この記事では、PSPのUMDソフトからゲームを吸い出す方法を解説します。
ROMを入手して、エミュレータでプレイしたい方は、ぜひご参考ください。
前提:事前準備について
作業に必要なものです。
- PSP本体(CFW導入済み)
- UMDゲームソフト
- メモリースティック
- パソコン
- USBケーブル
UMDの仕様上、ソフトの吸い出しには、実機であるPSP本体が必要となります。
PSPの起動が久しぶりだと、バッテリーが膨張して使用できないことがあります(ボクはそうでした。。。)
新しいバッテリーを用意しましょう。
USBケーブルは、パソコンと接続するとき使います。
またPSP本体は、ファームウェアを改造(CFW=Custom Firmware)してあることが条件です。
未実施の場合、関連記事を参考に準備してください。
PSPのゲームデータを吸い出す方法
まずプラグインPSP Filerをダウンロードします。
Zipファイルを展開して、次の場所にある「FILER」フォルダをコピーします。
filer6.6\release\GAME
パソコンとPSPをUSBケーブルで接続して、PSP内部の以下場所を開き、コピーした「FILER」フォルダを貼り付けます。
PSP\GAME
ここからはUSBケーブルを取り外して、PSP側の操作です。
まずPSP本体に吸い出したいUMDソフトを入れます。
ゲーム → メモリースティック と進み、PSP Filerを実行します。
最初に言語を選びます。
日本語を選択して、○ボタンで決定します。
次にファイル一覧が出るので、△ボタンを押してから、Rボタンで UMD読み出し をします。
吸い出しをするデータファイルの名前を決めます。
あとで変更もできるので、デフォルトのまま START ボタンで決定しましょう。
ゲームの吸い出しが始まります。
しばらく時間がかかるので、気長に待ちましょう。
「読み込みが終了しました」と出れば完了です。✕ボタンで戻ります。
前の画面に戻るので、PSP本体を再起動します。
作業は以上です。
吸い出したゲームのROMデータ(.isoファイル)は、PSP内部の「ISO」フォルダに保存されています。
これをパソコン・スマートフォンに移せば、PPSSPPなどエミュレータでプレイできます。
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またPSP本体の画面でメモリースティックを開くと、吸い出したゲームが入っています。
UMDソフトを取り出してもプレイできるので、複数ゲームの切り替え時に便利です。
何も表示されない場合、LCFWから元のファームウェアに戻ってる可能性があります。
ゲーム → メモリースティック と進み、LME Launcherを実行してください。
関連記事 PSPにLCFWを導入する方法
〆:PSPのソフトをリッピングしよう!
以上、PSPのUMDゲームソフトを吸い出す方法! データをISOファイルに変換してROMを入手しよう の説明でした。
UMDソフトからゲームを吸い出すメリットは、主に2つあります。
- パソコンやスマホなどPSPのエミュレータでプレイできる
- PSP本体のメモリースティック上にソフトデータを保存できる
2について、PSP実機だけで遊ぶ場合も、「UMDの入れ替えなしで複数ソフトを切り替えできる」・「ゲームのロード時間が短縮される」等の恩恵があります。
ただし私的複製に限定するなど、著作権法の厳守が必須です。法的解釈がグレーな部分もあるため、あくまで自己責任でお試しください。
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