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本記事では、Macの外付けHDDでパーティションを分割する方法を解説します。
1台の外付けHDDで、次の2点を同時に満たしたい場合、役に立つ方法ですよ。
- MacでTime Machineのバックアップ先として使う
- WindowsとMac、両方で読み取れるデータ保存先として使う
Macの外付けHDDにパーティションを作成する方法
外付けHDDをMacとWindows両方で使いたい場合、フォーマット形式をexFATにすれば実現できます。
関連記事 外付けHDDをMacとWindows両方で使う方法
ただexFATだと、MacでTime Machineとして使うことができません。
そのようなシーンで、パーティションを分割すれば、1台のHDDを複数用途として活用できます。
①:外付けHDDを再フォーマットする
Macと外付けHDDを接続してから、ディスクユーティリティを起動します。
左メニューより接続した外付けHDDを選択し、「パーティション作成」ボタンをクリックします。
ただ環境によっては、グレーアウトされ選択できない場合があります。
この場合、パーティションマップを「GUIDパーティションマップ」に変更して再フォーマットが必要です。
左上メニューより表示形式を「すべてのデバイス」に切り替え、
上位階層の領域を表示してから、「消去」ボタンを選択します。
プルダウンメニューを次のように設定して、消去 します。
項目 | 選択内容 |
---|---|
フォーマット | Mac OS拡張(ジャーナリング) |
方式 | GUIDパーティションマップ |
これで「パーティション作成」ボタンをクリックできます。
②:パーティションを変更する
パーティション作成画面では青い円グラフが表示され、+ボタンをクリックして分割する枠を増やせます。
各枠を選択すれば、それぞれの名前とフォーマット形式を設定できます。
またパーティションの比率は均等でなくてもOK。
円グラフの境界を動かして、自由に調整可能です。
例えば、パーティションを2つに分割してみます。
- Time Machine(タイムマシン)のバックアップ領域
- Windowsでも読み取れるデータ保存領域
Time Machine(タイムマシン)領域のフォーマットは「Mac OS拡張(ジャーナリング)」として下さい。
名前は任意ですが、「TimeMachine」など分かりやすい名称がオススメです。
Windowsでも読み取れるデータ保存領域のフォーマットは「exFAT」として下さい。
名前は任意ですが、「DATA」など分かりやすい名称がオススメです。
設定できれば「パーティション作成」を実行。
指定した条件で、外付けHDDにパーティションが作成されます。
以上で、ディスクユーティリティを利用した作業は終了です。
Time Machineの設定では、作成したパーティションのうちTime Machine領域を選択して下さい。
またデータ領域に、WindowsからもアクセスできていればOKです。
〆:一度設定すればとっても便利!
以上、Macの外付けHDDで複数パーティションを作成する方法! TimeMachineやWindows対応のデータ領域に分割しよう の説明でした。
ディスクユーティリティでパーティション分割すれば、1つの外付けHDDを様々な用途で活用できます。
初期設定が少し面倒ですが、一度設定すれば、その後の調整は不要なので便利ですよ。
ぜひご参考あれ。
コメント
わかりやすくありがとうございます!
僕の外付けHDDだとMS-DOS (FAT)が選べなかったので、exFAT(こっちでもWINDOWSで共有可能)で分けました。