Androidでは、現在地を自由に偽装できるアプリが多数リリースされています。
本記事では、その中でもFake GPS locationについて紹介します。
操作はシンプルで、広告も表示されないためオススメです。
その他よくあるニーズとして、位置情報ゲーム(例:ドラゴンクエストウォーク / Pokémon GO)における位置偽装のリスクについても解説しています。
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Fake GPS location – Androidで現在地の位置情報を偽装する方法
- 説明①初期設定 - 仮の現在地情報アプリを設定する手順
- 説明②好きな場所へ現在地を偽装する手順
- 説明③よく偽装する場所をお気に入りに登録する手順
- 説明④偽装を停止して現在地を元の場所へ戻す手順
- 注意ドラクエウォークやポケモンGOで現在地の偽装は原則不可
説明①:初期設定 – 仮の現在地情報アプリを設定する手順
初期設定として、開発者向けオプションより”仮の現在地情報アプリ”の設定が必要です。
まだ開発者向けオプションが表示されていなければ、設定より 端末情報 の ビルド番号 を数回連続でタップして下さい。
開発者向けオプションのより詳細な情報は、関連記事【Android「開発者向けオプション」の基本と表示/非表示にする方法まとめ! デベロッパーモードで隠れ機能を使おう】で解説しています。
後は 開発者向けオプション → 仮の現在地情報アプリを選択 よりFake GPS locationを選べばOK。
初期設定は以上です。
説明②:好きな場所へ現在地を偽装する手順
Fake GPS locationを起動すると地図が表示されるので、好きな場所まで動かしてボタンをタップすると偽装スタート。
実際に、GoogleマップやGoogle検索結果などで、偽装した位置情報が反映されていれば成功です。
なお検索窓に住所を入れても、次のエラーが表示されうまく機能しませんでした。
Server response:REQUEST_DENIED
そのため、偽装したい地点までは地図のドラッグ操作が必須となります。
説明③:よく偽装する場所をお気に入りに登録する手順
よく偽装する場所は、メニューの Add favorite よりお気に入りとして登録できます。
登録した場所はメニューの Favorites よりアクセスできます。
説明④:偽装を停止して現在地を元の場所へ戻す手順
Fake GPS locationのGPS偽装はずっと継続されますが、下記2通りの方法で元の場所へ戻せます。
- 通知領域の PAUSE をタップする
- Fake GPS locationのボタンをタップする
注意:ドラクエウォークやポケモンGOで現在地の偽装は原則不可
位置情報ゲーム(例:ドラゴンクエストウォーク / Pokémon GO)では、利用規約で位置偽装を禁止しているケースが多いです。
Fake GPS locationで偽装中にこれらゲームを起動しても、次のようなメッセージが表示されるように、アプリ内でも対策されています。
GPSの信号をさがしています(ドラゴンクエストウォーク) 位置情報を取得できません(Pokémon GO)
この対策を回避する方法はありますが、利用規約で禁止されている以上、最悪の場合はアカウントがBAN(停止)となるリスクもあるため、注意しましょう。
Androidをroot化してスーパーユーザーになれば、ストレージ内でFake GPS locationの場所を移動できるため、開発者向けオプションで 仮の現在地情報アプリを選択 が設定不要となり、位置情報ゲームの対策は回避できます(詳細は割愛します)。
Androidのroot化について、詳細は関連記事【Nexus 6Pをroot化する方法! TWRPでAndroid 8.1にMagiskをインストールして改造しよう】で解説しています。
補足:その他Androidの機能を偽装する豆知識まとめ
Androidは工夫すれば、日本にいながら海外限定のサービスを利用できます。
AndroidのIPアドレスを海外の国へ偽装する方法
アプリTunnelBearを使えば、VPNでIPアドレスを好きな国へ偽装できます。
世の中のネットサービスは、国によってダウンロードできるアプリや視聴できる動画、アクセスできるサイトに制限があり、これらはアクセス元のIPアドレスで判断しています。
つまりVPNでIPアドレスを好きな国へ偽装することで、規制を回避して自国では使えないサービスを利用可能となります。
アプリの詳細な使い方は、関連記事【TunnelBear – iPhone/AndroidでIPアドレスを変更できるアプリ! VPNで海外の国へ偽装しよう】で解説しています。
Googleアカウント上の国へ偽装して外国限定アプリを入手する方法
AndroidのアプリはGoogle Playストアで配布されていますが、日本では未公開の海外限定アプリも存在します。
実はこの規制は、”AndroidでGoogleアカウントにログインした瞬間のIPアドレス上の国”を元に決定されているため、ログイン方法を工夫すれば海外限定アプリを入手できます。
かなり内容が複雑なため、詳細は関連記事【[Android] 日本で未公開の海外アプリを入手する方法! Google Playストアより先行リリースされたゲームをインストールしよう】で解説しています。
〆:スマホの現在地を好きな場所へ偽装しよう!
以上、Androidで現在地の位置情報を偽装する方法! スマホのGPSを仮の擬似ロケーションへ変更しよう の説明でした。
次のようなユーザーにとって、AndroidのGPS偽装は大変便利です。
- Googleマップで現地の周辺スポットを調べたい旅行者
- 地域ごとのSEO検索結果を調べたいサイト運営者
- GPSを用いたアプリの動作検証をしたい開発者
一方、位置情報ゲーム(例:ドラゴンクエストウォーク / Pokémon GO)はアプリ内で対策されており、root環境があれば規制を突破することも可能ですが、利用規約で禁止されているため推奨できません。
このように用途は一部限定されますが、今回紹介したFake GPS locationのように現在地を自由に偽装できるアプリが多数リリースされているので、ぜひお試し下さい。
コメント
コメント欄を見る人がどれくらいいるか分からないですがこのアプリを入れると携帯が「Mobile IP proxies」などで検索すると出てくるようなサービスのアクセスポイントにされて下手すると犯罪利用されてしまうかもしれないですよ
そうなるとあなたのところに警察が来て誤認逮捕されてしまうかもしれませんね