく同じ手順で行い、Successfulと出たのですが、root checherで確認するとroot化されてませんでした。Magisk Managerもアプリに追加されていません…

  3. とおりすかり より:

    イメージファイルで起動するには
    fastboot boot イメージファイル名

    リカバリーを起動するには
    fastboot reboot recovery

    だったような

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