スマートフォンのブラウザで表示しているページは、様々な方法で全体を1つの画像として撮影できます。
本記事ではその方法について、AndroidとiPhoneに分けて紹介します。
SNS(例:Instagram /
LINE)で縦に長いアプリなども、画面を繋げてスクショ撮影可能ですよ。
パソコンで画面全体を撮影する方法は、関連記事【パソコンで縦長Webページのスクリーンショットを撮影する方法! Chrome画面全体のキャプチャを保存しよう [Windows/Mac]】で解説しています。
![](https://sp7pc.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
Androidでページ全体のスクリーンショットを撮影する方法
オススメのアプリを2つ紹介します。
アプリ | 共通する特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
![]() LongShot for long screenshot |
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![]() スクリーンショット イージー |
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![LongShot for long screenshotのアイコン](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_31.png)
![スクリーンショットイージーのアイコン](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_54.png)
それぞれ順番に解説します。
アプリ①:LongShot for long screenshotで画面スクロールを撮る使い方
「ブラウザで撮影するか」・「ブラウザ以外で撮影するか」によって手順が異なるため、下記2パターンに分けて説明します。
- Webページ全体のスクリーンショットを撮影する
- 好きなアプリで画面全体のスクリーンショットを撮影する
Webページ全体のスクリーンショットを撮影する
例えばChromeの場合、撮影したいページでメニューから 共有 →
LongShot for long screenshotと選び、
ページ内で撮影する範囲を、Start position(開始位置)とEnd position(終了位置)で決め、 End here and capture で実行します。
ページ全体を残したいなら、最下部までスクロールしてから End here and capture をタップすれば、全範囲をスクリーンショット撮影できます。
![LongShot for long screenshotでWebページ全体のスクリーンショットを撮影する手順3](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_34.png)
(右)保存されたページ全体のスクショ画像
範囲を限定したいなら、該当箇所までスクロールしてから End here and capture をタップすれば、指定範囲のみスクリーンショット撮影できます。
![LongShot for long screenshotでWebページ全体のスクリーンショットを撮影する手順4](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_35.jpg)
(右)保存されたページ途中までのスクショ画像
その他、LongShot for long screenshotの「CAPTURE WEB PAGE」から、対象ページのURLを指定する手順もあります。
好きなアプリで画面全体のスクリーンショットを撮影する
LongShot for long screenshotで「CAPTURE SCREENSHOT」の Auto scroll にチェックを入れた後、
アイコンをタップすると、画面上にフローティングボタンが表示されます。
![LongShot for long screenshotで好きなアプリで画面全体のスクリーンショットを撮影する手順1](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_37.jpg)
(右)画面上にフローティングボタンが表示される
例えばInstagramの縦長画面を撮影する場合、まず開始時に Start を選択。
すると自動で画面がスクロールするので、終了位置で赤線をタップします。
撮影結果が表示されるので、問題なければ SAVE を選択。
これで好きなアプリでページ全体をスクリーンショットできます。
![LongShot for long screenshotで好きなアプリで画面全体のスクリーンショットを撮影する手順3](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_40.jpg)
(左)撮影結果が表示される (右)保存された画面スクロールのスクショ画像
![LongShot for long screenshotのアイコン](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_31.png)
アプリ②:スクリーンショットイージーで画面スクロールを撮る使い方
「ブラウザで撮影するか」・「ブラウザ以外で撮影するか」によって手順が異なるため、下記2パターンに分けて説明します。
- Webページ全体のスクリーンショットを撮影する
- 好きなアプリで画面全体のスクリーンショットを撮影する
Webページ全体のスクリーンショットを撮影する
例えばChromeの場合、撮影したいページでメニューから 共有 →
スクリーンショットイージーと選び、
キャプチャ でページ全範囲をスクリーンショット撮影できます。
![スクリーンショットイージーでWebページ全体のスクリーンショットを撮影する手順2](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_56.jpg)
(右)保存されたページ全体のスクショ画像
限られた範囲を残したいなら、アイコンをタップすれば調整できます。
![スクリーンショットイージーでWebページ全体のスクリーンショットを撮影する手順3](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_57.png)
(右)グレーとなった範囲は撮影されない
その他、スクリーンショットイージーアプリの「ウェブサイトのスクリーンショット」タブで対象ページのURLを入力後、キャプチャを開始 → キャプチャ と実行する手順もあります。
好きなアプリで画面全体のスクリーンショットを撮影する
スクリーンショットイージーの「スクリーンショットをスクロールする」タブで キャプチャを開始 をタップすると、画面上に
フローティングボタンが表示されます。
![スクリーンショットイージーで好きなアプリで画面全体のスクリーンショットを撮影する手順1](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_60.jpg)
(右)画面上にフローティングボタンが表示される
例えばLINEの縦長画面を撮影する場合、繋げたい画面ごと
フローティングボタンをタップして複数枚のスクリーンショットを撮ります。
撮影できたら完了アイコンを選択、
![スクリーンショットイージーで好きなアプリで画面全体のスクリーンショットを撮影する手順2](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_61.jpg)
(左)繋げたい画面ごと撮影 (右)撮影できたら完了ボタンをタップ
一連のスクリーンショットが並びますが、境目がズレている可能性が高いため、を上下に動かして手動で調整します。
で保存した後、不要な部分が残っていれば、
アイコンをタップして、
![スクリーンショットイージーで好きなアプリで画面全体のスクリーンショットを撮影する手順3](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_64.jpg)
(左)①ズレてる境目を修正して②保存する
トリミングして最終調整すれば完了です。
![スクリーンショットイージーで好きなアプリで画面全体のスクリーンショットを撮影する手順4](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_67.jpg)
(右)保存された画面スクロールのスクショ画像
参考:スクロールスクリーンショットで撮影する方法(Android 12)
Android 12より標準機能として、スクロールスクリーンショットが導入されました。
通常のスクリーンショット操作で キャプチャ範囲を拡大 オプションが表示されるので、範囲をページ全体まで拡大して保存できます。
![Android 12のスクロールスクリーンショットで撮影する手順](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_68.jpg)
設定アプリのページ全体を撮影する例。
なおアプリによっては キャプチャ範囲を拡大 オプションが表示されません。
対応アプリは順次広がっていくので、Android 12の端末をお持ちであれば試す価値アリです。
補足:AndroidでウェブサイトをPDF変換する方法
ファイル形式PDFでページ全体のスクリーンショット撮影したい場合、2つの方法があります。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
印刷メニューで PDFを作成する |
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Web Snapshots でPDFを作成する |
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次のようなシーンでは、本記事で紹介した画像形式(例:PNG)よりPDF形式の方が便利かもしれません。
- サイトをオフラインで閲覧したい
- サイトを相手へ共有したい
詳細は関連記事【AndroidでWebページをPDF化する方法! スマホのChromeでサイト全体を保存しよう】で解説しています。
![](https://sp7pc.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
補足:Androidのスクリーンショット撮影方法まとめ
Androidでは様々な方法で、スクリーンショット撮影が可能です。
例えばAssistive Touchというアプリで、画面上の仮想ボタンをタップして撮影できます。
![Assistive Touchでスクリーンショット撮影する説明](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2018/07/33905_38.jpg)
スクリーンショットをタップで(左)、撮影できる(右)。
![](https://sp7pc.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
このようにAndroidのスクリーンショット撮影を強化する豆知識を、関連記事【Androidのスクリーンショット設定まとめ! 画面キャプチャをショートカットで撮影しよう】で解説しています。
![](https://sp7pc.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
iPhoneでページ全体のスクリーンショットを撮影する方法
オススメのアプリを2つ紹介します。
アプリ | メリット | デメリット |
---|---|---|
![]() WebCollector |
|
|
![]() Tailor |
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![WebCollectorのアイコン](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_41.png)
![Tailorのアイコン](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_48.png)
それぞれ順番に解説します。
アプリ①:WebCollectorで画面スクロールを撮る使い方
WebCollectorを使えば、Webページ全体のスクリーンショット撮影ができます。
手順は主に2パターンあります。
- WebCollectorのアプリ内ブラウザでスクリーンショットを撮影する
- SafariからWebCollectorを呼び出してスクリーンショットを撮影する
WebCollectorのアプリ内ブラウザでスクリーンショットを撮影する
WebCollector内のブラウザで撮影したいページを開き、
アイコンから
共有メニューを開きます。
画像を保存 で全範囲をスクリーンショット撮影できます。
![iOS写真アプリのアイコン](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2017/05/15807_07.png)
![WebCollectorのアプリ内ブラウザでスクリーンショットを撮影する手順2](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_44.png)
(右)保存されたページ全体のスクショ画像
SafariからWebCollectorを呼び出してスクリーンショットを撮影する
Safariで撮影したいページを開き、
共有メニューから
WebCollectorを呼び出します。
WebCollectorで開く の後、共有メニューをタップし、
画像を保存 で全範囲をスクリーンショット撮影できます。
![iOS写真アプリのアイコン](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2017/05/15807_07.png)
![SafariからWebCollectorを呼び出してスクリーンショットを撮影する手順3](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_44.png)
(右)保存されたページ全体のスクショ画像
![Safariのアイコン](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2019/07/5591_89.png)
![Chromeのアイコン](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/08/7712_61.png)
![共有アイコン](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2018/04/29119_121.png)
![WebCollectorのアイコン](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_41.png)
![WebCollectorのアイコン](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_41.png)
なお類似アプリは他にもあり、例えば画面メモSSもオススメです。
![WebCollectorのアイコン](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_41.png)
アプリ②:Tailorで画面スクロールを撮る使い方
Tailorを使えば、撮影した複数のスクリーンショットを繋ぎ合わせて、1枚の画像へ変換できます。
![Instagramのアイコン](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2019/07/34073_17.png)
![LINEのアイコン](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2019/07/770_36.png)
まず繋げたい画面ごと、複数枚のスクリーンショットを撮り、Tailorを起動します。
すると一連のスクリーンショットをTailorが自動で識別・結合してくれます。
Shareアイコンをタップして、
Save Image を実行すれば、保存完了です。
![iOS写真アプリのアイコン](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2017/05/15807_07.png)
![TailorでiPhoneの画面スクロールを撮る手順3](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_52.jpg)
(右)保存された画面スクロールのスクショ画像
ブラウザに限らず、スクリーンショット撮影できるアプリであれば、何でも縦長の画像として結合できるのが魅力です。
![TailorでiPhoneの画面スクロールを撮る手順4](https://sp7pc.com/wp-content/uploads/2016/06/6860_53.jpg)
LINEアプリで画面スクロールをスクリーンショット撮影した例。
補足:iPhoneでウェブサイトをPDF変換する方法
ファイル形式PDFでページ全体のスクリーンショット撮影したい場合、2つの方法があります。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
マークアップで PDFを作成する |
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印刷メニュー でPDFを作成する |
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次のようなシーンでは、本記事で紹介した画像形式(例:PNG)よりPDF形式の方が便利かもしれません。
- サイトをオフラインで閲覧したい
- サイトを相手へ共有したい
詳細は関連記事【AndroidでWebページをPDF化する方法! スマホのChromeでサイト全体を保存しよう】で解説しています。
![](https://sp7pc.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
〆:自動でページ全体をスクリーンショット撮影しよう
以上、スマホでページ全体のスクリーンショット撮影する方法! Android/iPhoneで縦長画面を繋げてキャプチャを保存しよう の説明でした。
アプリによっては「ページ内でスクリーンショットを複数撮影→画像を結合」という機能もありますが、繋ぎ目がずれるリスクがあります。
その点、紹介したアプリなら自動で結合作業を実施してくれるため、長いページであっても綺麗に1枚の画像として保存可能です。
ぜひ、お試しあれ。
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