本記事では、Androidの開発者向けオプションでアニメスケールを変更する方法を解説します。
操作の体感速度を上がり、サクサクした動作になりますよ。
前提:開発者向けオプションを表示する方法
開発者向けオプションとは、Androidシリーズで用意されるGoogle公式の隠れ機能です。
どの機種も共通して、設定アプリ内にある、デバイスのビルド番号を連続タップすると追加されます。
システム メニュー内に 開発者向けオプション が表示されれば準備OK。
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Androidでアニメーションをオフにする方法
開発者向けオプションを開き、3種類のアニメーション設定を見つけます。
それぞれの内容です。
項目名 | 意味 |
---|---|
ウィンドウアニメスケール | ダイアログなど画面上にポップアップウインドウが 表示される際のアニメーション時間を変更 |
トランジションアニメスケール | 画面切り替え時のアニメーション時間を変更 |
Animator 再生時間スケール | 上記以外のほとんどのアニメーション時間を変更 |
いずれもデフォルトでは「1x」となっていますが、「10x」に近づけるほどアニメーションがゆっくりとなり、「オフ」に近づけるほどアニメーションが短縮します。
以下、わかりやすい例として、各項目を10xにした動画です。
ウィンドウアニメスケールは、ダイアログの表示スピードが超ゆっくりになります。
▼タップして再生(音は出ません)
トランジションアニメスケールは、ページ切り替えスピードが超ゆっくりになります。
▼タップして再生(音は出ません)
Animator 再生時間スケールは、ホーム画面に戻るときのスピードなど、様々な動作が超ゆっくりになります。
▼タップして再生(音は出ません)
これら項目をオフにすれば、余計なアニメーションがなくなるので、操作がサクサク・キビキビなります。
最も効果があるのは、Animator 再生時間スケールで、オフにするとほぼすべてのアニメーションが省略されます。
特にこだわりがなければ、3項目すべてオフにすればOKです。
〆:最適なアニメーションに調整しよう!
以上、Androidで操作の体感速度を向上する方法! アニメーションをオフにしてバッテリーを改善しよう の説明でした。
3つのアニメーションをすべて無効化すれば、スマホ操作の体感速度向上のメリットがあります。
一方、アニメーションがない動作は面白みに欠けるデメリットもあるので、まずは実際に試してみてください。
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