Android画面の自動回転ボタンを消す方法! 邪魔なrotateボタンを無効にしよう

この記事では、スマートフォン画面に表示される自動回転ボタンを無効にする方法を解説します。

邪魔に感じていれば、ぜひどうぞ。

この記事の目次

自動回転ボタンとは?

自動回転をオフにしている状態で、画面を傾けると回転アイコンが表示され、タップすると向きを変更できます。

この機能は、Android 9から搭載されています。

左下に表示される回転アイコン

機種によって表示される位置、デザインは異なります。

ナビゲーションバーを有効にしている場合、ナビゲーションバー上に出ることもあります。

ナビゲーションバー上に表示される回転ボタン

任意のアプリで画面回転できる便利な機能ですが、誤タップで回転してしまうケースもあり、邪魔に感じることも多いです。

次パートより、この回転アイコンを無効にする方法を紹介します。

2パターン紹介します。

2は一部機種(Galaxyなど)に限定されるため、1が汎用的な方法です。

まず事前準備として、お使いのパソコンでadbコマンドを使用できる環境を用意してください。

【adbコマンドとは?】Android Debug Bridgeコマンド。通常の設定画面からは行えない、高度なカスタマイズ指示をAndroidへ与えることが可能。

Windows・Macそれぞれにおける手順は関連記事で解説しています。

次のコマンドで、デバイスの接続確認まで済んでいればOKです。

adb devices

詳しくは長くなるため、関連記事をご確認ください。。。

接続したAndroid実機を認識できればOK。

あとは下記コマンドを実行するだけ。

adb shell settings put secure show_rotation_suggestions 0

画面を傾けて、回転アイコンが出なくなれば成功です。

Enterで実行

元に戻したい場合、以下コマンドを実行すればOKです。

adb shell settings put secure show_rotation_suggestions 1

Enterで実行

一部の機種は標準機能として、自動回転ボタンを無効にできます。

たとえばGalaxyシリーズの場合、クイック設定パネルの「自動回転」タイルを長押しで、ナビゲーションバーに回転ボタンを表示をオフにすればOK。

(左)赤枠を長押し (右)赤下線をタップでオフ

わざわざパソコンを用意して、adbコマンドを実行する手間がなくて簡単です。

お使いの機種で搭載されていれば、どうぞ。

以上、Android画面の自動回転ボタンを消す方法! 邪魔なrotateボタンを無効にしようの説明でした。

adbコマンドを用意するのは面倒ですが、一度設定すれば、画面に自動回転ボタンが出なくなりますよ。

ぜひ、お試しあれ。