AndroidでWi-Fiやモバイルデータ通信(4G)へ接続していると、急に速度が遅くなったり、ときには切断されてアプリの動作が止まることがありますよね。

その際、現在の通信速度を調べるには「スピードテストアプリ」を使うのが一般的ですが、その頻度が高い場合、都度アプリを起動してスピードを確認するのも面倒です。
そこで本記事では、リアルタイムにWi-FiやLTEのスピードを画面上に表示するAndroid向け無料アプリ「通信速度モニター」を紹介します。
常時、目に入る場所で通信速度状況を確認したい方にオススメのアプリですよ。
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通信速度モニター – 使い方
アプリを起動して「モニター」トグルを有効にすると、画面上部にリアルタイムの通信速度が表示されるようになります。
デフォルトの表示では、左側の赤いメーターが「上り(アップロード)速度」を、右側の青いメーターが「下り(ダウンロード)速度」を示しており、通信が停滞しているとこの数字や単位が小さくなります。
「通信速度モニター」では、見た目(位置 / サイズ)や表示する情報量を調整する機能が色々とあります。
下記よりその一部を紹介します。
表示する位置やサイズを変える
「向き」を「縦」とすることで、上下にダウンロード / アップロード速度を表示できる他、「サイズ」や「位置」のスライダを調整して、モニターの見た目を大きく変えることもできます。
表示する情報量を変える
「状態の表示位置」より「アイコン」と「テキスト」を選ぶことで、現在「Wi-Fi」と「モバイルデータ通信(LTE)」どちらで繋がっているか表示ができ、さらにWi-Fiについては接続中のSSID(ネットワーク名)まで確認できるようになります。
もし通信速度が遅いと感じたら、モニターを見るだけで実測値の把握と原因となっているネットワークを同時にチェックができるため、大変便利なアプリです。
また、有償版(200円)であればアプリ別の通信速度を確認することも可能となるため、合わせてどうぞ。
補足:そのほかWi-Fiに関わる便利な情報まとめ
今回取り上げた「通信速度モニター」を使えば速度遅延の原因を解明することができますが、その解決策まではこのアプリで提供されません。
例えば「WiFi Prioritizer」というアプリを使えば、周囲にあるより速いWi-Fiへの接続先自動切り替えが可能となります。

また、「開発者向けオプション」の「Wi-Fiを強制的にモバイル接続に切り替える」機能を有効化することで、Wi-Fi環境が不安定な状況で、自動的にモバイルデータ通信へ接続が切り替わるようになります。

このようにAndroidのWi-Fiをより快適に利用する豆知識は、関連記事【[Android] Wi-Fi機能関連の便利な豆知識まとめ! 知ってると得する裏ワザ的な使い方】でまとめて解説しています。

〆:Androidの通信速度をリアルタイムに表示しよう!
以上、Androidで通信速度を常に表示する方法! リアルタイムにWi-Fiやモバイルネットワーク接続のスピードを確認しよう の説明でした。
Androidで接続中の通信速度を頻繁にチェックしている方に大変便利なアプリとなっています。
ぜひ、お試しあれ。
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