Windowsでadbコマンドを使う方法! Android SDKを入れてパソコンのコマンドプロンプトから操作しよう

Android使い方

Android Studio」をご存知でしょうか?

Android Studio(アンドロイド スタジオ)は、Googleが提供するAndroidプラットフォームに対応する統合開発環境のこと。

引用 Wikipedia – Android Studio

「開発環境」というワードの通り、Android向けアプリケーションの開発はもちろん、既存のAndroid実機に対し、通常の設定画面からは行えない高度なカスタマイズ指示を与えることもできるAndroid SDKツールの1つ「adb(=Android Debug Bridge)」も利用できるようになります。

そこで本記事では、Windowsのコマンドプロンプトでadbコマンドを使えるようにする方法について紹介します。

adbを使えるようになると、より高度なカスタマイズをAndroidに対し与えることが可能です。

詳細な說明は様々なプログラマーの方が分かりやすく解説しているので、ぜひ調べてみて下さい。

参考 Android 開発入門 – 開発環境はどうやって作るの?

参考 Android 開発入門 – Android Debug Bridge (adb) とは?

Photo by John Schnobrich on Unsplash

 

adbをWindowsのコマンドプロンプトで使う方法

adbをWindowsのコマンドプロンプトで使う設定の大きな流れは下記通りです。

  1. Windows向け「Android SDKツール」を入手する
  2. adbコマンドのパスを通す
  3. adbが動作するか検証する

下記から順番に說明します。

手順①:Windows向け「Android SDKツール」を入手する

まずは公式サイトへアクセスし、利用規約に同意した後、Windows向け「Android SDKプラットフォームツール」をダウンロードしましょう。

ダウンロード SDK Platform Tools

ダウンロードしたZipファイルを展開し、フォルダをCドライブ直下などに保存します。

手順②:adbコマンドのパスを通す

スタートボタン(Windowsアイコン)の右クリックメニューより「システム」を開き、

「システム情報」、

「システムの詳細設定」と進みます。

システムのプロパティにて「環境変数」を開き、

システム環境変数の「Path」を選択して「編集」へ進みます。

新しいパスを追加するので「新規」を選び、

ダウンロード・展開した「Android SDKプラットフォームツール」を保存したディレクトリのパスをコピーして、

貼り付けます。

手順③:adbが動作するか検証する

adbコマンドの設定が正常に動作するか検証します。

まずコマンドプロンプトを起動します。

検索窓で”cmd”と打つとすぐ見つかる。

次のコマンドを実行します。

adb

長々とコマンドが表示されれば成功です。

 

補足:adbでAndroidを拡張する例

今回紹介したadb環境を整えることで、よりAndroidに対し高度なカスタマイズを実行できます。

下記よりその一例を紹介します。

SDカードを内部ストレージ化する

Android 6.0より実装された「Adoptable Storage」は一部機種に限定される機能ですが、adbコマンドを使えば全ての機種でSDカードを本体の内部ストレージとして利用することが可能になります。

例えばSDカードにアプリをインストールも可能になる。

詳細は関連記事【全てのAndroidでSDカードを内部ストレージとして使う方法! 容量不足の機種でもアプリを保存できる】で解説しています。

全てのAndroidでSDカードを内部ストレージとして使う方法! 容量不足の機種でもアプリを保存できる
以前のAndroidの大きな問題点として、内部ストレージの容量が小さい機種も多く、アプリをインストールするうちに空き容量が足りないことがありました。 一方、AndroidではiOSと違って「SDカード」を扱える機種もありますが、純粋な...

ナビゲーションバーを超カスタマイズする

Custom Navigation Bar」というアプリとadbコマンドを使えば、ナビゲーションバーのボタン配置を変更したり、新しいボタンを追加できるようになります。

Custom Navigation Bar
Custom Navigation Bar
Developer: paphonb
Price: Free

ナビゲーションバーの左端に「Notifications」機能を、右端に「設定」アプリを配置した例。

詳細は関連記事【Custom Navigation Bar – Androidナビゲーションバーをカスタマイズ(配置変更/ボタン追加)】で解説しています。

Custom Navigation Bar - Androidナビゲーションバーをカスタマイズ(配置変更/ボタン追加)
Androidの次期最新OS「Android O」では、「ナビゲーションバー」のカスタマイズが標準機能として用意されており、ボタン配置を変えたり、新たなボタンを追加することもできます。 参考 juggly.cn - Android O...

全ての機種で「システムUI調整ツール」を解放する

ステータスバーをカスタマイズできる「システムUI調整ツール」は一部機種に限定される機能ですが、「SystemUI Tuner」というアプリとadbコマンドを使えば、全ての機種で使えるようになります。

SystemUI Tuner
SystemUI Tuner
Developer: Zachary Wander
Price: Free

例えばGalaxyシリーズでもシステムUI調整ツールが使用可能となる。

詳細は関連記事【システムUI調整ツールを全ての機種で利用する方法! Galaxy/LGでも使える裏ワザ [Android]】で解説しています。

システムUI調整ツールを全ての機種で利用する方法! Galaxy/LGでも使える裏ワザ [Android]
Androidで「システムUI調整ツール」を使ったことはありますか? 主にステータスバー関連のカスタマイズができるようになる便利な機能ですが、全てのAndroid機種で利用できるわけではなく、特に日本で利用者の多いGalaxyシリーズ...

MacroDroidの高度設定を解放する

Android向けアプリMacroDroidを使えば、様々なルーティン操作を自動化できて大変便利です。

MacroDroid - Androidでマクロを組んで作業を自動化! デザインもクールで使いやすい無料アプリ
Android向けの自動化アプリは色々とあり、よく挙げられるのが「Tasker」や「IFTTT」あたりでしょうか。 どちらも非常に便利なアプリですが、有料だったり、設定やUIに難があったり、などなど初心者には操作しづらい欠点が...

一部のAndroidシステム中枢に関わる高度なマクロ設定にはroot化が必要となりますが、adbで指定コマンドを実行することで、root不要で使用できるようになります。

アクションで表示される「rootまたはADB hack済み」機能が解放される。

詳細は関連記事【MacroDroidの高度設定をroot不要で解放する方法! ADB hackでAndroidの自動化を強化しよう】で解説しています。

MacroDroidの高度設定をroot不要で解放する方法! ADB hackでAndroidの自動化を強化しよう
Android向けの自動化アプリは色々とありますが、直観的に自動化の設定ができる初心者にオススメな「MacroDroid」がボクのお気に入りです。 本ブログでも様々な自動化設定(マクロ)を紹介しています。 ...

 

〆:Androidをより高度にカスタマイズしよう!

以上、Windowsでadbコマンドを使う方法! Android SDKを入れてパソコンのコマンドプロンプトから操作しよう の說明でした。

システム環境変数の「Path」を入力する部分が若干ハードルですが、説明した手順で操作すればWindowsでも「adb」が使えるようになります。

ぜひ、お試しあれ。

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