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この記事では、Magiskを隠して、root検知を回避する方法を解説します。
root端末で起動できないアプリがあれば、お試しあれ。
Magiskを隠してroot検知を回避する方法
SafetyNetやPlay Integrityというセキュリティ検知によって、一部アプリはroot化端末で起動できません。
このroot検知を回避する、基本的な設定を3パターン紹介します。
- Magiskのパッケージ名を変える
- Zygiskを有効にしてDenyListを指定する
- Play Integrity Fixを導入する
①:Magiskのパッケージ名を変える
Magiskのパッケージ名を変えて、見た目は別アプリのように偽装する機能があります。
アプリによっては、Magiskのパッケージ名でフィルターをかけて、起動を制限している場合があります。
そのようなケースで、この機能が活躍します。
まず、Magiskの設定メニューから Magiskアプリを隠す を選択します。
アプリ名は任意ですが、デフォルトのSettingsでよいでしょう。
ホーム画面へのショートカット追加が提案されます。
特に理由がなければ、追加するのがオススメです。
これでMagiskを隠すことができました。
アプリアイコンはSettingsと表示されます。
またデフォルのパッケージID(com.topjohnwu.magisk)から、ランダムな文字列に変わっています。
②:Zygiskを有効にしてDenyListを指定する
Magiskでは、一時的にroot状態を”見えなくする”機能があります。
これを有効にすれば、SafetyNetの検知をすり抜けて、アプリを起動できる場合があります。
まず、Magiskの設定メニューから Zygisk をオンにします。
DenyListを構成 から、root検知を回避したいアプリを選択します。
最後に DenyListを適用 をオンにして、端末を再起動します。
root検知に引っかかっていたアプリを起動できれば成功です。
機能の仕組みとして、一時的に非root環境に戻ることで、root検知を回避しています。
したがって対象アプリ起動中、Magiskモジュールは機能しなくなります。
なお以前のMagiskではMagiskHideという機能がありましたが、現在は代わりにこの機能が実装されています。
③:Play Integrity Fixを導入する
Magiskに専用のモジュールを導入して、SafetyNetやPlay Integrityの検知を回避します。
GitHubページから、モジュールPlay Integrity Fixをダウンロードしましょう。
Magiskでモジュールをインストール、端末を再起動します。
root検知に引っかかっていたアプリを起動できれば成功です。
〆:root化で起動できないアプリを動かそう!
以上、Magiskを隠してroot検知を回避する方法! root化で起動できないアプリを動かそう の説明でした。
root検知に引っかかるアプリとして、銀行系・決済系・ゲーム系アプリが多いですが、紹介した設定によってパスできる可能性が高いです。
▼例:セブンイレブンアプリ
▼例:Pokemon GO
ただ完璧ではなく、セキュリティの厳しいアプリでは失敗するケースもあります。
この分野はセキュリティと開発者のイタチごっこで、常に変化しているため、最新情報は検索してみることをオススメします。
興味のある方は、ご参考ください。
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