Androidの操作を便利にする隠れジェスチャー機能の豆知識まとめ! 意外と知らないマル秘裏ワザ

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Android

Androidはその「カスタマイズ性の高さ」がウリの面白いデバイスですが、実は標準機能として提供されるジェスチャー(操作性)にも様々な隠れたワザが存在し、その中でも主要な便利機能は実はあまり知られていません。

そこで本記事では、Androidの操作をより便利にする豆知識をまとめて紹介します。

うまく使いこなすことで使い勝手が劇的に向上しますので、ぜひご覧あれ。

 

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Androidの隠れジェスチャーまとめ

クイック設定の詳細画面を直接開くジェスチャー

クイック設定パネルは、ステータスバーから下へ”2回”スワイプしないと表示できません。

クイック設定パネルの基本説明

ステータスバーから下へ2回スワイプすると(左)、クイック設定パネルが出てくる(右)。

▼操作動画

クイック設定パネルの基本説明2

が、実は2本の指でスワイプすることで、1段階目の画面をスキップして、いきなり2段階目のクイック設定画面を表示可能です。

すぐにアクセスしたいシーンで、知ってると便利です。

ホームボタン長押しジェスチャーをカスタマイズ

通常、◉ホームボタン長押しでGoogleアシスタントのアイコンGoogleアシスタント(旧:Now on Tap)が起動します。

このように◉ホームボタン長押しで起動するアプリを、アシストアプリと呼びます。
Androidのアシストアプリの説明

ホームボタン長押しで(左)、Googleアシスタントが起動する(右)。

この機能は、別に用意したサードパーティ製アプリへ切り替えることが可能です。

例えばアプリアシストのアイコンアプリアシストを使えば、◉ホームボタン長押しで好きなアプリを起動できます。

ホームボタン長押しでChromeを起動する例。

詳細は関連記事【Androidでホームボタンをカスタマイズする方法! アシストアプリを設定して機能を拡張しよう】で解説しています。

Androidでホームボタンをカスタマイズする方法! アシストアプリを設定して機能を拡張しよう
この記事では、ホームボタンのカスタマイズ方法を解説します。長押し機能の切り替えや、ボタンデザインの変更手順について触れます。

Chromeを便利にするジェスチャーと//flags設定まとめ

ChromeアプリのアイコンChromeには、知ってると操作に役立つ豆知識がいろいろあります。

例えば複数タブを開いているとき、アドレスバーを左右スワイプで、前後のタブへ移動できます。

Chromeをアドレスバー左右スワイプでタブ移動する説明

またChromeアプリのアイコンChromeのアドレスバーに下記を入力すると、

chrome://flags

アプリに標準搭載される前の実験的な機能(試験運用機能)を試すことができます。

名称 機能 Chrome
バージョン要件
  • Overscroll history
    navigation
左右スワイプで
ページを進む/戻る
  • Tab Groups
タブをグループ化する
  • Chrome Duet
ツールバーを下に配置する
  • Force Enable
    Home Page Button
ホームページのボタン
を表示する
  • The pull-to-refresh
    effect
下にスワイプでページ更新
を無効にする
バージョン75
未満のみ
  • Interest Feed Content
    Suggestions
  • Show server-side suggestions
    on the New Tab page
新規タブにおすすめの記事
を表示しない
バージョン80
未満のみ
  • Enable horizontal tab switcher
  • Tab Grid Layout
  • Accessibility Tab Switcher
タブ一覧の表示形式を変える 一部制限あり
  • Force Dark Mode for
    Web Contents
サイト全体にダークテーマ
を適用する
  • Reader Mode triggering
あらゆるサイトに簡易表示
を適用する

このようなChromeアプリのアイコンChromeの便利なジェスチャーと試験機能をまとめて、関連記事【Android版Chromeのflags設定まとめ! おすすめジェスチャーでスマホを使いこなそう】で解説しています。

Android版Chromeのflags設定まとめ! おすすめジェスチャーでスマホを使いこなそう
この記事では、Chromeのおすすめジェスチャーと//flags設定をまとめています。使いこなせば、Androidでページ移動やタブ切り替えを高速化できます。

アプリ情報ページをすぐ表示するジェスチャー

Androidの「アプリ情報」ページは、「最近開いたアプリ」ウインドウから素早くアクセスできます。

まず基本3ボタン(ホーム / 戻る / タスク)から「最近開いたアプリ」ウインドウを表示させ、各アプリのアイコンを長押しします。

すると「i(インフォメーション)」アイコンが表示されるので、タップするとアプリ情報を表示できます。

Nexus 6P(Android 8.0)における操作例。

この機能はAndroidの機種やOSバージョンによって使用条件が異なるため、詳細は関連記事【Androidでアプリ情報の見方と表示方法まとめ! 素早く開いて設定変更しよう】で解説しています。

Androidでアプリ情報の見方と表示方法まとめ! 使用状況へのアクセスを開いて設定変更しよう
この記事では、Androidでアプリ情報の見方と表示方法まとめて解説します。また使用状況へのアクセスの意味と、許可する手順についても説明しています。

アプリ情報の見方も紹介しているので、ぜひどうぞ。

指1本だけでズームできるジェスチャー

Androidでは、ピンチイン・ピンチアウトで画面の縮小・拡大が可能です。

【ピンチイン・ピンチアウトとは?】 – 2本の指でつまむように間隔を狭めるような動作を”ピンチイン”、逆に広げるような操作を”ピンチアウト”という。英語のPinch(つまむ)が語源。

ピンチイン(左)とピンチアウト(右)のイメージイラスト。

ただこの操作方法だと指を2本使うため、シチュエーションによっては操作しづらい場合もありますよね。

そんな時便利なワザが、指1本だけでズーム調整できるジェスチャーで、画面上のズームしたい部分を指1本で連続タップし、そのまま上下にずらすことで拡大 / 縮小の操作が可能です。

これで2本の指で操作できない場面でも、快適にズーム調整できて便利ですよ。

少し分かりづらいのが、2回タップした後に指を画面から全く離さず、そのままスライドさせるように上下に指を移動させる必要があるという点。

2回タップした後画面から指を少しでも離してしまうと、ただの連続タップとしての動作(例:Googleマップではズーム)となってしまいます。

よく使う「設定」項目を直接開くジェスチャー

Androidの「設定」アプリでは、ネットワークや通知、セキュリティやアカウントなど、実に様々な調整項目が用意されていますが、何度もアクセスするページがあればその都度「設定」アプリから手順を踏んで該当ページまで到達するのは面倒ですよね。

そこで知っておくと便利なのが、Androidでよく使う「設定」項目を直接開くジェスチャーで、Androidの画面上部から下へスワイプすると「クイック設定」が表示されますが、

Androidのクイック設定パネルをカスタマイズする方法まとめ! 上からスワイプのタイルを編集しよう
この記事では、Androidのクイック設定パネルをカスタマイズする情報をまとめています。好みのタイルを追加したり、個性的なデザインへ変更できます。

各タイルを長押しすると、該当の設定画面を直接開くことができます。

マナーモードの例。

また、Wi-FiやBluetoothなど一部タイルでは、矢印アイコンをタップすると接続先のネットワークをその場で切り替えることも可能なので、そもそも設定画面を開く手間を省く豆知識もあります。

他にも、標準機能のウィジェットとして「設定」項目のショートカットを配置するワザや、別途アプリを入手することで通常は直接開けない「設定」項目のショートカットを配置するワザもあります。

詳細は関連記事【Androidでよく使う「設定」項目を直接開く方法! ショートカットを作成してすぐアクセスしよう】で解説しています。

Androidで設定のショートカットを作る方法! ウィジェットにない設定ページを開こう
この記事では、Android設定アプリのショートカットを紹介します。よく使う設定メニューを直接開くことができます。

 

〆:Androidの隠れたジェスチャー機能を使いこなそう!

以上、Androidの操作を便利にする隠れジェスチャー機能の豆知識まとめ! 意外と知らないマル秘裏ワザ の説明でした。

今回紹介した豆知識を知っているだけで、Androidの操作性がさらに向上しますよ。

ぜひ、お試しあれ。

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