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Macでゲストユーザの使い方! マルチアカウントで友人や子供に機能を制限して貸そう

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自分のMacを第三者へ貸与する際、プライバシーとセキュリティ面で不安がありますよね。

そこで便利なのがmacOS標準の「ゲストユーザ」機能で、このアカウントログイン中には次の特徴があるため、安心して使わせることができます。

  • 使用する機能を限定できる(プライバシー対策)
  • 保存したデータはログアウト時に自動削除できる(セキュリティ対策)

本記事では、この「ゲストユーザ」機能の使い方を紹介します。

Photo by Reezky Pradata from Pexels

 

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Macでゲストユーザの作り方

macOSでゲストアカウントを作る手順

記事中の内容は、macOS Mojave(10.14.3)で検証しています。

まず「システム環境設定」→「ユーザとグループ」へ進み、

macOSでゲストアカウントを作る手順1

macOSシステム変更の鍵アイコン鍵アイコンをクリックして、パスワードを入力します。

macOSでゲストアカウントを作る手順2

下記にチェックを入れれば準備OK。

  • ゲストにこのコンピュータへのログインを許可

macOSでゲストアカウントを作る手順3

ログイン画面に「ゲストユーザ」が表示されるようになります。

macOSでゲストアカウントを作る手順4

macOSのペアレンタルコントロールでゲストアカウントを機能制限する手順

ゲストアカウント作成画面で下記にチェックを入れると、「ゲストユーザ」が使用できる機能・アプリケーションに制限をかけられます。

  • ペアレンタルコントロールを適用

具体的な制限内容の調整は「ペアレンタルコントロール」へ進み、

macOSのペアレンタルコントロールでゲストアカウントを機能制限する手順1

制限したいジャンルごと設定します。

macOSのペアレンタルコントロールでゲストアカウントを機能制限する手順2

ペアレンタルコントロールで指定したWebサイトのみアクセス許可する例。主に子供向けの設定。

 

Macでゲストユーザができるコト

作成した「ゲストユーザ」には次の特徴があります。

  • 「ゲストユーザ」へログイン時にパスワードは要らない
  • 「ゲストユーザ」はユーザやコンピュータの設定を変更できない
  • ペアレンタルコントロールで「ゲストユーザ」が使用する機能を限定できる
  • 「ゲストユーザ」が保存したデータはログアウト時に自動削除される

それぞれカンタンに解説します。

ログイン時にパスワードは要らない

「ゲストユーザ」にはパスワードが設定されないため、アカウントメニューで選択するだけでログインできます。

Macのゲストユーザでできるコト1

ログアウト時にすべてのデータがリセットされるため、ログイン時はまっさらな状態からスタートします。

Macのゲストユーザでできるコト2

「ゲストユーザ」にログインした際の初回画面。

もし「ゲストユーザ」にログインしてもデスクトップが表示されず、強制的にSafariが起動する場合、セキュリティ設定「FileVault」が有効になっている可能性が高いです。

より詳細な原因と解決策について後述しています。

ユーザやコンピュータの設定を変更できない

「ゲストユーザ」は重要な設定内容を変更できる権限がありません。

例えば、メインアカウント(管理者)のディレクトリにアクセスしようとしても、拒否されます。

Macのゲストユーザでできるコト3

メインアカウント(管理者)の「デスクトップ」フォルダ表示を拒否される例。

ペアレンタルコントロールで使用する機能を限定できる

デフォルトでは機能に制限はなく、どのアプリも使用できますが、

Macのゲストユーザでできるコト4

ペアレンタルコントロールの設定内容に応じて、一部アプリが制限されたり、

Macのゲストユーザでできるコト5

ペアレンタルコントロールで「カレンダー」アプリが制限されている例。

限られたサイトしか表示できません。

Macのゲストユーザでできるコト6

ペアレンタルコントロールで子供向けサイトのみ許可されている例。

これらペアレンタルコントロールの制約は、メインアカウント(管理者)のパスワードを入力しない限り解除できません。

Macのゲストユーザでできるコト7

保存したデータはログアウト時に自動削除される

ログイン中に保存したデータ(例:ダウンロードしたファイル / 作成したフォルダ)は、専用の「ゲスト」フォルダ直下へ一時保存されます。

Macのゲストユーザでできるコト8

「ゲスト」フォルダ直下の「ダウンロード」に保存される画像の例。

ただこれらデータは、ログアウト時にすべて自動削除されます。

Macのゲストユーザでできるコト9

このような仕様があるため、もし家族と共有しているMacでゲストアカウントを検討しているなら、一般アカウントの方がオススメです。

 

MacでゲストユーザがSafariしか使えない原因と解決策

macOSのゲストユーザがSafariしか使えない症状について

ゲストユーザでログインしても、自動的にSafariが起動し、それ以外の機能を使えないケースがあります。

MacでゲストユーザがSafariしか使えない原因と解決策1

デスクトップは存在せず、Safari専用のウインドウのみ操作できる状態で、

MacでゲストユーザがSafariしか使えない原因と解決策2

ネットワーク関連の設定(例:Wi-Fi / Bluetooth)も再接続が必要です。

MacでゲストユーザがSafariしか使えない原因と解決策3

メインアカウント(管理者)のWi-Fi設定がリセットされている例。

インターネット接続できれば、いつも通りブラウジングはできます。

MacでゲストユーザがSafariしか使えない原因と解決策4

Safariを終了するには、メニューバーのより「再起動」を選択します。

検索履歴やブックマーク情報はすべてリセットされます。

MacでゲストユーザがSafariしか使えない原因と解決策5

この通り、Safari以外のアプリや設定は何も操作できません。

macOSのゲストユーザがSafariしか使えない原因:「FileVault」が有効になっているため

この症状は、macOSのセキュリティ設定「FileVault」が原因である可能性が高いです。

【FileVaultとは?】 – macOSのセキュリティ機能の名称。有効にするとmacのディスク全体が暗号化されるため、悪意ある第三者から起動ディスク上の情報への不正アクセスを阻止できる。

参考Appleサポート – FileVaultを使ってMacの起動ディスクを暗号化する

「FileVault」が有効になっていると、「ゲストユーザ」はSafariにのみアクセスできます。

この仕様は「ペアレンタルコントロール」設定の有無に関わらず共通です。

最近のmacOSでは、初期設定時に「FileVault」を有効にするような誘導があるため、たいていのユーザーはデフォルトで有効になっているはずです。

この症状の解決策としては、メインアカウント(管理者)でログイン中に「FileVault」を無効にすればOK。

「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」より、

MacでゲストユーザがSafariしか使えない原因と解決策6

「FileVault」タブにてmacOSシステム変更の鍵アイコン鍵アイコンをクリックして、パスワードを入力します。

MacでゲストユーザがSafariしか使えない原因と解決策7

すると「FileVaultをオフにする…」をクリックできるようになるので、

MacでゲストユーザがSafariしか使えない原因と解決策8

ダイアログで「暗号化をオフにする」を選択します。

MacでゲストユーザがSafariしか使えない原因と解決策9

しばらくの間、「暗号化解除中…」という表示が続き、

MacでゲストユーザがSafariしか使えない原因と解決策10

「FileVaultはオフになっています」となれば完了です。

MacでゲストユーザがSafariしか使えない原因と解決策11

「ゲストユーザ」にログインして、Safari以外の機能を使用できればOKです。

参考:macOSでFileVaultを無効化する際の注意点

「FileVault」を無効化する作業では、次の2点に注意下さい。

  • 暗号化解除中にファイル操作すると作業が停止する場合がある
  • 暗号化解除が完了するまでかなり時間がかかる

暗号化解除中にファイル操作すると作業が停止する場合がある

「FileVault」の無効化中、macOS内のファイル編集をすると作業が一時停止となるケースがあります。

macOSでFileVaultを無効化する際の注意点1

暗号化解除が完了するまでかなり時間がかかる

Macに保存されたデータ量など環境によって異なりますが、基本的に「FileVault」の無効化は時間がかかる作業です。

先述した「ファイル操作すると作業が停止する」仕様も考慮すると、なるべく暗号化解除中は何も操作せずMacを放置しましょう。

就寝中や外出中に実行することをオススメします。

 

補足:

macOSでゲストアカウントを削除する手順

アカウントメニューから「ゲストユーザ」を消したい場合です。

「システム環境設定」→「ユーザとグループ」へ進み、

macOSでゲストアカウントを削除する手順1

macOSシステム変更の鍵アイコン鍵アイコンをクリックして、パスワードを入力します。

macOSでゲストアカウントを削除する手順2

後は「ゲストユーザ」にて「ゲストにこのコンピュータへのログインを許可」のチェックを外せばOK。

macOSでゲストアカウントを削除する手順3

アカウントメニューから「ゲストユーザ」が非表示となります。

Chrome使用時にパスワード入力を必須とする設定方法

もしゲストアカウントを使わず、Chrome使用時のみパスワード入力を必須としたい場合、2つの設定方法があります。

  1. チャイルドロック機能を使う
  2. 拡張機能「LockPW Free」を使う

詳細は関連記事【Chrome起動時にパスワードをかける方法! チャイルドロックでユーザー切り替えを暗証番号で管理しよう】で解説しています。

Chrome起動時にパスワードをかける方法! チャイルドロックでユーザー切り替えを暗証番号で管理しよう
この記事では、Chrome使用時にパスワード入力を必須とする設定として、チャイルドロックまたは拡張機能LockPW Freeを使う手順を解説します。

が、どちらの方法もセキュリティ上の欠点があるため、本記事で紹介したmacOS純正のゲストユーザ機能を使うことをオススメします。

macOSで複数アカウントを指紋認証で素早く切り替える方法

もし「Touch ID」搭載モデルのMacをお使いなら、指紋認証で複数アカウントを切り替える方法を知ってると便利です。

「ファストユーザスイッチメニュー」を有効にすれば、「Touch ID」に指をおくだけで、別アカウントへ変更可能です。

macOSで複数アカウントを指紋認証で素早く切り替える方法

より詳細な情報は、関連記事【Macで複数アカウントを指紋認証で切り替える方法! macOSのTouch IDでマルチユーザーを素早く変更しよう】で解説しています。

Macで複数アカウントを指紋認証で切り替える方法! macOSのTouch IDでマルチユーザーを素早く変更しよう
この記事では、Macで複数アカウントを指紋認証で切り替える方法を解説します。「ファストユーザスイッチメニュー」を使ってTouch IDで素早く変更可能となります。
この方法で切り替えできるのは、同じ指紋を登録する通常アカウントが対象となり、指紋認証を設定できないゲストユーザは対応しません。

 

〆:ゲストユーザでMacを安心して貸し出そう!

以上、Macでゲストユーザの使い方! マルチアカウントで友人や子供に機能を制限して貸そう の説明でした。

「ゲストユーザ」でログインすれば、プライバシー面・セキュリティ面で安心してMacを貸与できます。

自分のMacを家族や友人が一時的に使う機会が多いなら、ぜひご参考下さい。

参考 Appleサポート – Macのユーザ、ゲスト、およびグループを設定する

Mac
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