親や企業の総務部門にとって、携帯を与えている子供や従業員による「使いすぎ防止」は広くニーズがある分野でしょう。
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機能を制限したいアプリや機能によってその方法は様々ですが、ドコモメールの場合、キャリア側の設定により「メール送信」自体を制限することができます。
そこで本記事では、iPhone / Android / フィーチャーフォン(ガラケー)に共通して、ドコモメールの送信を規制する方法を紹介します。
photo by Kārlis Dambrāns
ドコモメールの送信を規制する方法
解決策①:キャリア側の設定でメール送信規制をする
iPhone / Android / フィーチャーフォン(ガラケー)共通の解決策として、ドコモ側のキャリア設定でメールの送信に規制をかけることができます。
ドコモの「dメニュー」より「お客様サポート」→「メール設定」より「メール機能の停止」を選び、
設定をすると、メールの送受信ができなくなります。
上記はスマートフォン(iPhone / Android)を例にした説明でしたが、ガラケーのiモードメールも同様に機能停止ができます。
メール設定を変更するためには、「spモード または iモードパスワード」が必要になるため、利用者にパスワードを教えなければ、勝手に制限解除される心配もありません。
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解決策②:そもそもドコモメールのプロファイル設定をしない
2つ目の方法はiPhone限定の解決策となりますが、iOSの場合ドコモメールを利用するためには、専用プロファイルをインストールする必要があります。
そのため、手っ取り早い方法として、このプロファイルを削除してしまえば、ドコモメールは利用できないようになります。
プロファイルの削除の手順は、「設定」 → 「一般」 → 「プロファイル」と進み、
「iPhone利用設定(または「ドコモメール利用設定」)」のプロファイルを選んで、削除すればOKです。
プロファイルを再設定する際は「ネットワーク暗証番号」という4桁の数字が必要になるため、この番号を利用者に通知させなければ問題ありません。
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解決策③:【スマホ限定】MDMでメールアプリを規制する
3つ目の方法はスマートフォン(iPhone / Android)に限定した解決策となりますが、MDM(スマートフォン管理アプリ)をインストールすることで、メールアプリを規制する方法もあります。
iPhoneなら「メール」アプリを、Androidなら「ドコモメール」アプリを制限することで、利用者はドコモメールを起動できないため、結果として送信もできません。
これは企業向けの解決策なので、個人利用者にとってはハードルが高いかもしれません。
〆:ドコモメール送信規制の方法はあまりない
以上、ドコモメール送信の規制方法! 利用制限して使いすぎを防止しよう [iPhone/Android/ガラケー] の説明でした。
記事を見れば分かる通り、ドコモメールの送信を制限する解決策は、あまりありません。
受信に関しては、迷惑メール対策というニーズが多いため、規制手段は多いですが、送信については利用者本人の問題であるため、携帯キャリア側やメーカー側としても解決策を用意する必要性が薄いのでしょう。
今回はマニアックなテーマを取り上げました。ドコモメール送信規制を必要としている方は、ご参考あれ。
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