Androidで充電中の画面表示を変える方法! 勝手に画面がつく原因と解決策

スポンサーリンク
MacroDroid

この記事では、Androidを充電中、画面が勝手につく症状について解説します。

画面が消えずに困っていれば、ぜひどうぞ。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

Androidを充電中に画面が常時点灯する原因と解決策

そもそもですが、画面消灯までの時間を正しく設定できているか確認しましょう。

通常、Android設定アプリのアイコン設定から自由に変更できます。

Androidでスリープ時間を調整する説明

Xperia 10 IIの例。設定の「画面設定」→「画面消灯」で調整できる。

充電中、ここで指定した時間を過ぎたにも関わらず、なせかスリープへ切り替わらない場合、以降の原因をチェックして下さい。

説明の流れ
  • 原因①
    開発者向けOPが有効になっているため
  • 原因②
    スクリーンセーバーが有効になっているため
  • 原因③
    アンビエント表示が有効になっているため
  • 原因④
    GoogleアプリのAmbient Modeが有効になっているため
  • 原因⑤
    充電器で不良が発生しているため

原因①:開発者向けOPが有効になっているため

開発者向けオプションで スリープモードにしない が有効になっていると、充電中はディスプレイが常時オンとなります。

タップして、オフに切り替えましょう。

開発者向けOPで充電中に画面を常時表示する手順1

設定の「開発者向けオプション」より「スリープモードにしない」が見つかる。

開発者向けOPで充電中に画面を常時表示する手順2

充電中はスリープ時間を無視してずっと点灯する。

初めて開発者向けオプションを使う場合、Android設定アプリのアイコン設定より デバイス情報 → ビルド番号 を連続タップで有効になります。

開発者向けOPを初めて使う手順

うまくメニューが見つからない場合、Android設定アプリのアイコン設定で”開発”等のキーワード検索してみて下さい。

何もヒットしなければ、開発者向けオプションがそもそも有効になっていないため、問題ありません。
設定画面で開発者向けオプションを検索する説明

Galaxy A20の設定画面で検索して、何もヒットしない例。

原因②:スクリーンセーバーが有効になっているため

スクリーンセーバーが有効になっていると、充電中はスリープモードへ入った後、別の画面が表示されます。

Androidのスクリーンセーバー機能の説明

Xperia 10 IIのスクリーンセーバー例。時計が表示される。

例えばXperia 10 IIの場合、Android設定アプリのアイコン設定の 画面設定スクリーンセーバー より、

スクリーンセーバーをオフにする手順1

起動するタイミングなし にすれば、設定がオフになります。

スクリーンセーバーをオフにする手順2

画面表示を変えたい場合、現在のスクリーンセーバー を選択すればOK。

たいていの機種は、下記3パターンが備わっています。

  • ランダムなカラーを表示
  • 端末内の写真を表示
  • 現在時刻を表示

スクリーンセーバーの画面表示を変える手順1

スクリーンセーバーの画面表示を変える手順2

(左)ランダムなカラーを表示 (右)端末内の写真を表示

うまくメニューが見つからない場合、Android設定アプリのアイコン設定で”スクリーンセーバー”等のキーワード検索してみて下さい。

設定でスクリーンセーバーのメニューを検索する説明

Pixel 3a XLの設定画面で検索する例。

原因③:アンビエント表示が有効になっているため

アンビエント表示(別称:Always On Display)が有効だと、スリープ状態でも常に、時刻や天気、バッテリー残量などの情報が表示されます。

先に紹介したスクリーンセーバーと似ていますが、アンビエント表示は充電中”以外”も動作する点で差分があります。
アンビエント表示の説明

Pixel 3a XLのアンビエント表示の画面例。

似たような表示が出ていて困っている場合、機能をオフにしましょう。

Pixel 3a XL(Android 12)の画面を例に説明します。

Android設定アプリのアイコン設定の ディスプレイ → ロック画面 より、時間と情報を常に表示 を確認すればOKです。

アンビエント表示を無効にする説明1

お使いの機種でうまく見つからない場合、Android設定アプリのアイコン設定から検索してみて下さい。

アンビエント表示を無効にする説明2

AQUOS sense3の例。”時計”と検索すれば、メニューが見つかる。

アンビエント表示(Always On Display)の詳細は、関連記事【Always On Displayの使い方! Galaxyのアンビエント表示をAndroid全機種で設定しよう】で解説しています。

Always On Displayの使い方! Galaxyのアンビエント表示をAndroid全機種で設定しよう
この記事では、AndroidでAlways On Displayを設定する手順を解説します。非対応の機種も、アプリを使えばアンビエント表示が可能となります。

原因④:GoogleアプリのAmbient Modeが有効になっているため

GoogleアプリのアイコンGoogleアプリのAmbient Modeアンビエントモード)が有効になっていると、充電中はスリープモードへ入った後、別の画面が表示されます。

GoogleのAmbient Mode(アンビエントモード)の説明1

充電中にアンビエントモードへ切り替わる例。

先に紹介したスクリーンセーバーやアンビエント表示(Always On Display)と似ていますが、画面にGoogleアシスタントのロゴGoogleアシスタントのアイコンが登場するのが目印です。

特にアンビエント表示と名前が似ているので注意しましょう。今回のアンビエントモードはGoogle提供の機能、アンビエント表示は端末メーカー提供の機能という違いがあり、それぞれ独立しています。
GoogleのAmbient Mode(アンビエントモード)の説明2

アンビエントモードの画面。現在時刻や通知、天気情報などが表示される。

似たような表示が出ていて困っている場合、機能をオフにしましょう。

GoogleアプリのアイコンGoogleアプリのアカウントメニューより 設定Googleアシスタント と進み、

GoogleのAmbient Mode(アンビエントモード)を無効にする手順1

背景モードAmbient Mode をオフにすればOK。

GoogleのAmbient Mode(アンビエントモード)を無効にする手順2

うまくメニューが見つからない場合、Android設定アプリのアイコン設定で”背景モード”等のキーワード検索してみて下さい。

機種によっては非対応のため、何もヒットしないケースがあります。その場合、アンビエントモードがそもそも有効になっていないため、問題ありません。
GoogleのAmbient Mode(アンビエントモード)を無効にする手順3

Xperia 10 IIの例。”背景モード”と検索すれば、メニューが見つかる。

原因⑤:充電器で不良が発生しているため

もし充電中に画面点灯・消灯を繰り返す場合、接続している充電ケーブルに原因があるかもしれません。

接触不良等の理由で、自動スリープ→充電開始によるスリープ解除→自動スリープ→・・・をループしている可能性があります。
Xperia 10 IIを充電する説明

充電中のXperia 10 IIの例。

スマートフォン側と充電ケーブル側、どちらに原因があるか切り分けのため、以下の作業をお試し下さい。

  • 該当のスマートフォンを、別の充電ケーブルで充電してみる
  • 該当の充電ケーブルを、別のスマートフォンで使ってみる
検証できる環境がない場合、最寄りの携帯ショップで相談してみるとよいでしょう。

充電ケーブル側の原因が疑われる場合、買い替えが推奨されます。

以上、なせか充電中に画面が変わり、スリープとならない原因でした。

同じような事象が起きていれば、ぜひチェックしてみて下さい。

 

補足:充電中のディスプレイに関するアレコレ

本パートでは、スマートフォン充電中のディスプレイ表示に関する、細かい情報を補足します。

興味があれば、どうぞ。

説明の流れ
  • 補足①
    充電中に画面を常時オンにするデメリット
  • 補足②
    充電中以外も画面を常に点灯する方法
  • 補足③
    充電中に白黒画面へ変わってしまう原因
  • 補足④
    充電中の表示を出す方法

充電中に画面を常時オンにするデメリット

充電中、ディスプレイをつけっぱなしにするデメリットは、主に2点です。

  • バッテリーが悪化する
  • 画面焼けのリスクが高まる

1つ目が、バッテリーの悪化です。

充電と放電を同時に行うため、電池の消耗が著しいです。
ディスプレイの常時表示によりバッテリーが悪化する説明

HUAWEI P20 liteの例。電池消費量ランキングの上位に”画面”がある(右)。

2つ目に、画面の焼き付きも注意が必要です。

【画面の焼き付きとは?】 – スマートフォンのディスプレイに長時間同じイメージを表示し続けることにより、画面に残像が残る現象を指す。特に有機ELディスプレイ搭載の端末で見られる。

例えばホーム画面の場合、「ステータスバー」・「ナビゲーションバー」・「ドック」の3つが表示される時間が長いため、

ディスプレイの常時表示により画面焼けが起こりうる説明1

これら3つのイメージが、焼き付き現象を引き起こしやすいです。

ディスプレイの常時表示により画面焼けが起こりうる説明2

Nexus 6Pの例。画面全体を白くすると、ナビゲーションバーとドックの焼き付きがはっきりわかる。

焼き付きは、画素の劣化が原因となっているため改善は難しく、修理または買い替えが必要となります。

従って、事前に焼き付きを防ぐ3つの対策を知ってることが重要です。

  1. 画面表示を黒系統に変える
  2. 同じ画面を長時間表示しない
  3. 必要以上に画面輝度を上げない

より詳細な情報は、関連記事【Androidで画面の焼き付きを直す方法! スマホの液晶や有機ELの画面焼けを改善しよう】で解説しています。

Androidで画面の焼き付きを直す方法! スマホの液晶や有機ELの画面焼けを改善しよう
この記事では、スマホの画面焼けについて解説します。画面の焼き付きが起こる原因やその対策、改善方法を説明しています。

充電中以外も画面を常に点灯する方法

画面消灯までの時間は、Android設定アプリのアイコン設定で自由に変更できますが、原則スリープ「なし」は選べません。

Androidでスリープ時間を変更する説明

Xperia 10 IIの例。設定の「画面設定」→「画面消灯」で調整できる。

が、主に3パターンの方法で、この制約を突破して、画面を常時点灯できます。

方法 常時点灯の条件
①:
サードパーティ製アプリを使う
特になし
(特定アプリのみ限定も可能)
②:
開発者向けオプションを使う
充電中
③:
スクリーンアテンション機能を使う
画面を見ている or 端末を持っている

②は本記事で取り上げた内容ですが、①・③のように充電中”以外”であってもディスプレイを常時オンにできます。

例えばKeepScreenOnのアイコンKeepScreenOnを使えば、Android設定アプリのアイコン設定のスリープ時間に関わらず、画面のタイムアウトを無効にできます。

KeepScreenOnで画面を常時表示する説明1

使い方はシンプルで、開始ボタンを押すだけ。

KeepScreenOnで画面を常時表示する説明2

例えば、Googleマップをずっと表示し続けることが可能。

詳細は関連記事【Androidのスクリーン画面を常時オンにする方法! ディスプレイを常に点灯させよう】で解説しています。

Androidのスクリーン画面を常時オンにする方法! ディスプレイを常に点灯させよう
この記事は、画面を常に消灯させない方法を解説します。スリープ時間になっても、なぜか画面が消えない症状についても触れます。

充電中に白黒画面へ変わってしまう原因

なぜか充電中のみ、画面が勝手にモノクロ表示に切り替わる場合、「おやすみ時間モード」が原因かもしれません。

おやすみ時間モードで画面がモノクロ表示になる説明

充電を開始すると、白黒表示になってしまう例。

Xperia 10 II(Android 11)の画面を例に説明します。

Android設定アプリのアイコン設定から Digital Wellbeingと保護者による使用制限おやすみ時間モード と進み、

充電中に白黒画面へ変わってしまう原因1

おやすみ時間モードを オフ にすればOK。

充電中に白黒画面へ変わってしまう原因2

(左)「おやすみ時間の充電中」がオンだと、充電中にモノクロ表示となってしまう。

うまくメニューが見つからない場合、Android設定アプリのアイコン設定の検索より、”おやすみ”・”digital”などキーワードを入れて、ヒットするか確認して下さい。

充電中に白黒画面へ変わってしまう原因3

AQUOS sense3の例。”おやすみ”と検索するとヒットする。

なお画面のモノクロ表示は、スマホ中毒対策として有効な一面もあります。

より詳細な情報は、関連記事【スマホの画面を白黒にする方法! Androidのグレースケールでディスプレイをモノクロにしよう】で解説しています。

スマホの画面を白黒にする方法! Androidのグレースケールでディスプレイをモノクロにしよう
この記事では、Android画面を白黒にする方法を解説します。モノクロ表示にすれば、スマホ中毒に有効です。

充電中の表示を出す方法

機種によっては画面をOFFにしているとき、充電中にバッテリー充電情報が表示されます。

Galaxyで充電中の表示の説明

Galaxy A20の例。充電中の残バッテリー情報が出る。

これはAndroid設定アプリのアイコン設定の ディスプレイ充電情報を表示 より切り替え可能です。

充電中の表示を出す方法

なお充電情報を非表示にしても、別機能のアンビエント表示(別称:Always On Display)が有効だと、相変わらずバッテリー残量は表示され続けます。

詳細は前パートで解説しています(コチラをタップしてジャンプ)。

 

〆:充電中勝手につく画面を消そう!

以上、Androidで充電中の画面表示を変える方法! 勝手に画面がつく原因と解決策 の説明でした。

なぜか充電中に画面が消えずに困っていれば、本記事の内容をお試しあれ。

参考 android.com – Androidデバイスをスリープ(画面消灯)させない設定方法

参考 Pixelヘルプ – スクリーンセーバーを設定する

参考 Galaxyヘルプ – 充電情報を表示(非表示)させる方法を教えてください。

MacroDroid
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました