この記事では、Androidスマートフォンを定期的に自動再起動する方法を解説します。
普段から再起動する頻度が多ければ、自動化できて便利ですよ。
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MacroDroidのUI画面操作で自動再起動する方法
MacroDroidというアプリを使えば、定期的に電源オン/オフを実行できます。
このパートでは、具体的な設定手順を解説します。
自動再起動をスケジュールするマクロの作り方
まず マクロを追加 より アクション を設定しましょう。

少し長いですが、以下の一連アクションを設定します。
- 画面をONにする
- 待機1秒
- 「電源オプション」を表示
- 待機1秒
- クリック「電源」
- 待機1秒
- クリック「再起動」
まず、画面 → 画面のON/OFF → 画面をONにする を選択します。
そのまま続けて、次のアクションを追加します。

(右)+ボタンをタップで、次のアクションを設定できる。
▼2つ目のアクション:MacroDroid固有 → 次のアクション実行時に待機

▼3つ目のアクション:機器の操作や動作 → Androidショートカット → 「電源オプション」を表示

▼4つ目のアクション:MacroDroid固有 → 次のアクション実行時に待機

▼5つ目のアクション:機器の操作や動作 → UI画面操作 → クリック → テキスト内容 → 一致するテキスト:電源


(右)「一致」にチェックを入れ、テキスト「電源」を入力する。
▼6つ目のアクション:MacroDroid固有 → 次のアクション実行時に待機

▼7つ目のアクション:機器の操作や動作 → UI画面操作 → クリック → テキスト内容 → 一致するテキスト:再起動

(右)「一致」にチェックを入れ、テキスト「再起動」を入力する。
アクションの設定は以上です。
続けてトリガーを決めましょう。
日時やアラーム → 指定曜日(複数可)の時刻 より、定期的に再起動したい曜日と時刻をスケジュールします。

(右)毎週日曜の朝4:00をセットする例
最後に保存して完了です。
さっそく実際に動作するか検証しましょう。
保存したマクロを開き、メニューから アクションを試す を実行。

自動的に再起動されれば成功です。
あとはトリガーの日時を5分後などに変えてみて、想定どおりの動きをするかチェックしましょう。

Xperia 10 IIで設定した例。指定日時になると画面がつき、自動で再起動される。
UI画面操作の設定について
今回紹介するアクション「UI画面操作」は、電源メニューに表示されるボタンのテキストを指定して、自動タップを実現します。
ただ電源メニューのデザインは機種によって異なるため、お使いの機種ごと内容を変える必要があります。
ここではその一例を、4パターンに分けて紹介します。
| 電源メニューのパターン | 対象機種の一例 |
|---|---|
| ①:電源→再起動とボタンを2回タップする (ボタンとテキスト一体型) |
|
| ②:再起動ボタンを1回タップする (ボタンとテキスト一体型) |
|
| ③:再起動ボタンを2回タップする (ボタンとテキスト分離型) |
|
| ④:再起動ボタンをスライドする |
|
①:電源→再起動とボタンを2回タップする(ボタンとテキスト一体型)
電源メニューから再起動を実行する際、電源 → 再起動 と2回タップが必要な機種があります。

例えば、Xperia 10 II・AQUOS sense3が該当する。
この場合、MacroDroidのアクション「UI画面操作」は、 クリック → テキスト内容 より、一致するテキスト として「電源」と「再起動」の2つを設定します。

Xperia 10 IIの例。
②:再起動ボタンを1回タップする(ボタンとテキスト一体型)
電源メニューから再起動を実行する際、 再起動 を1回だけタップする機種があります。

例えば、Pixel 3a XL・arrows Beが該当する。
この場合、MacroDroidのアクション「UI画面操作」は、 クリック → テキスト内容 より、一致するテキスト として「再起動」1つだけ設定します。

Pixel 3a XLの例。
なお機種によっては、電源メニューで 再起動 タップ後、さらに OK を押下する機種があります。
この場合、「UI画面操作」の 一致するテキスト として「OK」を追加する必要があります。

arrows Beの例。
③:再起動ボタンを2回タップする(ボタンとテキスト分離型)
電源メニューから再起動を実行する際、タップするボタンとテキストが離れてる機種があります。

例えば、Galaxy A20・HUAWEI P20 liteが該当する。
この場合、「UI画面操作」の 一致するテキスト を設定してもマクロが機能しません。

Galaxy A20の例。UI画面操作でテキストを指定しても意味ない。
解決策として、電源メニューで表示される
アイコンの位置を直接指定します。
まず、機種によって画面サイズは異なるため、お使いの機種で
アイコンが表示される位置を調べます。
設定の 開発者向けオプション で ポインタの位置 を有効にすると、画面上のタップしている位置の座標(X軸・Y軸)を数値で表示できます。
なお、初めて開発者向けオプションを使う場合、端末情報のビルド番号を連続タップして、メニューを表示する操作が必要です。
関連記事 Androidの開発者向けオプションを表示/非表示にする方法


この機能を使い、電源メニューで
アイコンが表示される位置を調べ、「UI画面操作」の XY座標 で指定します。

マクロを動かしてみて、自動的に再起動がかかれば成功です。

Galaxy A20で設定した例。指定日時になると画面がつき、自動で再起動される。
ちなみにGalaxyの機種によっては、再起動を実行する際、画面ロックのパスワード入力が要求されるケースがあります。

マクロがうまく動作しなくなる原因となるため、
設定の ロック画面 → 安全ロック設定 より、ネットワークとセキュリティをロック をオフにしましょう。
これで画面ロック中も、パスワード不要で再起動を実行できます。

④:再起動ボタンをスライドする
電源メニューから再起動を実行する際、ボタンをスライドする機種があります。

例えば、OPPO Reno3 Aが該当する。
この場合、「UI画面操作」の 一致するテキスト を設定してもマクロが機能しません。

OPPO Reno3 Aの例。スライド操作が必要なので、画面タップのアクションを設定しても意味ない。
解決策として、ボタンをスライドする動作を「UI画面操作」のジェスチャ機能で再現します。
まず、お使いの機種でスライドするボタンの、始点・終点の位置を調べます。
設定の 開発者オプション で ポインタの位置 を有効にすると、

画面上のタップしている位置の座標(X軸・Y軸)を数値で表示できます。
なお、初めて開発者向けオプションを使う場合、端末情報のビルド番号を連続タップして、メニューを表示する操作が必要です。
関連記事 Androidの開発者向けオプションを表示/非表示にする方法

この機能を使い、再起動でスライドするボタンの始点・終点の座標を調べ、「UI画面操作」の ジェスチャ で指定します。

マクロを動かしてみて、自動的に再起動がかかれば成功です。

OPPO Reno3 Aで設定した例。指定日時になると画面がつき、自動で再起動される。
時間になったらシャットダウンする設定について
ここまで再起動を前提に説明しましたが、電源オフのスケジュールも可能です。
マクロの設定手順はこれまで同様、機種ごと電源メニューの特性に合わせ、「UI画面操作」を調整するだけ。

AQUOS sense3の例。
自動的にシャットダウンとなれば成功です。

AQUOS sense3で設定した例。指定日時になると画面がつき、自動でシャットダウンされる。
以上、MacroDroidのUI画面操作を使った説明でした。
この方法はテンプレートにも掲載されるくらい有名な手法で、「restart」等のキーワードで検索すると、マクロ例がいろいろヒットします。

(左)「テンプレート」タブの画面 (右)テンプレートに掲載される自動再起動のマクロ例
事前設定が少し面倒ですが、すべての機種で動作する可能性が高いので、お試しあれ。
参考:UI画面操作を使わないやり方(root端末のみ対応)
もしroot済み端末をお持ちの場合、MacroDroidと連携することで、より簡単に自動再起動をセットできます。
電源ON/OFFをタイマー設定するマクロの作り方
まずお使いのAndroid端末で、root環境を用意してください。
関連記事 Androidをroot化する方法まとめ
続いてMacroDroidを開き、スーパーユーザー権限を付与しましょう。

(左)スーパーユーザー権限の要求画面 (右)Magiskの設定画面
ここからマクロを設定していきます。
まず マクロを追加 より アクション を設定しましょう。

機器の操作や動作 → 再起動/電源を切る → 再起動する を選択します。

もし以下のメッセージが表示される場合、正しくroot環境を用意できていません。
機器本体のルート化とMacroDroidにアクセス許可が必要
MacroDroidに対して、スーパーユーザー権限を付与しているか、合わせて確認しましょう。

(左)表示されるメッセージ (右)Magiskの設定画面
アクションの設定は以上です。
続けてトリガーを決めましょう。
日時やアラーム → 指定曜日(複数可)の時刻 より、定期的に再起動したい曜日と時刻をスケジュールします。

(右)毎週日曜の朝4:00をセットする例
最後に保存して完了です。
さっそく実際に動作するか検証しましょう。
保存したマクロを開き、メニューから アクションを試す を実行。自動的に再起動がかかれば成功です。

なおこのマクロだと、指定した日時がきたら問答無用で再起動がかかります。
そこで好みに合わせて、条件として 画面のON/OFF → 画面がOFF状態 を追加してみて下さい。

これで画面消灯中のみ、指定した日時になったら自動で再起動がかかります。

Pixel 3a XLで設定した例。指定日時になるとダイレクトに再起動が実行される。
時間になったら電源を切る設定について
ここまで再起動を前提に説明しましたが、電源オフのスケジュールも可能です。
マクロの設定手順はこれまで同様、アクションとして 電源を切る を選択するだけ。

ただアクション 電源を切る は動作が不安定で、ボクの検証環境(root済みPixel 3a XL Android 12)では動作しませんでした。
同じ症状で困っている方は、代替策としてアクション「シェルスクリプト」がオススメです。
アプリ → シェルスクリプト にて、以下のコマンドを設定しましょう。
reboot -p

これで画面消灯中のみ、指定した日時になったら自動でシャットダウンします。

Pixel 3a XLで設定した例。指定日時になるとダイレクトに電源が落ちる。
以上、MacroDroidのroot機能を使った説明でした。
先に紹介したUI画面操作と比べ、電源メニューの仕様に依存せず、シンプルに再起動を実行できるのがメリットです。
一方、root環境必須のマクロとなるため、対象ユーザーはかなり限定されるでしょう。
上級者向けですが、興味があればチャレンジしてみて下さい。
〆:定期的な再起動を自動化しよう!
以上、Androidを定期的に自動再起動する方法! 時間になったら電源オン/オフしよう の説明でした。
スマートフォンを再起動することで、システムがリセットされ、たいていの不具合は改善されます。
もし普段から定期的に再起動をしているなら、今回紹介した方法で自動化しましょう。
なお一部メーカーの端末(Galaxy/Huawei/OPPO)は、わざわざMacroDroidを使わずとも、標準機能だけで自動再起動できます。
詳しくは関連記事をどうぞ。
関連記事 Galaxyを定期的に自動再起動する方法
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