Macで独自のキーボードショートカットを作成/変更する方法! macOSのアプリごとメニューに好きな組み合わせを設定しよう

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本記事では、Macで任意アプリのメニューに好きなキーボードショートカットを割り当てる方法を紹介します。

よく使う機能で好きなショートカットキーを設定すれば、作業を高速化できてオススメですよ。

 

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前提:アプリのショートカットキーとは?

たとえばプレビューのアイコンプレビューアプリでは、メニューバー ツールサイズを調整… にショートカットキーが配置されていません。

ただ今回紹介する方法で、通常は存在しないショートカットキーを作成可能です。

アプリのショートカットキーとは1

通常は「サイズを調整…」にショートカットキーが存在しない

アプリのショートカットキーとは2

「サイズを調整…」に独自のショートカットキーを配置した例

またデフォルトでショートカットキーが割り当て済みの機能も、自分の好きなキーで上書きすることも可能です。

 

独自のキーボードショートカットを作成する方法

macOSバージョンによって、少し手順が異なります。

以下2パターンにわけて説明します。

  • macOS Ventura以降
  • macOS Monterey以前

macOS Ventura以降の手順

システム環境設定のアイコンシステム設定から キーボード → キーボードショートカット と開きます。

「アプリのショートカット」で+ボタンをクリックして、ショートカット作成をします。

macOS Venturaでキーボードショートカットを作成する方法1

キーボード → キーボードショートカット

macOS Venturaでキーボードショートカットを作成する方法2

赤枠+ボタンをクリック

キーボードショートカット作成画面です。

項目名 内容
アプリケーション 対象アプリを指定する
※特に指定なければ「すべてのアプリケーション」
のままでOK
メニュータイトル ショートカットキーを割り当てたいメニューを、
“一字一句”正確に入力する
キーボードショートカット 設定したいショートカットキーを入力する
macOS Venturaでキーボードショートカットを作成する方法3

キーボードショートカットの作成画面

▼アプリケーション

macOS Venturaでキーボードショートカットを作成する方法4

プレビューアプリを指定する例

▼メニュータイトル

macOS Venturaでキーボードショートカットを作成する方法5

プレビューのメニュー名「サイズを調整…」を入力する例

▼キーボードショートカット

macOS Venturaでキーボードショートカットを作成する方法6

Shift + command + O キーを入力する例

これでショートカットキーを作成できました。

macOS Venturaでキーボードショートカットを作成する方法7

プレビューアプリ「サイズを調整…」にショートカットキーを作成した例

実際にそのメニューを表示してみて、指定したショートカットキーが表示されれば成功です。

macOS Venturaでキーボードショートカットを作成する方法8

プレビュー「サイズを調整…」に割り当てた、Shift + command + O キーが表示された

macOS Venturaでキーボードショートカットを作成する方法9

ショートカットキー入力で、そのメニューをすぐ起動できる

macOS Monterey以前の手順

システム環境設定のアイコンシステム環境設定から「キーボード」を開きます。

「ショートカット」タブ内の「アプリケーション」項目にて、+ボタンをクリックします。

macOS Montereyでキーボードショートカットを作成する方法1

キーボード

macOS Montereyでキーボードショートカットを作成する方法2

赤枠+ボタンをクリック

キーボードショートカット作成画面です。

項目名 内容
アプリケーション 対象アプリを指定する
※特に指定なければ「すべてのアプリケーション」
のままでOK
メニュータイトル ショートカットキーを割り当てたいメニューを、
“一字一句”正確に入力する
キーボードショートカット 設定したいショートカットキーを入力する
macOS Montereyでキーボードショートカットを作成する方法3

特にメニュータイトルに注意。一字でも異なるとうまく動作しない。

これでショートカットキーを作成できました。

macOS Montereyでキーボードショートカットを作成する方法4

プレビューアプリ「サイズを調整…」にショートカットキーを作成した例

実際にそのメニューを表示してみて、指定したショートカットキーが表示されれば成功です。

macOS Montereyでキーボードショートカットを作成する方法5

プレビューアのメニュー「サイズを調整…」にショートカットキーを割り当てた例。

 

デフォルトのショートカットキーを変更する方法

今回紹介した設定を使えば、各アプリでデフォルトで割り当てられるショートカットキーの変更も可能です。

例えばプレビューのアイコンプレビューアプリの場合、デフォルトで「開く…」メニューに commandO のショートカットキーが割り当てられています。

デフォルトのショートカットキーを変更する方法1

開く のデフォルトのショートカットキーは command + O

「開く…」メニューに対して、新たに optioncommandO のショートカットキーを登録することで、キーボードショートカットの組み合わせを”上書き”して変更できます。

デフォルトのショートカットキーを変更する方法2

option + command + O のショートカットキーを登録する

デフォルトのショートカットキーを変更する方法3

開く のショートカットキーが上書きされる

もしデフォルトのショートカットキーが使いづらければ、オススメの設定ですよ。

 

補足:ショートカットキーに関する注意点

注意点を2つ補足します。

説明の流れ
  • 補足①
    うまくキーボードショートカットを設定できない場合
  • 補足②
    メニュー内のショートカットキー重複に注意

うまくキーボードショートカットを設定できない場合

目的のメニューにショートカットキーを設定できない場合、「メニュータイトル」に誤りがないかチェックしてください。

例えばプレビューのアイコンプレビューアプリ「サイズを調整…」というメニュー名を、以下の誤った名前で登録すると、正確なメニュータイトルではないため、割り当てはされません。

正しいメニュー名 誤ったメニュー名
サイズを調整… サイズを調整
うまくキーボードショートカットを設定できない場合1

末尾の”…”が足りない、誤った名前で登録した例

うまくキーボードショートカットを設定できない場合2

「サイズを調整…」にショートカットキーが追加されない

メニュー内のショートカットキー重複に注意

各アプリですでに指定したショートカットキーの割り当てがある場合、注意が必要です。

例えばプレビューのアイコンプレビューアプリの場合、デフォルトで「開く…」メニューに commandO のショートカットキーが割り当てられています。

メニュー内のショートカットキー重複に注意1

開く のデフォルトのショートカットキーは command + O

別メニューに同じショートカットキー(commandO)を重複して割り当てると、「開く…」メニューのショートカットキーが無効となります。

メニュー内のショートカットキー重複に注意2

別メニューで、すでに割り当て済みショートカットキーを設定した例

メニュー内のショートカットキー重複に注意3

開く のショートカットキーが消えてしまう

このように重複してショートカットキーが設定される場合、新たに割り当てたメニューが優先されるので注意しましょう。

 

〆:オリジナルのショートカットキーを割り当てよう!

以上、Macで独自のキーボードショートカットを作成/変更する方法! macOSのアプリごとメニューに好きな組み合わせを設定しよう の説明でした。

よく使うメニューの機能で、ショートカットキーを設定すれば便利ですよ。

ぜひ、お試しあれ。

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