本記事では、Androidの標準ブラウザChromeでオススメの便利機能をまとめています。
主に3パートに分けて説明をします。
- 便利なジェスチャーまとめ
- 便利な試験運用機能(://flags設定)まとめ
- その他のカスタマイズ情報まとめ
どれも使いこなすことで、Chromeのページ移動やタブ切り替えを高速化できますよ。
きっと知らない機能があるはずなので、ぜひご覧あれ。
Android版Chromeの便利なジェスチャーまとめ
- 説明①下にスワイプでページを更新する
- 説明②タブの切り替えをスワイプで高速化する
- 説明③左右スワイプでページを進む/戻る
- 説明④タブをグループ化する
- 説明⑤メニューをワンタップで開く
- 説明⑥ページ内の検索をする
下にスワイプでページを更新する
開いているページの上部より下へスワイプすると、ページの再読み込みができます。
メニューからアイコンをタップして更新もできますが、このジェスチャーの方が圧倒的に速いです。

標準的なページ更新の操作。メニューを開き(左)、更新アイコンをタップする(右)。
タブの切り替えをスワイプで高速化する
タブの切り替えは専用ジェスチャーを知ってるだけで、より速く操作できます。
機能 | 操作手順 |
---|---|
タブの変更 | アドレスバーを左右へスワイプ |
タブ一覧の表示 | アドレスバーを上から下へスワイプ |
タブの消去 | タブ一覧で左右スワイプ |
それぞれカンタンに解説します。
タブの変更 – アドレスバーを左右へスワイプ
複数タブを開いているとき、アドレスバーを左右スワイプで、前後のタブへ移動できます。
タブアイコンから一覧を表示して移動もできますが、隣り合ったタブ間の切り替えであれば、このジェスチャーの方が便利です。

標準的なタブの切り替え操作。タブ一覧を開き(左)、目的のタブを選択する(右)。
タブ一覧の表示 – アドレスバーを上から下へスワイプ
アドレスバーを上から下へスワイプで、タブ一覧を表示できます。
標準的なタブアイコンから一覧を表示する方法と比べて、スピードに大差はないため、好きな方を選べばよいでしょう。
ただ試験機能 Chrome Duet でタブアイコンを下側へ移動している場合、指の位置によっては、このジャスチャーの方が便利なシーンもあります。

タブアイコンが下にある場合、このジャスチャー(左の①)またはタブアイコン(左の②)、好きな方で一覧を開ける。
タブの消去 – タブ一覧で左右スワイプ
タブ一覧で左右スワイプすれば、タブを閉じることができます。
タブ一覧のアイコンから閉じることもできますが、大量のタブを消去する場合、このジャスチャーの方が連続スワイプで素早く実行できて便利です。

標準的なタブ消去の操作。タブ一覧のバツアイコンをタップすれば(左)、タブが閉じる(右)。
参考:タブの順番入れ替えについて
Android版Chromeのタブ一覧は、原則「新しいタブ」が前面に表示されます。
指定したタブの並び替えは不可能なため、一時期なタブ開閉を繰り返さないと入れ替えができません。
例えば3つのタブが「Apple公式サイト」→「当サイト」→「Yahoo!公式サイト」の順番で並んでいて、「当サイト」を最前面に持ってきたいケースを想定します。
この場合、一度「当サイト」を閉じてから、新規タブで開き直すことで実現できます(めちゃくちゃ面倒…)。

タブ入れ替えの例。2番目の当サイトを閉じ(左)、新規タブで開き直すことで1番目に表示できる(右)。
もしタブの並び替え頻度が多い場合、試験機能を使ってタブ表示形式の変更をオススメします。
グリッド(格子)デザインなら、ドラッグ&ドロップでカンタンにタブ並び順を変更可能です。

グリッド表示でタブを並び替える操作例。
左右スワイプでページを進む/戻る
iPhone版Chromeと異なり、Android版では左右スワイプでページ切り替え(進む / 戻る)ができません。
が、強制的にこの機能を開放できます。

アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、
chrome://flags
Overscroll history navigation を選択、
Enabled へ切り替えた後、Relaunch でChromeを再起動します。
この状態でページを左右スワイプして、ページ移動(進む / 戻る)できれば成功です!

左右スワイプでページ移動できる例。
通常はナビゲーションバーの◀アイコンで 戻る、Chromeメニューの→アイコンで 進む を実行できますが、このジャスチャーでより高速にページ変更できます。

標準的なページ変更の操作。◀アイコンで戻る(左)、→アイコンで進む(右)。
元に戻したい場合、試験機能より Overscroll history navigation を元の Default へ切り替えればOK。
タブをグループ化する
Chromeで試験機能を使えば、タブのグループ化を実現できます。
アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、
chrome://flags
Tab Groups を選択、
Enabled へ切り替えた後、Relaunch でChromeを再起動します。
さらに続けて2回目の再起動を実行します(アプリをタスクキルしてから開き直せばOK)。
この状態で、タブ一覧がグリッド(格子)形式で表示されれば成功です!

通常時(左)は縦方向にタブが並ぶが、変更後はグリッド形式となる(右)。
さっそくグループ機能を使ってみましょう。
タブ同士をドラッグ&ドロップでくっつければ、新規グループができます。
同じ要領で、タブをドラッグ&ドロップで追加すれば、複数のタブをグループにまとめることが可能です。

(左)グループ化されたタブ (右)タップすればグループ内のタブ一覧を表示できる
グループ化されたタブを開くと、下側に専用バーが表示されます。
ここで表示されるアイコンをタップすれば、グループ内のタブをすぐ切り替え可能です。
元に戻したい場合、試験機能より Tab Groups を元の Default へ切り替えればOK(再起動を2回しないと反映されない点に注意!)。
メニューをワンタップで開く
Chromeの各種メニューは、高速で開くジャスチャーが用意されています。
機能 | 操作手順 |
---|---|
一般メニューの表示 | 目的の項目まで指を滑らせてそのまま開く |
タブメニューの表示 | タブアイコンを長押しする |
それぞれカンタンに解説します。
一般メニューの表示 – 目的の項目まで指を滑らせてそのまま開く
右上アイコンをタップするとメニューが表示されますが、指を離さず目的の項目まで滑らせ指を離すと、そのまま開くことができます。

1タップでそのまま設定を開ける例。
通常は1タップ目でメニューを開いた後、2タップ目で目的の項目を選択するため、頻繁に開くなら、覚えておくと操作がスムーズになりますよ。
タブメニューの表示 – タブアイコンを長押しする
タブアイコンを長押しで、3つの操作ができるタブメニューが表示されます。
- (現在の)タブを閉じる
- 新しいタブ
- 新しいシークレットタブ
特にタブ消去に関して、通常は2タップ必要となるため、頻繁にタブを開閉するなら覚えておくと便利です。

標準的なタブ消去の操作。通常は1タップ目でタブ一覧を開き(左)、2タップ目でタブを閉じる(右)。
ページ内の検索をする
Chromeでは、ページ内のキーワードを快適に検索するジェスチャーが用意されています。
機能 | 操作手順 |
---|---|
現在のページから離れず キーワードをGoogle検索する | 長押しタップ→ Googleアイコンをタップ |
調べたいキーワードを 関連するアプリで直接開く | 長押しタップ→ アプリアイコンをタップ |
ページ内検索結果を スクロールで高速表示する | ページ内検索→ 上下スワイプでスクロール |
それぞれカンタンに解説します。
現在のページから離れずキーワードをGoogle検索する
ページ内で調べたいキーワードを選択して、画面下部のGoogleアイコンをタップすれば、いま見ているページを離れることなく検索結果をチェックできます。

キーワード「iPhone」を調べる例。現在のページを離れず、検索結果が表示される(右)。
調べたいキーワードを関連するアプリで直接開く
調べたい情報が特定のキーワードの場合、長押しタップメニューより関連するアプリで直接開くことが可能です。
調べたい情報 | 起動するアプリ例 |
---|---|
電話番号 | ![]() |
メールアドレス | ![]() |
住所 | ![]() |

例えば電話番号を選択すれば、直接電話アプリを起動できる。
ページ内検索結果をスクロールで高速表示する
メニューの ページ内検索 でキーワードを入力すれば、該当する箇所をハイライト表示できます。

Wikipediaでキーワード「Android」をページ内検索した例。
もしページ内に検索したキーワードが複数ある場合、右側に表示されるバーを上下スワイプすれば、該当する箇所を高速スクロールできます。
Android版Chromeの便利な//flags設定まとめ
Chromeのアドレスバーに下記を入力すると、アプリに標準搭載される前の実験的な機能(試験運用機能)を試すことができます。
chrome://flags
本パートでは、その中でもオススメな機能を紹介します。
名称 | 機能 | Chrome バージョン要件 |
---|---|---|
| 左右スワイプで ページを進む/戻る | – |
| タブをグループ化する | – |
| ツールバーを下に配置する | – |
| ホームページのボタン を表示する | – |
| 下にスワイプでページ更新 を無効にする | バージョン75 未満のみ |
| 新規タブにおすすめの記事 を表示しない | バージョン80 未満のみ |
| タブ一覧の表示形式を変える | 一部制限あり |
| サイト全体にダークテーマ を適用する | – |
| あらゆるサイトに簡易表示 を適用する | – |
それぞれカンタンに解説します。
ツールバーを下に配置する方法(Chrome Duet)
Chromeには”Duet”という隠れ機能があり、画面上にアドレスバー、下にツールバーを分けて配置できます。
アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、
chrome://flags
Chrome Duet を選択、
Enabled へ切り替えた後、Relaunch でChromeを再起動します。
さらに続けて2回目の再起動を実行します(アプリをタスクキルしてから開き直せばOK)。
これでツールバーにあった一部アイコンが、画面下部へ移動していれば成功です!

通常時(左)は上部にあったホームボタンが、Duetでは検索/共有ボタンと一緒に下部へ置換される(右)。
さらに Chrome Duet の試験機能では、ボタンの組み合わせが3パターン用意されています。
パターン | 名称 | 下に表示されるボタン |
---|---|---|
① | Enabled Home-Search-TabSwitcher Variation | ホーム / 検索 / タブ |
② | Enabled Home-Search-Share Variation | ホーム / 検索 / 共有 |
③ | Enabled NewTab-Search-Share Variation | 新しいタブ / 検索 / 共有 |

上からパターン①、②、③のボタン表示例。
元に戻したい場合、試験機能より Chrome Duet を元の Default へ切り替えればOK(再起動を2回しないと反映されない点に注意!)。
ホームページのボタンを表示する方法
Chromeには
ホームボタンが搭載され、好きなホームページを開くことができます。
この機能は機種依存となっており、端末によっては設定が存在しませんが、試験機能を使えば強制適用できます。
アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、
chrome://flags
Force Enable Home Page Button を選択、
Enabled へ切り替えた後、Relaunch でChromeを再起動します。
さらに続けて2回目の再起動を実行します(アプリをタスクキルしてから開き直せばOK)。
これでホームページボタンが表示されていれば成功です!
またメニューの 設定 → ホームページ より、このページを開く に入力したURLをホームページとして調整できます。

(左)表示されるホームページアイコン (右)設定からどのページを開くか調整可能
元に戻したい場合、試験機能より Force Enable Home Page Button を元の Default へ切り替えればOK(再起動を2回しないと反映されない点に注意!)。
Chromeのホームページ機能について、より詳細な情報は関連記事【Chromeのホームボタンを表示する方法! Android/iPhoneでホームページやホーム画面のショートカットアイコンを設定しよう】で解説しています。

下にスワイプでページ更新を無効にする方法
Chromeバージョンが75未満であれば、下にスワイプでページ更新をオフにできます。
アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、
chrome://flags
The pull-to-refresh effect を選択、
Disabled へ切り替えた後、Relaunch でChromeを再起動します。
この状態でページを下へスワイプして、何も起こらない(=ページが更新されない)ことを確認できれば成功です!

下へスワイプしてもページが更新されない例。
元に戻したい場合、試験機能より The pull-to-refresh effect を元の Enabled へ切り替えればOK。
が、試験機能 The pull-to-refresh effect はChromeバージョン75より削除されており、現在では使用できなくなっています。
新規タブにおすすめの記事を表示しない方法
Chromeでは新規タブを開くと、おすすめの記事が表示されます。
ここで並ぶ記事は検索履歴をベースに、ユーザーが興味のあるトピックをGoogleが自動で選定しています。


(左)赤枠におすすめの記事が出る (右)Googleアプリの興味、関心で表示されやすいトピックを確認できる
おすすめの記事は、試験機能を使って強制的に非表示とできます。
アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、
chrome://flags
Interest Feed Content Suggestions と Show server-side suggestions on the New Tab page それぞれを選択、
両方とも Disabled へ切り替えた後、Relaunch でChromeを再起動します。
この状態で新しいタブを開き、おすすめの記事が出なければ成功です!

通常時(左)は表示されたおすすめの記事が、変更後は空白となる(右)。
元に戻したい場合、試験機能より Interest Feed Content Suggestions と Show server-side suggestions on the New Tab page それぞれを元の Default へ切り替えればOK。
が、試験機能 Show server-side suggestions on the New Tab page はChromeバージョン80より削除されており、現在では使用できなくなっています。
代替策として、おすすめの記事にある 非表示 をタップすれば、(完全ではないものの)非表示とできます。

非表示ボタンをタップする方法だと、おすすめの記事という枠が残る(右)ため、完全ではない。
タブ一覧の表示形式を変えて並び替えを可能にする方法
Chromeのタブ一覧は縦方向に表示され、左右スワイプでタブを消去できます。
実は、このデフォルトの表示形式以外にも3パターンのスタイルが存在し、試験機能を使ってカスタマイズできます。
名称 | 機能 | Chromeバージョン要件 |
---|---|---|
| タブ一覧を横方向で表示する | バージョン79未満のみ |
| タブ一覧をグリッド(格子)で表示する | – |
| タブ一覧を簡易リストで表示する | – |

3パターンのスタイル。左から横方向、グリッド、簡易リスト。
それぞれカンタンに解説します。
Enable horizontal tab switcher – タブ一覧を横方向で表示
アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、
chrome://flags
Enable horizontal tab switcher を選択、
Enabled へ切り替えた後、Relaunch でChromeを再起動します。
この状態でタブ一覧が横方向に表示されれば成功です!
Tab Grid Layout – タブ一覧をグリッド(格子)で表示
アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、
chrome://flags
Tab Grid Layout を選択、
Enabled へ切り替えた後、Relaunch でChromeを再起動します。
さらに続けて2回目の再起動を実行します(アプリをタスクキルしてから開き直せばOK)。
この状態でタブ一覧がグリッド(格子)で表示されれば成功です!
さらにドラッグ&ドロップで、タブ並び順の変更も可能となります。

グリッド表示でタブを並び替える操作例。
Accessibility Tab Switcher – タブ一覧を簡易リストで表示
アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、
chrome://flags
Accessibility Tab Switcher を選択、
Enabled へ切り替えた後、Relaunch でChromeを再起動します。
この状態でタブ一覧が簡易リストで表示されれば成功です!
設定のユーザー補助機能からタブ一覧を簡易リストで表示
前パートで解説した試験機能 Accessibility Tab Switcher は、Chromeバージョン76以降に対応していません。
が、Android OSにプリインストールされるユーザー補助設定ツールを活用すれば、試験機能を使わずともタブ一覧を簡易リストで表示できます。
設定より ユーザー補助 → スイッチアクセス と進み、
サービスの使用 をタップして、表示される権限を 許可 します。
続けてスイッチアクセス設定ガイドが始まりますが、終了 でキャンセルします。
これで サービスの使用 がオンになっていれば準備OK。
この状態でChromeを開き、タブ一覧が簡易リストで表示されれば成功です!
さらにChromeメニューの 設定 → ユーザー補助機能 と進むと、開いているタブの簡易表示 という新しい項目が出現します。
これのチェックを外せば、一時的に元のタブ表示形式へ戻すことも可能です。
Webサイト全体にダークテーマを適用する方法
Chromeには標準でダークテーマが用意されており、ツールバーや設定メニューが黒基調のデザインへ変化します。

Chromeメニューの設定→テーマより切り替えできる。
が、多くのWebサイトは白ベースに作成されているため、ダークモードをオンにしても、サイトコンテンツの変化は(ほぼ)ありません。

当サイトの例。通常時(左)と比較して、ダークテーマを有効にしてもサイトコンテンツに変化はない(右)。
ここで試験機能を使えば、サイトコンテンツ含めページ全体にダークテーマを強制適用できます。
アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、
chrome://flags
Force Dark Mode for Web Contents を選択、
Enabled へ切り替えた後、Relaunch でChromeを再起動します。
サイトコンテンツの中身含め、ページ全体が黒を基調としたデザインへ変化すれば成功です!

当サイトの例。通常のダークテーマ(左)と比較して、試験機能によりサイトコンテンツにまで効果が及ぶ(右)。
元に戻したい場合、試験機能より Force Dark Mode for Web Contents を元の Default へ切り替えればOK。
その他、Androidのダークテーマに関する情報をまとめて、関連記事【Androidでナイトモード機能を極める方法まとめ! 夜間は目に優しいダークなスマホ画面へ変えよう】で解説しています。

簡易表示(リーダーモード)をあらゆるサイトに適用する方法
ブラウジングしていると、次のようなサイトは読みづらいです。
- スマートフォン用に最適化されていないサイト
- 広告がたくさん表示されているサイト
この対策として、Chromeには標準で簡易表示(リーダーモード)という機能が存在します。
この機能を有効にすると、広告など邪魔なコンテンツを排除されるため、集中して文章と画像を閲覧可能となります。
設定手順として、メニューの 設定 → ユーザー補助機能 で ウェブページの簡易表示 を有効にすれば、
任意のページで 簡易表示する をタップして、リーダーモードへ切り替えが可能となります。

あるサイトの例。通常モード(左)と比較して、リーダーモードだと広告などが非表示となり、文章に集中できる(右)。
が、これはすべてのサイトで適用されず、サイト側が簡易表示をサポートしてなければ切り替えできません。
ここで試験機能を使えば、あらゆるサイトで簡易表示(リーダーモード)を強制適用できます。
アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、
chrome://flags
Reader Mode triggering を選択、
Always へ切り替えた後、Relaunch でChromeを再起動します。
任意のページで 簡易表示する をタップして、リーダーモードへ切り替われば成功です!

当サイトの例。通常モード(左)と比較して、リーダーモードだと広告などが非表示となり、文章に集中できる(右)。
元に戻したい場合、試験機能より Reader Mode triggering を元の Default へ切り替えればOK。
参考://flagsで目的の試験機能が出てこない場合
試験機能はその性質上、Chromeアプリのバージョンアップで突然削除される可能性もあります。
もし目的の機能が見当たらない場合、選択肢は次の2点しかありません。
- Chromeアプリのバージョンをダウングレードする
- Googleへ機能復活の要望を出す
それぞれカンタンに解説します。
Chromeアプリのバージョンをダウングレードする
Chromeのアプリ情報を開き、メニューの アップデートのアンインストール を実行すれば、工場出荷時のバージョンまで戻すことが可能です。
アプリ情報の開き方について、詳細は関連記事【Androidでアプリ情報の見方と表示方法まとめ! 使用状況へのアクセスを開いて設定変更しよう】で解説しています。

工場出荷時のバージョンは、デバイスによってバラバラです。
そのため、特定のバージョンへダウングレードしたい場合、何らかの方法で指定バージョンのapkファイルを入手してインストールするしかありません。
より詳細なアプリバージョンのダウングレード手順は、関連記事【Androidアプリをダウングレードする方法! apkファイルをダウンロードして元の旧バージョンへ戻そう】で解説しています。

Googleへ機能復活の要望を出す
Chromeアプリのアップデートで変更された仕様に関する意見、要望をGoogleへ届けることができます。
Chromeメニューより ヘルプとフィードバック → フィードバックを送信 と進めば、メッセージを送信できます。
すぐに要望が反映されることは難しいですが、最新のChromeバージョンで目的の試験機能を使うには、Google側が対応してくれるのを待つしかありません。。。
参考 Google Chromeヘルプ – Chromeで問題を報告する、フィードバックを送信する
その他Android版Chromeのカスタマイズに関するアレコレ
本パートでは、さらに知ってると役に立つ(かもしれない)Chromeの便利情報を補足します。
- 説明①Chromeを常にPC版で表示する方法
- 説明②Chromeのダウンロード保存先を変える方法
- 説明③マルチウィンドウで両画面にChromeを表示する方法
- 説明④Chromeで自動スクロールやページ一番上へ戻る/一番下へ進む方法
- 説明⑤Chrome画面サイズを拡大する方法
- 説明⑥Androidの操作を便利にする隠れジェスチャーまとめ
Chromeを常にPC版で表示する方法
Chromeでは、サイト表示をパソコンと同じPC版へ切り替え可能です。

ChromeメニューからPC版サイトにチェックを入れればOK。
が、これは”そのタブを開いている最中”のみ適用となり、新しいタブを開くと再びスマホ向けの表示へ戻ってしまいます。
ここでadbコマンドがあれば、Chromeの内部システムファイルを書き換えることで、常時デスクトップモードで表示可能となります。

(左)デスクトップモードで表示された当サイト (右)PC版サイトにチェックを入れる必要なし
手順が複雑なため、詳細は関連記事【AndroidのChromeを常にPC版で表示する方法! スマホのブラウザをデスクトップモードに固定しよう】で解説しています。

Chromeのダウンロード保存先を変える方法
Chromeからダウンロードしたファイルは内部ストレージの「Download」へ保存されます。
が、バージョン69より保存先としてSDカードを指定可能となりました。
詳細は関連記事【Chromeのダウンロード保存先を変更する方法まとめ! スマホ・PCでファイルの保存場所を都度選択しよう】で解説しています。

マルチウィンドウで両画面にChromeを表示する方法
Androidのマルチウィンドウ機能は、同じアプリを両画面で動かせません。
が、次の手順で操作すればこの制限を突破して、2画面同時にChromeを表示できます。
- Chromeと任意のアプリをマルチウィンドウで表示する
- Chromeの右上メニュー 他のウインドウに移動 を実行する
- マルチウィンドウ両方にChromeが開かれた状態になる
2つの画面で同時にブラウジングできるので、使い方によっては便利な場面もありますよ。
詳細は関連記事【Chromeを2画面で表示する方法! Androidのマルチウィンドウでタブを分割しよう】で解説しています。

ちなみにAndroidでは、画面上に複数アプリを表示するマルチウィンドウ機能が3種類あります。
名称 | 機能 | 1画面のアプリ数 | OS要件 |
---|---|---|---|
分割画面モード | 画面を2つに分割してアプリを表示 | 2つまで | Android 7.0以上 |
ピクチャー イン ピクチャー モード | 画面の端に小窓を出してアプリを表示 | 2つまで | Android 8.0以上 |
フリーフォームモード | アプリをウインドウ化して画面に複数表示 | 制限なし | Android 7.0以上 |
より詳細な情報は、関連記事【[Android] マルチウィンドウで複数のアプリを表示する方法! 画面を2分割する使い方の基本】で解説しています。

合わせてどうぞ。
Chromeで自動スクロールやページ一番上へ戻る/一番下へ進む方法
Chromeで長文サイトを見るとき、指を上下にスワイプでスクロールを長時間繰り返すと疲れてきますよね。
そのようなとき、スクロール機能を強化する4つの方法を知ってると便利です。
- 自動スクロールする方法
- 画面の一番上/下へ一気にスクロールする方法
- 画面のボタンをタップしてスクロールする方法
- デバイスの音量ボタンを押してスクロールする方法
例えばAutomatic Scrollというアプリを使えば、表示されるスクロールボタンをタップして、自動スクロールできます。
またページ内の最上部/最下部へジャンプも可能です。
Androidで長いページをスクロールするなら役に立ちますよ。
より詳細な情報は、関連記事【Androidで自動スクロールする方法! スマホのChromeをアプリやボタンで一気に画面の最上部/下部へ移動しよう】で解説しています。

Chrome画面サイズを拡大する方法
Chromeでは、2つの方法でアプリ内の文字サイズを変更できます。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
①:アプリ内の設定で 文字サイズを変える |
|
|
②:都度ピンチイン・ピンチアウト で文字サイズを変える |
|
|
例えばChromeメニューより 設定 → ユーザー補助機能 へ進み、「テキストの拡大と縮小」スライダを動かせば、
好きな文字サイズへ変更可能です。
そのほか、Androidにおける画面サイズ変更をまとめて、関連記事【Androidの文字を大きく表示する方法! 画面やChromeのフォントサイズを拡大しよう】で解説しています。

Androidの操作を便利にする隠れジェスチャーまとめ
本記事はChromeに特化した内容を紹介しましたが、Android全般に共通する便利なジャスチャーもあります。
例えば任意のアプリ画面を拡大 / 縮小する場合、通常はピンチイン・ピンチアウトの2本指を使います。
ただ他にも、画面上のズームしたい部分を指1本で連続タップし、そのまま上下にずらせば拡大 / 縮小できます。

Googleマップを指1本で拡大・縮小する操作例。
このように知っておくと便利なAndroidのジェスチャー機能は、関連記事【Androidの操作を便利にする隠れジェスチャー機能の豆知識まとめ! 意外と知らないマル秘裏ワザ】で解説しています。

〆:アプリ版Chromeを使いこなそう!
以上、Android版Chromeのおすすめジェスチャーまとめ! //flags設定でスマホを使いこなそう の説明でした。
本記事で紹介した機能をうまく使いこなすことで、パワフルなChromeでより生産性を上げることができますよ。
よりスピーディーな検索ライフを送れるよう、ぜひ試してみて下さい。
参考 Google Chromeヘルプ – Chromeでタブを使用する
参考 Google Chromeヘルプ – ダークモードまたはダークテーマでブラウジングする
コメント
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