iPhoneでIPAからアプリをサイドロードする方法まとめ! App Storeにないアプリをインストールしよう

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この記事では、iPhoneでIPAからアプリをサイドロードする方法を解説します。

App StoreにないアプリをiPhoneへインストール可能となりますよ。

【ipaファイルとは】iOSデバイス(iPhone/iPad)向けのアプリケーションパッケージファイルのこと。

関連記事 Androidでapkからアプリをサイドロードする方法まとめ

 

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IPAからアプリをサイドロードする方法まとめ

iPhoneでアプリをサイドロードする方法はいろいろありますが、本記事では「無料」かつ「脱獄不要」で実現する方法として、4つのサービスを紹介します。

  1. AltStore
  2. Sideloadly
  3. SideStore
  4. TrollStore

無料の場合、「サイドロード可能なアプリ上限数」と「7日に1回の署名更新」が課題になる場合が多いです。

サービスごとの特徴です。

AltStore Sideloadly SideStore TrollStore
サイドロード可能
なアプリ上限数
2 3 2 無制限
7日に1回の
署名更新
必要 必要 必要 いらない
対象のiOSバージョン iOS 14.0〜 iOS 7〜 iOS 14.0〜 iOS 14.0〜16.6.1
パソコンの要否 常に 常に 初期設定のみ 初期設定のみ

最も有名な手法は、AltStoreSideloadlyで、とりあえずアプリをサイドロードしてみたい場合にオススメですが、どの操作も原則パソコンが必要です。

SideStoreはAltStoreのフォーク(派生版)で、初期設定をのぞき、iPhone単体上の操作でアプリのサイドロード、署名更新が可能です。

TrollStoreは唯一、「サイドロード可能なアプリ上限数」と「7日に1回の署名更新」の制限がありません。ただし対象iOSバージョンに条件があります。

それぞれ順番に解説します。

本記事の内容は公式で用意された機能ではなく、様々なリスクがあります。「何が起きても自己責任で解決が必要」という点に注意してください。

AltStore

アプリをサイドロードする最もオーソドックスな方法の1つで、導入手順はそこまで難しくありません。

ただし初期設定、アプリのサイドロード、7日に1回の再署名、すべてのタイミングでパソコンとの接続が必要です。

また無料のApple IDの場合、インストール可能なアプリ数は3つですが、AltStore自身もインストールする必要があるため、実質2つが上限数となります。

AltStoreの説明

AltStoreの画面。IPAファイル等から、アプリをサイドロードできる

導入にあたり、事前に準備が必要なものです。

必要なもの 備考
パソコン Windows 10以降/macOS 11以降
iPhone/iPad iOS 14/iPadOS 14以降
USBケーブル Wi-Fi接続も可能だが、
安定しているUSB接続を推奨
Apple ID 普段メインで使用しているApple IDとは別に、
2ファクタ認証を無効にした専用IDの用意を推奨
参考 Apple ID の 2 ファクタ認証

詳しい手順は、Windows向け・Mac向け、それぞれ関連記事で解説しています。

関連記事 WindowsでAltStoreをインストールする方法

関連記事 MacでAltStoreをインストールする方法

Sideloadly

AltStoreと並び、アプリをサイドロードする最もオーソドックスな方法の1つで、導入手順はそこまで難しくありません。

アプリのサイドロード、7日に1回の再署名など、すべての操作を(iPhone側ではなく)パソコンで実施する特徴があります。

かつて主流だったCydia Impactorの代替えともいえるサービスです。

無料のApple IDの場合、初期設定でサイドロードが必要なアプリがないため、アプリを3つまでインストールできる点で、AltStore/SideStoreより優れています。

またiOS 7以降と、古いiPhone/iPadにも対応している点でメリットがあります。

Sideloadlyの説明

Sideloadlyの画面。すべての操作は、原則パソコンで行う

導入にあたり、事前に準備が必要なものです。

必要なもの 備考
パソコン Windows 7以降/macOS 10.12 Sierra以降
iPhone/iPad iOS 7以降
USBケーブル Wi-Fi接続も可能だが、
安定しているUSB接続を推奨
Apple ID 普段メインで使用しているApple IDとは別に、
2ファクタ認証を無効にした専用IDの用意を推奨
参考 Apple ID の 2 ファクタ認証

詳しい手順は、Windows向け・Mac向け、それぞれ関連記事で解説しています。

関連記事 WindowsでSideloadlyをインストールする方法

関連記事 MacでSideloadlyをインストールする方法

SideStore

AltStoreのフォーク(派生版)で、使い方は似ていますが、追加で必要な初期設定があり、少し手順が難しいです。

その代わり(初期設定はのぞき)、アプリのサイドロード、7日に1回の再署名をiPhone単体で完結できるメリットがあります。

また無料のApple IDの場合、インストール可能なアプリ数は3つですが、SideStore自身もインストールする必要があるため、実質2つが上限数となります。

SideStoreの説明

SideStoreの画面。iPhone単体で再署名できるため、わざわざパソコンで再設定する手間がいらない

導入にあたり、事前に準備が必要なものです。

必要なもの 備考
パソコン Windows 10以降/macOS 10.15以降
iPhone/iPad iOS 14/iPadOS 14以降
USBケーブル
Apple ID 普段メインで使用しているApple IDとは別に、
2ファクタ認証を無効にした専用IDの用意を推奨
参考 Apple ID の 2 ファクタ認証

詳しい手順は、Windows向け・Mac向け、それぞれ関連記事で解説しています。

関連記事 WindowsでSideStoreをインストールする方法

関連記事 MacでSideStoreをインストールする方法

TrollStore

他サービスでは課題となる「サイドロード可能なアプリ上限数」と「7日に1回の署名更新」の制限がないメリットがあります。

ただし特定のiOSバージョンで存在するexploit(脆弱性)を利用している関係上、iOS 14.0〜16.6.1が条件という点がネックです。

また導入手順も特殊な部分があり、最も難しいです。

iOSバージョンは原則ダウングレード不可なので、すでにiOS 17以降にアップデート済みの場合は諦めましょう。
TrollStoreの説明

TrollStoreの画面。再署名不要で、無期限にアプリをサイドロードできる

導入にあたり、事前に準備が必要なものです。

必要なもの 備考
iPhone iOS 14.0〜16.6.1が条件
(A8デバイスは iOS 14.0〜15.1が条件)
パソコン Windows 10以降/macOS 11以降
USBケーブル
Apple ID 普段メインで使用しているApple IDとは別に、
2ファクタ認証を無効にした専用IDの用意を推奨
参考 Apple ID の 2 ファクタ認証

詳しい手順は、Windows向け・Mac向け、それぞれ関連記事で解説しています。

関連記事 WindowsでTrollStoreをインストールする方法

関連記事 MacでTrollStoreをインストールする方法

 

〆:App Storeにないアプリを楽しもう!

以上、iPhoneでIPAからアプリをサイドロードする方法まとめ! App Storeにないアプリをインストールしよう の説明でした。

Androidと比べ、アプリのサイドロードに制限があるのがiPhoneの特徴ですが、紹介したやり方で、突破できます。

使ってみたいアプリがIPAでのみ提供されている場合、ぜひ参考にしてみてください。

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