Androidで指紋認証を使っていると、次のメッセージが表示され指紋認証でロック解除できないことがあります。
- 指紋ハードウェアは使用できません。
そこで本記事では、このエラーの解決方法を紹介します。
photo by Kārlis Dambrāns
「指紋ハードウェアは使用できません。」の解決方法
Androidを再起動する
Androidを再起動して下さい。
電源ボタン長押しで「再起動」を選択できます。

左:Nexus 6P(Android 7.1.2) / 右:Xperia X Performance(Android 7.0)
機種やOSバージョンによっては電源ボタン長押しで「再起動」が表示されないケースもあります。
その場合は「電源を切る」選択後、再び電源ボタン長押しで端末を起動させます。

Xperia Z1(Android 4.4.2)
もし何らかの理由で通常の再起動を実施できない場合は「強制再起動」してみましょう。
詳細は関連記事【Androidを強制的に再起動する方法まとめ! 強制終了で電源を落とすコマンド [Xperia/Galaxy/Nexus]】で解説しています。

指紋を登録し直す
「設定」より登録している指紋情報を確認して下さい。
指紋情報が残っているにも関わらず「指紋ハードウェアは使用できません」と表在される場合、登録済みの指紋情報を削除の上、再登録してみて下さい。
ソフトウェアをバージョンアップする
Android OSバージョンを上げることでバグを解消できるかもしれません。
「設定」よりアップデートの有無を確認して下さい。
バージョンアップの手順について、詳細は関連記事【AndroidのOSバージョンを調べアップデートする方法! 最新機能へソフトウェアを上げよう】で解説しています。

補足:Androidの指紋認証を強化するアプリまとめ
Androidの指紋認証はアプリを使ってさらに強化できます。
例えば「Fingerprint Quick Action」というアプリを使えば、Androidの指紋認証ジェスチャーに対し様々な機能を付与できます。
具体的には下記のような機能を設定でき、
- Sleep – スリープ状態に入る
- Go back – 戻るボタン押下と同じ動作
- Go home – ホームボタン押下と同じ動作
- Show recent apps – タスクボタン押下と同じ動作
- Show power menu – 電源ボタン長押しと同じ動作
- Toggle split screen – タスクボタン長押し(=マルチウィンドウ起動)と同じ動作
- Expand/Toggle notifications panel – 通知領域の表示
- Expand quick settings – クイック設定の詳細画面を表示
- Take screenshot – スクリーンショットの撮影
- Launch app or shortcut – 指定アプリやショートカットを起動
さらに指紋認証のジェスチャーも下記3種類それぞれに対し上記機能を設定可能です。
- Single tap – 指紋認証リーダーを指でタップ
- Double tap – 2回連続で指紋認証リーダーを指でタップ
- Fast swipe&Quick tap action – 素早く指紋認証リーダーを指でスワイプ

ほかにも指紋認証を強化するアプリをまとめて、関連記事【Androidの指紋認証にジェスチャー機能を追加する方法まとめ! 機能面/セキュリティ面を強化しよう】で解説しています。

〆:再起動で直るケースが多い
以上、說明でした。
今回のエラー「指紋ハードウェアは使用できません。」のはっきりとした原因は不明ですが、Androidを再起動をすることで解決するケースが多いです。
同様の症状でお悩みの方は、ぜひお試し下さい。
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