Android版Chromeのflags設定まとめ! おすすめジェスチャーでスマホを使いこなそう

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Google Chrome

本記事では、Androidの標準ブラウザChromeアプリのアイコンChromeでオススメの便利機能をまとめています。

Google Chrome
Google Chrome
開発者: Google LLC
金額: 無料

主に2パートに分けて説明をします。

  1. 便利なジェスチャーまとめ
  2. 便利な試験運用機能(://flags設定)まとめ

どれも使いこなすことで、ページ移動やタブ切り替えを高速化できますよ。

きっと知らない機能があるはずなので、ぜひご覧あれ。

 

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Android版Chromeの便利なジェスチャーまとめ

本パートでは、ChromeアプリのアイコンChromeのおすすめジェスチャーを6パターン紹介します。

説明の流れ
  • 説明①
    下にスワイプでページ更新
  • 説明②
    タブの切り替えをスワイプで高速化
  • 説明③
    左右スワイプでページを進む/戻る
  • 説明④
    タブをグループ化
  • 説明⑤
    メニューをワンタップで開く
  • 説明⑥
    ページ内の検索

①:下にスワイプでページ更新

開いているページの上部より下へスワイプすると、ページの再読み込みができます。

Chromeを下にスワイプでページを更新する説明

なお条件を満たせば、このジェスチャーを無効化することも可能です。詳細は次パートで解説しています。

②:タブの切り替えをスワイプで高速化

タブの切り替えは専用ジェスチャーを知ってるだけで、より速く操作できます。

機能 操作手順
タブの変更 アドレスバーを左右へスワイプ
タブ一覧の表示 アドレスバーを上から下へスワイプ
タブの消去 タブ一覧で左右スワイプ

タブの変更 – アドレスバーを左右へスワイプ

Chromeをアドレスバー左右スワイプでタブ移動する説明

タブ一覧の表示 – アドレスバーを上から下へスワイプ

Chromeアドレスバーを上から下へスワイプで一覧を表示する説明

タブの消去 – タブ一覧で左右スワイプ

Chromeのタブ一覧で左右スワイプでタブを閉じる説明

③:左右スワイプでページを進む/戻る

左右スワイプでページ切り替え(進む / 戻る)が可能です。

Chromeを左右スワイプでページを進む/戻るの説明

なお条件を満たせば、このジェスチャーを無効化することも可能です。詳細は次パートで解説しています。

④:タブをグループ化

ChromeアプリのアイコンChromeはタブのグループ機能が標準搭載されており、ドラッグ&ドロップでくっつければ、新規グループができます。

Chromeのタブをグループ化する手順1

同じ要領で、タブをドラッグ&ドロップで追加すれば、複数のタブをグループにまとめることが可能です。

Chromeのタブをグループ化する手順2

(左)グループ化されたタブ (右)タップすればグループ内のタブ一覧を表示できる

グループ化されたタブを開くと、下側に専用バーが表示されます。

ここで表示されるアイコンをタップすれば、グループ内のタブをすぐ切り替え可能です。

Chromeのタブをグループ化する手順3

一度に大量のタブを開く場合、同じジャンルのタブをグループ化すれば見つけやすいですし、グループ内でタブ切り替えも高速化できます。

⑤:メニューをワンタップで開く

ChromeアプリのアイコンChromeの各種メニューは、高速で開くジャスチャーが用意されています。

機能 操作手順
一般メニューの表示 目的の項目まで指を滑らせてそのまま開く
タブメニューの表示 タブアイコンを長押しする

一般メニューの表示 – 目的の項目まで指を滑らせてそのまま開く

右上Chromeのメニューアイコンアイコンをタップするとメニューが表示されますが、指を離さず目的の項目まで滑らせ指を離すと、そのまま開くことができます。

Chromeの一般メニュー表示を目的の項目まで指を滑らせてそのまま開く手順1

1タップでそのまま設定を開ける例。

タブメニューの表示 – タブアイコンを長押しする

Chromeのタブアイコンタブアイコンを長押しで、3つの操作ができるタブメニューが表示されます。

  • (現在の)タブを閉じる
  • 新しいタブ
  • 新しいシークレットタブ

Chromeのタブアイコン長押しでタブメニューを表示する手順

⑥:ページ内の検索

ChromeアプリのアイコンChromeでは、ページ内のキーワードを快適に検索するジェスチャーが用意されています。

機能 操作手順
現在のページから離れず
キーワードをGoogle検索する
長押しタップ→
Googleアイコンをタップ
調べたいキーワードを
関連するアプリで直接開く
長押しタップ→
アプリアイコンをタップ
ページ内検索結果を
スクロールで高速表示する
ページ内検索→
上下スワイプでスクロール

現在のページから離れずキーワードをGoogle検索する

ページ内で調べたいキーワードを選択して、画面下部のGoogleアイコンGoogleアイコンをタップすれば、いま見ているページを離れることなく検索結果をチェックできます。

Chromeで現在のページから離れずキーワードをGoogle検索する手順

キーワード「iPhone」を調べる例。現在のページを離れず、検索結果が表示される(右)。

ページ内で調べたいキーワードがあったとき、検索画面へ移ると元のページへ戻るのが面倒です。そのようなシーンで、このジャスチャーを知ってると便利です。

調べたいキーワードを関連するアプリで直接開く

調べたい情報が特定のキーワードの場合、長押しタップメニューより関連するアプリで直接開くことが可能です。

調べたい情報 起動するアプリ例
電話番号 電話アプリのアイコン電話
メールアドレス GmailのアイコンGmail
住所 GoogleマップのアイコンGoogleマップ
Chromeで調べたいキーワードを関連するアプリで直接開く手順

例えば電話番号を選択すれば、直接電話アプリを起動できる。

一度コピーしてから、関連するアプリ上でペーストして・・・という手間を省くことが可能です。

ページ内検索結果をスクロールで高速表示する

メニューの ページ内検索 でキーワードを入力すれば、該当する箇所をハイライト表示できます。

Chromeでページ内検索結果をスクロールで高速表示する手順1

Wikipediaでキーワード「Android」をページ内検索した例。

もしページ内に検索したキーワードが複数ある場合、右側に表示されるバーを上下スワイプすれば、該当する箇所を高速スクロールできます。

Chromeでページ内検索結果をスクロールで高速表示する手順2

検索キーワードに合致する箇所に絞ってスクロールできるため、検索結果が多い場合に重宝しますよ。

 

Android版Chromeの便利な//flags設定まとめ

ChromeアプリのアイコンChromeのアドレスバーに下記を入力すると、アプリに標準搭載される前の実験的な機能(試験運用機能)を試すことができます。

chrome://flags

本パートでは、その中でもオススメな機能を紹介します。

名称 機能
  • Tab Grid Layout / Tab Groups
  • Enable horizontal tab switcher
  • Accessibility Tab Switcher
タブ一覧の表示形式を変える
※旧バージョンの縦並びに戻す
  • Overscroll history
    navigation
左右スワイプで
ページを進む/戻る
  • Chrome Duet
ツールバーを下に配置する
  • Force Enable
    Home Page Button
ホームページのボタン
を表示する
  • The pull-to-refresh
    effect
下にスワイプでページ更新
を無効にする
  • Interest Feed Content
    Suggestions
  • Show server-side suggestions
    on the New Tab page
新規タブにおすすめの記事
を表示しない
  • Force Dark Mode for
    Web Contents
サイト全体にダークテーマ
を適用する
  • Reader Mode triggering
あらゆるサイトに簡易表示
を適用する

タブ一覧の表示形式を旧バージョンの縦並びに戻す方法

2021年2月ごろのアップデートで、タブ一覧はグリッド(格子)形式が標準となり、タブのグループ機能も搭載されています。

Chromeの新しいグリッドレイアウトの説明

(左)グリッドレイアウト (右)タブのグループ

実は、このデフォルトの表示形式以外にも3パターンのスタイルが存在し、試験機能を使ってカスタマイズできます。

名称 機能 Chromeバージョン要件
  • Tab Grid Layout / Tab Groups
タブ一覧を縦方向で表示する バージョン91未満のみ
  • Enable horizontal tab switcher
タブ一覧を横方向で表示する バージョン79未満のみ
  • Accessibility Tab Switcher
タブ一覧を簡易リストで表示する
試験機能で有効となる3つのタブ表示形式の説明

3パターンのスタイル。左から縦方向、横方向、簡易リスト。

特に2020年ごろまで標準だった、縦に並ぶカード形式に戻したい方はぜひどうぞ。

タブのカード形式・グリッド形式の比較

通常時(左)は格子状にタブが並ぶが、変更後はカード形式となる(右)。

Tab Grid Layout/Tab Groups  – タブ一覧を縦方向で表示

バージョン91以降では削除されている機能です。

アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、

chrome://flags

Tab Grid Layout ・ Tab Groups それぞれを選択、

検索窓で「tab」と入力すれば見つけやすいです。

Tab Grid Layout/Tab Groups  - タブ一覧を縦方向で表示する手順1

どちらも Disabled へ切り替えた後、Relaunch でChromeアプリのアイコンChromeを再起動します。

Tab Grid Layout/Tab Groups  - タブ一覧を縦方向で表示する手順2

さらに続けて2回目の再起動を実行します(アプリをタスクキルしてから開き直せばOK)。

1回の再起動だけだと、試験機能が反映されません。

この状態で、タブ一覧が旧バージョンの縦に並ぶカード形式に戻っていれば成功です!

Tab Grid Layout/Tab Groups  - タブ一覧を縦方向で表示する手順3

(左)タブが縦に並ぶ (右)左右スワイプで消去できる

グリッド(格子)形式と比べ、1つのタブが大きく見えるのがメリットです。

Enable horizontal tab switcher – タブ一覧を横方向で表示

バージョン79以降では削除されている機能です。

アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、

chrome://flags

 Enable horizontal tab switcher を選択、

検索窓で「horizontal」と入力すれば見つけやすいです。

Chrome試験機能Enable horizontal tab switcherでタブ一覧を横方向で表示する手順1

Enabled へ切り替えた後、Relaunch でChromeアプリのアイコンChromeを再起動します。

Chrome試験機能Enable horizontal tab switcherでタブ一覧を横方向で表示する手順2

この状態でタブ一覧が横方向に表示されれば成功です!

Chrome試験機能Enable horizontal tab switcherでタブ一覧を横方向で表示する手順3

(左)タブが横に並ぶ (右)上下スワイプで消去できる

縦方向の表示と比べ、タブが重ならず全画面が見えるため、目的のタブを探しやすいです。

Accessibility Tab Switcher – タブ一覧を簡易リストで表示

バージョン76以降では削除されている機能です。ただし代替手段があるため、最新バージョンのChromeでも適用できます。詳細は次パートで解説(コチラをタップしてジャンプ)。

アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、

chrome://flags

 Accessibility Tab Switcher を選択、

検索窓で「accessibility」と入力すれば見つけやすいです。

Chrome試験機能Accessibility Tab Switcherでタブ一覧を簡易リストで表示する手順1

Enabled へ切り替えた後、Relaunch でChromeアプリのアイコンChromeを再起動します。

Chrome試験機能Accessibility Tab Switcherでタブ一覧を簡易リストで表示する手順2

この状態でタブ一覧が簡易リストで表示されれば成功です!

Chrome試験機能Accessibility Tab Switcherでタブ一覧を簡易リストで表示する手順3

(左)タブが簡易表示される (右)左右スワイプで消去できる

タブ一覧を最低限の情報で、シンプルに表示したい方にオススメです。

設定のユーザー補助機能からタブ一覧を簡易リストで表示

前パートで解説した試験機能 Accessibility Tab Switcher は、ChromeアプリのアイコンChromeバージョン76以降に対応していません。

が、Android OSにプリインストールされるユーザー補助設定ツールのアイコンユーザー補助設定ツールを活用すれば、試験機能を使わずともタブ一覧を簡易リストで表示できます。

Android 10の設定画面を例に説明します。

Android設定アプリのアイコン設定より ユーザー補助スイッチアクセス と進み、

設定のユーザー補助機能からタブ一覧を簡易リストで表示する手順1

サービスの使用 をタップして、表示される権限を 許可 します。

設定のユーザー補助機能からタブ一覧を簡易リストで表示する手順2

続けてスイッチアクセス設定ガイドが始まりますが、終了 でキャンセルします。

これで サービスの使用 がオンになっていれば準備OK。

設定のユーザー補助機能からタブ一覧を簡易リストで表示する手順3

この状態でChromeアプリのアイコンChromeを開き、タブ一覧が簡易リストで表示されれば成功です!

設定のユーザー補助機能からタブ一覧を簡易リストで表示する手順4

(左)タブが簡易表示される (右)左右スワイプで消去できる

さらにChromeアプリのアイコンChromeメニューの 設定ユーザー補助機能 と進むと、開いているタブの簡易表示 という新しい項目が出現します。

これのチェックを外せば、一時的に元のタブ表示形式へ戻すことも可能です。

設定のユーザー補助機能からタブ一覧を簡易リストで表示する手順5

スワイプで進む/戻るを有効・無効にする方法

左右スワイプでページ切り替え(進む / 戻る)は、試験機能で有効・無効をコントロールできます。

バージョン89以降では削除されており、デフォルトで有効になっています(ユーザーの裁量で無効化できません)。

アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、

chrome://flags

Overscroll history navigation を選択、

検索窓で「history」と入力すれば見つけやすいです。

Overscroll history navigation - スワイプで進む/戻るを有効・無効にする手順1

有効にしたければ Enabled 、無効なら Disabled へ切り替えた後、Relaunch で再起動します。

Overscroll history navigation - スワイプで進む/戻るを有効・無効にする手順2

機能を無効化する例。

これで設定が反映されていれば成功です。

例えば無効化した場合、左右スワイプしても反応がなくなります。

Overscroll history navigation - スワイプで進む/戻るを有効・無効にする手順3

左右スワイプで、ページ切り替えしない。

なお元に戻したい場合、同じ流れで Overscroll history navigationDefault へ切り替えればOKです。

ツールバーを下に配置する方法(Chrome Duet)

ChromeアプリのアイコンChromeには”Duet”という隠れ機能があり、画面上にアドレスバー、下にツールバーを分けて配置できます。

バージョン84以降では削除されている機能です。

アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、

chrome://flags

Chrome Duet を選択、

検索窓で「duet」と入力すれば見つけやすいです。

Chrome試験機能Duetでツールバーを下に配置する手順1

Enabled へ切り替えた後、RelaunchChromeアプリのアイコンChromeを再起動します。

Chrome試験機能Duetでツールバーを下に配置する手順2

さらに続けて2回目の再起動を実行します(アプリをタスクキルしてから開き直せばOK)。

1回の再起動だけだと、試験機能が反映されません。

これでツールバーにあった一部アイコンが、画面下部へ移動していれば成功です!

Chrome試験機能Duetでツールバーを下に配置する手順3

通常時(左)は上部にあったホームボタンが、Duetでは検索/共有ボタンと一緒に下部へ置換される(右)。

さらに Chrome Duet の試験機能では、ボタンの組み合わせが3パターン用意されています。

パターン 名称 下に表示されるボタン
Enabled Home-Search-TabSwitcher Variation ホーム / 検索 / タブ
Enabled Home-Search-Share Variation ホーム / 検索 / 共有
Enabled NewTab-Search-Share Variation 新しいタブ / 検索 / 共有
Chrome試験機能Duetでツールバーを下に配置する手順4

上からパターン①、②、③のボタン表示例。

元に戻したい場合、試験機能より Chrome Duet を元の Default へ切り替えればOK(再起動を2回しないと反映されない点に注意!)。

ホームページのボタンを表示する方法

ChromeアプリのアイコンChromeにはChromeのホームページボタンホームボタンが搭載され、好きなホームページを開くことができます。

この機能は機種依存となっており、端末によっては設定が存在しませんが、試験機能を使えば強制適用できます。

アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、

chrome://flags

Force Enable Home Page Button を選択、

検索窓で「home page」と入力すれば見つけやすいです。

Chrome試験機能Force Enable Home Page Buttonでホームページのボタンを表示する手順1

Enabled へ切り替えた後、RelaunchChromeアプリのアイコンChromeを再起動します。

Chrome試験機能Force Enable Home Page Buttonでホームページのボタンを表示する手順2

さらに続けて2回目の再起動を実行します(アプリをタスクキルしてから開き直せばOK)。

1回の再起動だけだと、試験機能が反映されません。

これでChromeのホームページボタンホームページボタンが表示されていれば成功です!

またメニューの 設定ホームページ より、このページを開く に入力したURLをホームページとして調整できます。

Chrome試験機能Force Enable Home Page Buttonでホームページのボタンを表示する手順3

(左)表示されるホームページアイコン (右)設定からどのページを開くか調整可能

元に戻したい場合、試験機能より Force Enable Home Page Button を元の Default へ切り替えればOK(再起動を2回しないと反映されない点に注意!)。

なおChromeアプリのアイコンChromeバージョンによっては、この試験機能が削除されています。

その場合、メニューの 設定トップページ をオンにすれば、Chromeのホームページボタンホームページボタンが表示されます。

Chrome試験機能Force Enable Home Page Buttonでホームページのボタンを表示する手順4

下にスワイプでページ更新を無効にする方法

下にスワイプでページ更新は、試験機能で有効・無効をコントロールできます。

バージョン75以降では削除されており、デフォルトで有効になっています(ユーザーの裁量で無効化できません)。

アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、

chrome://flags

The pull-to-refresh effect を選択、

検索窓で「refresh」と入力すれば見つけやすいです。

Chrome試験機能The pull-to-refresh effectで下にスワイプでページ更新を無効にする手順1

Disabled へ切り替えた後、RelaunchChromeアプリのアイコンChromeを再起動します。

Chrome試験機能The pull-to-refresh effectで下にスワイプでページ更新を無効にする手順2

この状態でページを下へスワイプして、何も起こらない(=ページが更新されない)ことを確認できれば成功です!

Chrome試験機能The pull-to-refresh effectで下にスワイプでページ更新を無効にする手順3

下へスワイプしてもページが更新されない例。

元に戻したい場合、試験機能より The pull-to-refresh effect を元の Enabled へ切り替えればOK。

新規タブにおすすめの記事を表示しない方法

ChromeアプリのアイコンChromeでは新規タブを開くと、おすすめの記事が表示されます。

ここで並ぶ記事は検索履歴をベースに、ユーザーが興味のあるトピックをGoogleが自動で選定しています。

“興味のあるトピック”は、GoogleアプリのアイコンGoogleアプリのメニュー 設定興味、関心 よりコントロール可能です。
Chrome試験機能で新規タブにおすすめの記事を表示しない手順1

(左)赤枠におすすめの記事が出る (右)Googleアプリの興味、関心で表示されやすいトピックを確認できる

おすすめの記事は、試験機能を使って強制的に非表示とできます。

バージョン80以降では削除されている機能です。

アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、

chrome://flags

Interest Feed Content Suggestions と Show server-side suggestions on the New Tab page それぞれを選択、

どちらも検索窓で「suggestions」と入力すれば見つけやすいです。

Chrome試験機能で新規タブにおすすめの記事を表示しない手順2

両方とも Disabled へ切り替えた後、Relaunch でChromeアプリのアイコンChromeを再起動します。

Chrome試験機能で新規タブにおすすめの記事を表示しない手順3

この状態で新しいタブを開き、おすすめの記事が出なければ成功です!

Chrome試験機能で新規タブにおすすめの記事を表示しない手順4

通常時(左)は表示されたおすすめの記事が、変更後は空白となる(右)。

元に戻したい場合、試験機能より Interest Feed Content Suggestions と Show server-side suggestions on the New Tab page それぞれを元の Default へ切り替えればOK。

が、試験機能 Show server-side suggestions on the New Tab page はChromeアプリのアイコンChromeバージョン80より削除されており、現在では使用できなくなっています。

もう1つの試験機能 Interest Feed Content Suggestions は最新バージョンでも存在しますが、これだけ切り替えても効果はありません。。

代替策として、おすすめの記事にある 非表示 をタップすれば、(完全ではないものの)非表示とできます。

Chromeで新規タブのおすすめの記事を非表示にする手順

非表示ボタンをタップする方法だと、おすすめの記事という枠が残る(右)ため、完全ではない。

Webサイト全体にダークテーマを適用する方法

ChromeアプリのアイコンChromeには標準でダークテーマが用意されており、ツールバーや設定メニューが黒基調のデザインへ変化します。

Chrome標準のダークテーマ機能の説明

Chromeメニューの設定→テーマより切り替えできる。

が、多くのWebサイトは白ベースに作成されているため、ダークモードをオンにしても、サイトコンテンツの変化は(ほぼ)ありません。

Chrome標準機能でダークテーマを有効にしても変化がほぼないサイトの説明

当サイトの例。通常時(左)と比較して、ダークテーマを有効にしてもサイトコンテンツに変化はない(右)。

ここで試験機能を使えば、サイトコンテンツ含めページ全体にダークテーマを強制適用できます。

アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、

chrome://flags

Force Dark Mode for Web Contents を選択、

検索窓で「dark」と入力すれば見つけやすいです。

Chrome試験機能Force Dark Mode for Web ContentsでWebサイト全体にダークテーマを適用する手順1

Enabled へ切り替えた後、RelaunchChromeアプリのアイコンChromeを再起動します。

Chrome試験機能Force Dark Mode for Web ContentsでWebサイト全体にダークテーマを適用する手順2

サイトコンテンツの中身含め、ページ全体が黒を基調としたデザインへ変化すれば成功です!

Chrome試験機能Force Dark Mode for Web ContentsでWebサイト全体にダークテーマを適用する手順3

当サイトの例。通常のダークテーマ(左)と比較して、試験機能によりサイトコンテンツにまで効果が及ぶ(右)。

元に戻したい場合、試験機能より Force Dark Mode for Web Contents を元の Default へ切り替えればOK。

簡易表示(リーダーモード)をあらゆるサイトに適用する方法

ブラウジングしていると、次のようなサイトは読みづらいです。

  • スマートフォン用に最適化されていないサイト
  • 広告がたくさん表示されているサイト

この対策として、ChromeアプリのアイコンChromeには標準で簡易表示(リーダーモード)という機能が存在します。

この機能を有効にすると、広告など邪魔なコンテンツを排除されるため、集中して文章と画像を閲覧可能となります。

設定手順として、メニューの 設定ユーザー補助機能ウェブページの簡易表示 を有効にすれば、

Chrome標準機能で簡易表示(リーダーモード)を有効にする手順1

任意のページで 簡易表示する をタップして、リーダーモードへ切り替えが可能となります。

Chrome標準機能で簡易表示(リーダーモード)を有効にする手順2

あるサイトの例。通常モード(左)と比較して、リーダーモードだと広告などが非表示となり、文章に集中できる(右)。

が、これはすべてのサイトで適用されず、サイト側が簡易表示をサポートしてなければ切り替えできません。

ここで試験機能を使えば、あらゆるサイトで簡易表示(リーダーモード)を強制適用できます。

アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、

chrome://flags

Reader Mode triggering を選択、

検索窓で「reader」と入力すれば見つけやすいです。

Chrome試験機能Reader Mode triggeringで全サイトに簡易表示を適用する手順1

Always へ切り替えた後、Relaunch でChromeアプリのアイコンChromeを再起動します。

Chrome試験機能Reader Mode triggeringで全サイトに簡易表示を適用する手順2

任意のページで 簡易表示する をタップして、リーダーモードへ切り替われば成功です!

Chrome試験機能Reader Mode triggeringで全サイトに簡易表示を適用する手順3

当サイトの例。通常モード(左)と比較して、リーダーモードだと広告などが非表示となり、文章に集中できる(右)。

元に戻したい場合、試験機能より Reader Mode triggering を元の Default へ切り替えればOK。

リーダーモードは閲覧するサイトによって相性があります。例えば、サイト閲覧を補助するメニュー(例:目次アイコン)まで非表示となり、逆に見づらくなるケースも。

参考://flagsで目的の試験機能が出てこない場合

試験機能はその性質上、ChromeアプリのアイコンChromeアプリのバージョンアップで突然削除される可能性もあります。

もし目的の機能が見当たらない場合、選択肢は次の2点しかありません。

  • Chromeアプリのバージョンをダウングレードする
  • Googleへ機能復活の要望を出す

Chromeアプリのバージョンをダウングレードする

ChromeアプリのアイコンChromeのアプリ情報を開き、メニューの アップデートのアンインストール を実行すれば、工場出荷時のバージョンまで戻すことが可能です。

この操作によりChromeが初期化されます(Googleアカウントとデータを同期していれば、再ログインでブックマークや検索履歴などは戻ります)。

Chromeアプリのバージョンをダウングレードする手順

工場出荷時のバージョンは、デバイスによってバラバラです。

そのため、特定のバージョンへダウングレードしたい場合、何らかの方法で指定バージョンのapkファイルを入手してインストールするしかありません。

より詳細なアプリバージョンのダウングレード手順は、関連記事【Androidアプリをダウングレードする方法! apkファイルをダウンロードして元の旧バージョンへ戻そう】で解説しています。

Androidアプリをダウングレードする方法! apkファイルをダウンロードして元の旧バージョンへ戻そう
この記事では、Androidアプリのバージョンダウン手順をまとめています。apkファイルを用意できればダウングレードは簡単です。もしアプリデータを保持したい場合、adb環境またはroot環境が必要です。

Googleへ機能復活の要望を出す

ChromeアプリのアイコンChromeアプリのアップデートで変更された仕様に関する意見、要望をGoogleへ届けることができます。

Chromeメニューより ヘルプとフィードバックフィードバックを送信 と進めば、メッセージを送信できます。

GoogleへChromeアプリに関する要望を届ける手順

すぐに要望が反映されることは難しいですが、最新のChromeアプリのアイコンChromeバージョンで目的の試験機能を使うには、Google側が対応してくれるのを待つしかありません。。。

参考 Google Chromeヘルプ – Chromeで問題を報告する、フィードバックを送信する

 

〆:アプリ版Chromeを使いこなそう!

以上、Android版Chromeのflags設定まとめ! おすすめジェスチャーでスマホを使いこなそう の説明でした。

本記事で紹介した機能をうまく使いこなすことで、パワフルなChromeアプリのアイコンChromeでより生産性を上げることができますよ。

よりスピーディーな検索ライフを送れるよう、ぜひ試してみて下さい。

参考 Google Chromeヘルプ – Chromeでタブを使用する

参考 Google Chromeヘルプ – ダークモードまたはダークテーマでブラウジングする

参考 Google Chromeヘルプ – おすすめの記事を管理する

参考 Androidのユーザー補助機能ヘルプ – ChromeでTalkBack を使用してウェブを閲覧する

Google Chrome
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コメント

  1. 匿名 より:

    サイトがめちゃくちゃ見にくくて、探した内容にすぐたどり着かないです。

  2. 通りすがり より:

    DuetはVer89.0.4389.105では無くなっていました。
    代わりのGoogle home というのも見つからず残念です。

  3. 匿名 より:

    何年も前に無くなった機能をさもまだあるかのように情報だけ使い回すの辞めてもらっていいですか?

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