Pixel 3aをroot化する方法! TWRPでAndroid 9にMagiskをインストールしよう

スポンサーリンク
root

この記事では、Pixel 3a XLAndroid 9)をroot化する手順を記録として残しています。

Googleデバイス(Pixel /Nexus)であれば共通する内容も多いので、ぜひご参考下さい。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

PixelをTWRP&Magiskでroot化する方法

本パートでは、具体的にAndroidをroot化する手順について、Pixel 3a XLを例に解説します。

説明の流れ
  • 前提
    Androidをroot化するメリット・デメリット
  • 手順①
    パソコンのadb環境を用意する
  • 手順②
    ブートローダーをアンロックする
  • 手順③
    TWRPとMagiskを用意する
  • 手順④
    Magiskをインストールする

なお作業の途中、Androidが強制的に初期化されます。

大切なデータがあれば、事前のバックアップを忘れずに。

前提:Androidをroot化するメリット・デメリット

Androidのroot化は、いろいろ注意点があります。

メリットデメリット
  • 通常では不可能な改造ができる
  • 文鎮化(壊れる)リスクがある
  • メーカー保証の対象外となる
  • 強制的に初期化される
  • OTAアップデートが不可能となる
  • 一部アプリが使えなくなる

メリット:通常では不可能な改造ができる

root権限を取得すれば、内部のシステムファイルを編集可能となるため、様々な改造ができます。

例えば、X-plore File ManagerのアイコンX-plore File Managerというアプリで、カメラのアイコンカメラの音量システムファイルを編集することで、シャッター音を消すことが可能です。

カメラのシャッター音を消す手順例

音量システムファイルの名称を変えれば消音となる。

また次のようなアプリを使って、通常は操作できないアプリデータをコントロールできます。

アプリ機能詳細
Root Uninstallerのアイコン
Root Uninstaller
無効化できないプリインストール
アプリを強制停止する
関連記事
Titanium Backupのアイコン
Titanium Backup
アプリデータを
フルバックアップする
関連記事

以上はほんの一例で、root化で実現できる機能は無数に存在します。

「こんな機能があればいいな」というニーズに対して、Google検索で”root ●●する方法”など調べれば、たいていは参考になる解決策が用意されています。

デメリット:文鎮化(壊れる)リスクがある etc.

root化は公式で用意された機能ではなく、様々なリスクがあります。

  • 文鎮化(壊れる)リスクがある
  • メーカー保証の対象外となる
  • 強制的に初期化される
  • OTAアップデートが不可能となる
  • 一部アプリが使えなくなる

例えば、操作の途中で予期せぬエラーが発生し、最悪の場合Androidが動かなくなる(=文鎮化)恐れもあります。

root化に失敗して文鎮化した端末の説明

ボクの場合、Nexus 6Pでブートループ→文鎮化という憂き目に遭った…

また操作に成功しても、一部のアプリはroot検知機能により起動不可となります。

root検知機能で起動しなくなったアプリの説明

ポケモンGOの例。root状態を検知して、起動不可となる。

Androidの数ある操作の中でも、root化はトップクラスに危険な行為です。

「何が起きても自己責任で解決が必要」という点を承知の上で、お試し下さい。

手順①:パソコンのadb環境を用意する

次の3つを用意します。

  • パソコンのadb環境を用意する
  • USBケーブルを用意する
  • USBデバッグとOEMロック解除を有効にする

パソコンのadb環境を用意する

お使いのパソコンでadbコマンドを使用できる環境を用意して下さい。

Windows・Macそれぞれにおける手順は関連記事で解説しています。

Windowsでadbコマンドを使う方法! Android SDKを入れてパソコンのコマンドプロンプトから操作しよう
「Android Studio」をご存知でしょうか? Android Studio(アンドロイド スタジオ)は、Googleが提供するAndroidプラットフォームに対応する統合開発環境のこと。 引用 Wikipedia - And...
Macでadbコマンドを使う方法! Android Studioを入れてmacOSのターミナルから操作しよう
「Android Studio」をご存知でしょうか? Android Studio(アンドロイド スタジオ)は、Googleが提供するAndroidプラットフォームに対応する統合開発環境のこと。 引用 Wikipedia - And...

USBケーブルを用意する

パソコンとAndroidを接続するケーブルも必要です。

AndroidのUSB端子の形状(micro USB / Type C)に合わせ用意しましょう。

USBデバッグとOEMロック解除を有効にする

Android設定アプリのアイコン設定の システム から 開発者向けオプション を開きます。

開発者向けオプションを開く手順

開発者向けオプションの一覧より、USBデバッグOEMロック解除、それぞれを有効にして下さい。

▼USBデバッグ

開発者向けオプションでUSBデバッグを有効にする手順

▼OEMロック解除

開発者向けオプションでOEMロック解除する手順

手順②:ブートローダーをアンロックする

今回のroot化は、カスタムリカバリカスタムリカバリTWRPのアイコンTWRPを起動して、MagiskのアイコンMagiskを読み込ませるため、事前にAndroidのブートローダーを解除しておく必要があります。

ブートローダーBootloader)とは?】- Androidの起動直後にOSを読み込んで、最初に実行するプログラムのこと。OSを差し替えてもブートローダーでガード可能なため、セキュリティ上、通常はロックがかかっている。が、機種によっては、このロックを解除(=Bootloader Unlock)する方法が用意されている。

まずAndroidでブートローダーを起動するため、次のadbコマンドを実行します。

adb reboot bootloader

Androidでブートローダーを起動する手順1

続いて次のfastbootコマンドで、ブートローダーを解除します。

ブートローダーを解除するとAndroidは強制的に初期化されます。
fastboot flashing unlock

fastbootコマンドでブートローダーを解除する手順1

うまくコマンドが通ると、Bootloader Unlockに関する画面が表示されます。

音量上げ・下げ キーでメニューを「Unlock the bootloader」に切り替え、電源 キーで決定します。

fastbootコマンドでブートローダーを解除する手順2

「Unlock the bootloader」メニューが出るまで、音量キーを押下する。

これでブートローダーをアンロックできました。

そのまま 電源 キーを押して、Androidを再起動して下さい。

手順③:TWRPとMagiskを用意する

今回のroot化で使用するカスタムリカバリカスタムリカバリTWRPのアイコンTWRPをパソコンに、MagiskのアイコンMagiskをAndroidにダウンロードしておきます。

【TWRPとは?】- Team Win Recovery Projectの略。カスタムROMのインストールや端末のバックアップ/復元が可能となる。root化においては、Magiskの導入に必要。
【Magiskとは?】- ここでは「root化の要となる技術のこと」と認識しておけばOK。root化の手順では、Magiskの導入がゴールとなる。

カスタムリカバリTWRPをダウンロードする

カスタムリカバリTWRPのアイコンTWRPの公式ページより、端末種別に応じたイメージファイルを入手します。

今回はPixel 3a XLなので、コチラのページを開きます。
カスタムリカバリTWRPをダウンロードする手順1

Pixel 3a XLを選択する例。

「Download Links」より、最新のimgファイルをダウンロードすればOK。

カスタムリカバリTWRPをダウンロードする手順2

Magiskをダウンロード&リネームする

GitHubからMagiskのアイコンMagiskのapkファイルをダウンロードします。

Magiskをダウンロードする手順1

内部ストレージに保存されたapkファイルの名称を「Magisk-v22.1.zip」のように、拡張子をZipに変えます。

Magiskをダウンロードする手順2

手順④:Magiskをインストールする

次の流れで操作して、root作業を完了します。

  1. Androidのブートローダーを起動する
  2. カスタムリカバリTWRPを起動する
  3. TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする
ここが最大の山場です。

1. Androidのブートローダーを起動する

Androidでブートローダーを起動します。

パソコンとUSB接続の上、次のadbコマンドを実行します。

adb reboot bootloader

Androidでブートローダーを起動する手順1

または端末の電源をオフにして、画面が変わるまで 電源 キーと 音量下げ キーを同時に長押しでもOK。

Androidでブートローダーを起動する手順2

Pixel 3a XLの例。

端末が再起動され、通常とは異なるfastbootモードの画面が表示されます。

Androidでブートローダーを起動する手順3

2. カスタムリカバリTWRPを起動する

パソコンで下記fastbootコマンドを入力し、末尾に半角スペースを空け、

fastboot boot

カスタムリカバリTWRPを起動する手順1

ダウンロードしておいたカスタムリカバリTWRPのアイコンTWRPのimgファイルをドラッグ&ドロップし、

カスタムリカバリTWRPを起動する手順2

enter で実行。

カスタムリカバリTWRPを起動する手順3

AndroidでカスタムリカバリTWRPのアイコンカスタムリカバリTWRPが起動します。

3. TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする

Swipe to Allow Modifications で先に進み、

TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする手順1

Install から、

TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする手順2

端末に保存したMagiskのアイコンMagiskのZipファイルを選択。

TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする手順3

Swipe to confirm Flash で実行します。

TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする手順4

MagiskのアイコンMagiskのInstaller(インストーラー)が起動して、導入作業が始まります。

画面に「Successful」と表示されたことを確認し、Reboot を選択。

TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする手順5

System をタップすれば、Androidが再起動します。

TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする手順6

ホーム画面にMagiskのアイコンMagiskが追加されているか確認しましょう。

なお自動で追加されないケースもあるため、その場合はGitHubで入手したapkファイルから手動でインストールすればOKです。

TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする手順7

apkファイルから手動でMagiskアプリを導入する例。

MagiskのアイコンMagiskトップ画面で「インストール済」と表示されていれば、正常に導入できています。

TWRPでMagiskのZipファイルをインストールする手順8

 

補足:Pixelのroot化に関するアレコレ

本パートでは、root化に関連する細かい情報を補足します。

よくある疑問点にも触れているので、興味があればどうぞ。

説明の流れ
  • 補足①
    Androidがroot化できているか確認する方法
  • 補足②
    Magiskを隠してroot検知を回避する方法
  • 補足③
    Magiskをアンインストールしてroot化を解除する方法

Androidがroot化できているか確認する方法

Root CheckerのアイコンRoot Checkerというアプリを使えば、正常にroot化が完了しているか確認できます。

Root Checker
Root Checker
Developer:joeykrim
Price:Free

トップページからRoot CheckerのVerify Root StatusのアイコンVerify Root Statusをタップして、Root Checkerのroot完了アイコン次のメッセージが表示されればroot化できています。

Congratulations! Root access is properly installed on this device!

Androidがroot化できているか確認する手順1

もし「スーパーユーザーリクエスト」画面が表示されたら 許可 して下さい。

Androidがroot化できているか確認する手順2

Magiskを隠してroot検知を回避する方法

アプリの中には、SafetyNet APIというセキュリティの仕組みが導入され、root化を検知した端末では起動できないケースがあります。

root検知されたアプリは起動できない説明

ポケモンGOの例。root状態を検知して、起動不可となる。

実はMagiskのアイコンMagiskの場合、一時的にroot状態を”見えなくする”MagiskHideという機能があります。

これを有効にすれば、SafetyNetの検知をすり抜けて、アプリを起動できる場合があります。

MagiskのアイコンMagiskのメニューより MagiskHide を有効にして、

Magiskを隠してroot検知を回避する手順1

SafetyNetの検知を回避したいアプリにチェックを入れればOK。

Magiskを隠してroot検知を回避する手順2

(右)ポケモンGOにチェックを入れる例

アプリを起動できれば成功です。

Magiskを隠してroot検知を回避する手順3

また「Magiskアプリを隠す」という機能も有効です。

こちらはMagiskのアイコンMagiskアプリ自体のパッケージ名等を変えて、見た目上は別アプリのように偽装をします。

中にはMagiskのパッケージ名でフィルターをかけて、起動を制限しているアプリがあります。そのようなケースで、この機能が活躍します。
Magiskを隠してroot検知を回避する手順4

(右)”Settings”というダミー名称へ偽装する例

Magiskを隠してroot検知を回避する手順5

中身はMagiskだが、見た目はSettingsという別アプリに見える。

以上、説明でした。

今回紹介したのは一部設定で、ほかにもMagiskのアイコンMagiskではroot検知を回避する機能が用意されています。

が、いずれも完璧ではなく、セキュリティの厳しいアプリでは失敗するケースもあります。

この分野はセキュリティと開発者のイタチごっこで、常に変化しているため、最新情報は検索してみることをオススメします。

Magiskをアンインストールしてroot化を解除する方法

MagiskのアイコンMagiskでroot化したAndroidは、解除して元の状態(非root)に戻せます。

操作の流れは、インストール時とほぼ同じです。

  1. Magiskをダウンロード&リネームする
  2. Androidのブートローダーを起動する
  3. カスタムリカバリTWRPを起動する
  4. TWRPでアンインストーラーを実行する
root化を解除しても端末は初期化されません。が、何が起きるか分からないため、大切なデータはバックアップしておくことをオススメします。

1. Magiskをダウンロード&リネームする

GitHubからMagiskのアイコンMagiskのapkファイルをダウンロードします。

Magiskのアンインストーラーをダウンロードする手順1

内部ストレージに保存されたapkファイルの名称を「uninstall.zip」に変えます。

Magiskのアンインストーラーをダウンロードする手順2

2. Androidのブートローダーを起動する

Androidでブートローダーを起動します。

パソコンとUSB接続の上、次のadbコマンドを実行します。

adb reboot bootloader

Androidでブートローダーを起動する手順1

または端末の電源をオフにして、画面が変わるまで 電源 キーと 音量下げ キーを同時に長押しでもOK。

Androidでブートローダーを起動する手順2

Pixel 3a XLの例。

端末が再起動され、通常とは異なるfastbootモードの画面が表示されます。

Androidでブートローダーを起動する手順3

3. カスタムリカバリTWRPを起動する

パソコンで下記fastbootコマンドを入力し、末尾に半角スペースを空け、

fastboot boot

カスタムリカバリTWRPを起動する手順1

ダウンロードしておいたカスタムリカバリTWRPのアイコンTWRPのimgファイルをドラッグ&ドロップし、

カスタムリカバリTWRPを起動する手順2

enter で実行。

カスタムリカバリTWRPを起動する手順3

AndroidでカスタムリカバリTWRPのアイコンカスタムリカバリTWRPが起動します。

4. TWRPでアンインストーラーを実行する

Install を開き、

TWRPでアンインストーラーを実行する手順1

1の手順で端末内に保存した、MagiskのアイコンMagiskの「uninstall.zip」を選択。

TWRPでアンインストーラーを実行する手順2

Swipe to confirm Flash で実行します。

TWRPでアンインストーラーを実行する手順3

MagiskのアイコンMagiskのUninstaller(アンインストーラー)が起動して、削除作業が始まります。

画面に「Successful」と表示されたことを確認し、Reboot を選択。

TWRPでアンインストーラーを実行する手順4

System をタップすれば、Androidが再起動します。

TWRPでアンインストーラーを実行する手順5

最後に、MagiskのアイコンMagiskアプリそのものは自動で消えないため、手動でホーム画面からアンインストール操作をして下さい。

TWRPでアンインストーラーを実行する手順6

これで元の非root状態へ戻りました。

念のためRoot CheckerのアイコンRoot Checkerアプリを使い、正常にroot化が解除されているか確認しましょう。

Root Checker
Root Checker
Developer:joeykrim
Price:Free

トップページからRoot CheckerのVerify Root StatusのアイコンVerify Root Statusをタップして、Root Checkerのroot未完了アイコン次のメッセージが表示されれば元に戻っています。

Sorry! Root access is not properly installed on this device.

Root Checkerアプリでroot解除を確認する手順

root化を検知されて使えなかったアプリも、起動できるようになります。

rootから元に戻すと起動できるアプリの説明

三菱UFJ銀行アプリの例。root解除後は起動できる。

 

〆:リスクを承知でroot化を楽しもう!

以上、Pixel 3aをroot化する方法! TWRPでAndroid 9にMagiskをインストールしよう の説明でした。

必要なコマンド入力も多く、ハードルは高めの内容となっています。

が、一度成功すれば様々な改造が可能となるので、root化を検討中の方はぜひご参考下さい。

参考 Magisk – Installation Instruction

参考 Android Developers – SafetyNetによるセキュリティ脅威からの保護

root
スポンサーリンク
スポンサーリンク
現金チャージで最大2.5%のAmazonポイント還元
Amazonの買い物はAmazonギフト券チャージタイプがオススメ!チャージする都度、最大2.5%のポイントが貯まるのでお得です。

関連記事

スポンサーリンク
スポンサーリンク
あっとはっく

コメント

  1. 匿名 より:

    NEXUS5Xで8.1(OPM7)で最新版majiskインストールできてます。

    TWRPインストール
    zipをDL TWRPでインストール
    manager インストール

    managerはOS起動後インストールします。zipあてただけではインストールは完全には終わりません。
    xdaをよく見てみればわかります。

    とはいいつつ参考にさせていただきました。ありがとうございます。

  2. バーバラ より:

    まったく同じ手順で行い、Successfulと出たのですが、root checherで確認するとroot化されてませんでした。Magisk Managerもアプリに追加されていません…

  3. とおりすかり より:

    イメージファイルで起動するには
    fastboot boot イメージファイル名

    リカバリーを起動するには
    fastboot reboot recovery

    だったような

タイトルとURLをコピーしました