Androidを全画面表示する方法! ステータスバー/ナビゲーションバー/ホームボタンを隠してフルスクリーンモードへ

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本記事では、ステータスバーとナビゲーションバーを隠した、全画面表示へ切り替える方法を解説しています。

より広い画面でコンテンツを楽しむことができますよ。

 

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Androidを全画面表示する方法(アプリ編)

説明の流れ
  • 前提
    ステータスバーとナビゲーションバーについて
  • 方法①
    Fullscreen Immersive – アプリ単体で下のバーを消す
  • 方法②
    Immersive Settings – アプリ+adbコマンドで下のバーを消す
  • 参考
    没入モード(Immersive Mode)を許可するアプリの分類について

前提:ステータスバーとナビゲーションバーについて

Androidはどのアプリ画面も原則、上下両端に2つのバーが常に表示されます。

名称役割
ステータスバー(通知バー)アプリの通知やデバイスの状態を表示
ナビゲーションバー3ボタン(◉ホーム/◀戻る/■タスク)のソフトキーを表示

Androidのステータスバーとナビゲーションバーの説明

ただ一部アプリでは、ステータスバーとナビゲーションバーが隠れた、全画面表示に切り替わるケースがあります。

傾向として、画像系・動画系・ゲーム系アプリが該当することが多いです。
Androidで全画面表示に切り替わるアプリの説明

ギャラリーアプリの例。写真を開くと自動で全画面表示になる。

全画面表示には、大きく2つのメリットがあります。

  • 一画面で視覚できるコンテンツ情報が増える
  • 画面の焼き付き防止になる

ただ残念ながら、Android標準の機能として、ユーザー側で全画面表示のオン/オフを切り替える仕様とはなっていません。

そこで本パートで紹介するアプリを使えば、自由に全画面表示のコントロールが可能となります。

具体的には、Fullscreen ImmersiveのアイコンFullscreen ImmersiveImmersive SettingsのアイコンImmersive Settingsという2つのアプリを使った方法を解説します。

①:Fullscreen Immersive –
アプリ単体で
全画面表示する
②:Immersive Settings –
アプリ+adbコマンドで
全画面表示する
全画面表示の精度
ナビゲーションバーだけ隠す
ステータスバーだけ隠す
キーボードの動作
戻るキーの動作
導入のハードル
まずは手軽に導入できる方法①がオススメですが、完全な全画面表示ではありません。方法②なら不具合なく動作しますが、パソコンによる事前設定が必須となり、上級者向けです。

方法①:Fullscreen Immersive – アプリ単体で下のバーを消す

Fullscreen ImmersiveのアイコンFullscreen Immersiveというアプリを使えば、カンタンにステータスバーとナビゲーションバーを隠すことが可能です。

パソコン操作やroot権限不要で、このアプリだけの操作で実現できるのが魅力です。

画面に従って初期設定を行い、トップ画面まで進むと、”2つのメニュー”それぞれで”4つのモード”を選択できます。

▼2つのメニュー

メニュー名機能
MANUAL手動で全画面表示を設定
AUTOMATIC自動で全画面表示を設定

▼4つのモード

アイコンモード名ステータスバーナビゲーションバー
Fullscreen Immersiveの何も隠すアイコン何も隠す表示表示
Fullscreen Immersiveのナビゲーションバーを非表示アイコンナビゲーションバーを非表示表示非表示
Fullscreen Immersiveの全画面表示アイコン全画面表示非表示非表示
Fullscreen Immersiveの通知バーを非表示アイコン通知バーを非表示非表示表示
Fullscreen Immersiveの通知バーを非表示アイコン 通知バーを非表示 はパソコンによる事前設定が必須となるため、記事中では割愛します。

「MANUAL」メニューを設定すると、どのアプリ画面でも選択したモードが常に適用されます。

例えばFullscreen Immersiveの全画面表示アイコン 全画面表示 を設定すれば、ステータスバー(通知バー)とナビゲーションバーを隠した全画面表示へ切り替えることができます。

Fullscreen Immersive - アプリ単体で下のバーを消す手順1

通知バーとナビゲーションバーが消えて全画面表示になる

またFullscreen Immersiveのナビゲーションバーを非表示アイコン ナビゲーションバーを非表示 を選ぶと、ナビゲーションバーだけ隠すことも可能です。

Fullscreen Immersive - アプリ単体で下のバーを消す手順2

通知バーは残しつつナビゲーションバーが消える

一方、「AUTOMATIC」メニューを設定すると、あらかじめ指定するアプリ画面のみ、選択したモードが自動適用されます。

例えばChromeアプリのアイコンChromeでFullscreen Immersiveの全画面表示アイコン 全画面表示 を設定すれば、ブラウザ起動時に自動で全画面表示へ切り替わります。

ブラウザを閉じると、元の通常表示に自動で戻ります。
Fullscreen Immersive - アプリ単体で下のバーを消す手順3

Chromeで全画面表示を設定すれば(左)、起動時に自動でフルスクリーンへ切り替わる(右)。

以上が、Fullscreen ImmersiveのアイコンFullscreen Immersiveの基本的な操作方法です。

ブラウザ(例:ChromeアプリのアイコンChrome)など、アプリによっては、ほんらいステータスバーとナビゲーションバーが表示される領域までページが広がるため、より一画面で視覚できるコンテンツ情報が多くなります。

Fullscreen Immersive - アプリ単体で下のバーを消す手順4

通常時と比べ(左)、全画面にすると表示できる情報量が増える(右)。

また通知領域に表示されるFullscreen ImmersiveのアイコンFullscreen Immersiveのアイコンをタップすれば、全画面表示のオン / オフをすぐ切り替え可能です。

Fullscreen Immersive - アプリ単体で下のバーを消す手順5

通知領域からすぐ切り替えができる。

一時的にナビゲーションバーを使いたい場合、画面上下の端をスワイプすることで、数秒間表示できます。

ナビゲーションバーを隠してしまうと、◎ホームボタン等のソフトキーも使えなくなってしまう心配がありますが、その点は問題ありません。
Fullscreen Immersive - アプリ単体で下のバーを消す手順6

一時的にホームボタン等を表示できる。

手軽にフルスクリーンを体感したい場合、Fullscreen ImmersiveのアイコンFullscreen Immersiveなら難しい操作不要で設定できるのでオススメです。

一方、次のようなデメリットもあり、完璧ではありません。

  • キーボードが動作しない
  • 戻る キーが動作しない
  • ステータスバーだけ隠すことができない
  • アプリによっては完全な全画面表示にできない

より完全な全画面表示を実現したい場合、次に紹介する方法②をお試し下さい。

方法②:Immersive Settings – アプリ+adbコマンドで下のバーを消す

こちらの方法②は、Android 11は対応していません。

Immersive SettingsのアイコンImmersive Settingsというアプリを使えば、完全なフルスクリーン表示が可能です。ただしパソコンによるadbコマンド入力が必要です。

事前に、お使いのパソコンでadbコマンドを使用できる環境を用意して下さい。

Windows・Macそれぞれにおける手順は関連記事で解説しています。

Windowsでadbコマンドを使う方法! Android SDKを入れてパソコンのコマンドプロンプトから操作しよう
「Android Studio」をご存知でしょうか? Android Studio(アンドロイド スタジオ)は、Googleが提供するAndroidプラットフォームに対応する統合開発環境のこと。 引用 Wikipedia - And...
Macでadbコマンドを使う方法! Android Studioを入れてmacOSのターミナルから操作しよう
「Android Studio」をご存知でしょうか? Android Studio(アンドロイド スタジオ)は、Googleが提供するAndroidプラットフォームに対応する統合開発環境のこと。 引用 Wikipedia - And...

またパソコンとAndroidを接続するケーブルも必要です。

AndroidのUSB端子の形状(micro USB / Type C)に合わせ用意しましょう。

次にAndroidのAndroid設定アプリのアイコン設定で ビルド番号 を連続タップして 開発者向けオプション を有効にした後、USBデバッグ を有効にして下さい。

AndroidのUSBデバッグを有効にする手順

adbコマンドを使用する事前準備は以上です。

Immersive SettingsのアイコンImmersive Settingsのインストール後、パソコンとUSB接続の上、下記のadbコマンドを実行します。

adb shell pm grant jp.sakeapps.immersivesettings android.permission.WRITE_SECURE_SETTINGS

Immersive Settings - アプリ+adbコマンドで下のバーを消す手順1

初期設定は以上です。

Immersive SettingsのアイコンImmersive Settingsのトップ画面では、4つの表示パターンを選択できます。

アイコンステータスバーナビゲーションバー
Immersive Settingsの通常表示アイコン表示表示
Immersive Settingsのステータスバー非表示アイコン非表示表示
Immersive Settingsのナビゲーションバー非表示アイコン表示非表示
Immersive Settingsの全画面表示アイコン非表示非表示

例えばImmersive Settingsの全画面表示アイコンを設定すれば、ステータスバー(通知バー)とナビゲーションバーを隠した全画面表示へ切り替えることができます。

Immersive Settings - アプリ+adbコマンドで下のバーを消す手順2

ナビゲーションバーと通知バーが消えて全画面表示になる

またImmersive Settingsのステータスバー非表示アイコンImmersive Settingsのナビゲーションバー非表示アイコンを選べば、それぞれステータスバーまたはナビゲーションバー片方のみ隠すことも可能です。

Immersive Settings - アプリ+adbコマンドで下のバーを消す手順3

左がステータスバーのみ、右がナビゲーションバーのみ消した例。

さらにImmersive Settingsの通常表示アイコンを選びつつ追加設定をすれば、あらかじめ指定するアプリ画面のみ、下記3つの表示パターンいずれかを自動適用できます。

パターン名ステータスバーナビゲーションバー
immersive.fullscreen非表示非表示
immersive.status非表示表示
immersive.navigation表示非表示

例えばChromeアプリのアイコンChromeで immersive.fullscreen を設定すれば、ブラウザ起動時に自動で全画面表示へ切り替わります。

ブラウザを閉じると、元の通常表示に自動で戻ります。
Immersive Settings - アプリ+adbコマンドで下のバーを消す手順4

Chromeで全画面表示を設定すれば(左)、起動時に自動でフルスクリーンへ切り替わる(右)。

以上が、Immersive SettingsのアイコンImmersive Settingsの基本的な操作方法です。

初期設定でパソコンのadbコマンド操作が面倒ですが、全画面表示アプリでありがちな次のデメリットを克服しています。

  • キーボードが動作しない
  • 戻る キーが動作しない
  • ステータスバーだけ隠すことができない
  • アプリによっては完全な全画面表示にできない

なお注意点として、Immersive SettingsのアイコンImmersive Settingsをアンインストールする際は必ず、デフォルトのImmersive Settingsの通常表示アイコンを選んで、ステータスバーとナビゲーションバーを復活してから実行して下さい。

Immersive Settings - アプリ+adbコマンドで下のバーを消す手順5

元の状態に戻してから(左)、アンインストールを実行すること(右)。

“WRITE_SECURE_SETTINGS”権限を付与されたImmersive SettingsのアイコンImmersive Settingsは、OS側の設定に直接変更を加えています。従ってアプリを削除した後も、変更内容は維持されるため、ステータスバーとナビゲーションバーが消えたままとなります。

参考:没入モード(Immersive Mode)を許可するアプリの分類について

記事中では、方法①としてFullscreen ImmersiveのアイコンFullscreen Immersive、方法②としてImmersive SettingsのアイコンImmersive Settingsを取り上げましたが、PlayストアアプリのアイコンPlayストアには同類アプリがたくさん存在します。

「全画面」・「フルスクリーン」・「Immersive」などのキーワードで検索すればヒットします。また現在はPlayストアアプリのアイコンPlayストアで配信されませんが、かつてはHide System BarのアプリアイコンHide System Barというアプリが有名でした。

ただどのアプリも、下記いずれかに分類されます。

分類メリットデメリット
「アプリ単体」
で動くアプリ
  • 初期設定がカンタン
  • 不完全な
    フルスクリーン表示
「アプリ+adbコマンド」
で動くアプリ
  • 完全な
    フルスクリーン表示
  • adbコマンド設定が必要
root権限が必要なアプリも後者に分類されます。

より具体的な機能差分です。

アプリ単体アプリ+adbコマンド
全画面表示の精度
ナビゲーションバーだけ隠す
ステータスバーだけ隠す
キーボードの動作
戻るキーの動作
導入のハードル

Fullscreen ImmersiveのアイコンFullscreen Immersiveをはじめとする「アプリ単体」で動くアプリは、強制的に没入モード(Immersive Mode)へ切り替えるため、OS標準の動作と整合しない場合に不具合が生じます(例:キーボードが出てこない)。

一方、Immersive SettingsのアイコンImmersive Settingsをはじめとする「アプリ+adbコマンド」で動くアプリは、”WRITE_SECURE_SETTINGS”権限を付与することで、OS側の設定として没入モード(Immersive Mode)を認識させることができるため、完全な形でフルスクリーンを実現できています。

PlayストアアプリのアイコンPlayストアで見つけた別アプリを試す場合も、原則このルールに当てはまるはずなので、知ってると動作検証に役立ちます。

実はFullscreen ImmersiveのアイコンFullscreen Immersiveも、adbコマンドによる追加設定をすれば完全なフルスクリーン表示が可能となります。が、記事中では「アプリ単体」で動くアプリの代表例として取り上げています。

以降より両アプリの機能差分について詳しく説明するので、興味のある方はどうぞ。

違い①:完全なフルスクリーンの実現

Fullscreen ImmersiveのアイコンFullscreen Immersiveをはじめとする「アプリ単体」で動くアプリの場合、アプリによっては完全なフルスクリーン表示をできません。

例えばInstagramのアイコンInstagramやtwitterアプリのアイコンtwitterでナビゲーションバーを隠すと、空白領域が残ってしまいます。

完全なフルスクリーン表示できないアプリの説明

左がInstagram、右がtwitterの例。ナビゲーションバー部分が空白として残る。

一方、Immersive SettingsのアイコンImmersive Settingsをはじめとする「アプリ+adbコマンド」で動くアプリは、ナビゲーションバーだった領域までコンテンツをフルスクリーンで表示できます。

完全なフルスクリーン表示できるアプリの説明

左がInstagram、右がtwitterの例。ナビゲーションバー部分までフルスクリーン表示できる。

違い②:ステータスバーだけ隠す

Immersive SettingsのアイコンImmersive Settingsをはじめとする「アプリ+adbコマンド」で動くアプリは、ナビゲーションバーは残しつつ、ステータスバー(通知バー)だけを隠すことができます。

全画面表示アプリでステータスバーだけ隠す機能の説明

ナビゲーションバーは残しつつ通知バーが消える

が、Fullscreen ImmersiveのアイコンFullscreen Immersiveをはじめとする「アプリ単体」で動くアプリの場合、この操作は非対応です。

逆のパターンで、ステータスバー(通知バー)は残しつつ、ナビゲーションバーだけを隠す、であれば対応しています。

違い③:キーボードの動作

Fullscreen ImmersiveのアイコンFullscreen Immersiveをはじめとする「アプリ単体」で動くアプリの場合、フルスクリーン中にキーボードを出すことができません。

対策として、一時的にフルスクリーンを解除してから入力する操作が必要です。
全画面表示アプリでキーボードを表示できない説明

フルスクリーン中のブラウザの例。検索窓をタップしてもキーボードが表示されない。

一方、Immersive SettingsのアイコンImmersive Settingsをはじめとする「アプリ+adbコマンド」で動くアプリは、キーボードがしっかり表示・入力できます。

全画面表示アプリでキーボードを表示できる説明

フルスクリーン中のブラウザの例。検索窓をタップするとキーボードが表示される。

違い④:戻るキーの動作

Fullscreen ImmersiveのアイコンFullscreen Immersiveをはじめとする「アプリ単体」で動くアプリの場合、フルスクリーン中に 戻る キーが動作しません。

対策として、一時的にフルスクリーンを解除してから入力する操作が必要です。
全画面表示アプリで戻るキーが機能しない説明

フルスクリーン中のブラウザの例。戻るキーをタップしても機能しない。

一方、Immersive SettingsのアイコンImmersive Settingsをはじめとする「アプリ+adbコマンド」で動くアプリは、しっかり動作します。

 

Androidを全画面表示する方法(adbコマンド編)

実は別途アプリを用意せずとも、パソコンによるadbコマンド入力だけで全画面表示が可能です。

コマンド効果
adb shell settings put global policy_control immersive.full=*全画面表示へ切り替える
adb shell settings put global policy_control immersive.status=*ステータスバーだけ隠す
adb shell settings put global policy_control immersive.navigation=*ナビゲーションバーだけ隠す
adb shell settings delete global policy_control通常の画面表示へ戻す
adb shell settings get global policy_control現在の設定を確認する

前パートで取り上げた、「アプリ単体」または「アプリ+adbコマンド」で全画面表示するアプリとの比較です。

アプリ単体アプリ+adbコマンドadbコマンド単体
全画面表示の精度
ナビゲーションバーだけ隠す
ステータスバーだけ隠す
キーボードの動作
戻るキーの動作
導入のハードル

完全なフルスクリーンを実現できる点で、前パートで取り上げたImmersive SettingsのアイコンImmersive Settingsをはじめとする「アプリ+adbコマンド」で動くアプリと似ています。

設定変更の度にパソコン操作が必須となる欠点もあります。が、なるべく追加アプリをインストールしたくないニーズがあれば試す価値アリです。

以降より、adbコマンドを使用する準備と、実際に入力する流れを解説します。

説明の流れ
  • 事前準備
    パソコンのadb環境を用意する
  • 説明①
    フルスクリーン表示へ切り替えるadbコマンド
  • 説明②
    ステータスバー/ナビゲーションバー片方のみ非表示にするadbコマンド
  • 説明③
    通常の画面表示へ戻すadbコマンド
  • 説明④
    現在の設定を確認するadbコマンド

事前準備:パソコンのadb環境を用意する

adbコマンドを使用する事前準備として、次の3点が必要です。

  • パソコン側でadbコマンドを使用できる環境を整える
  • パソコンとAndroidを接続するケーブルを用意する
  • AndroidのUSBデバッグを有効にする

パソコン側でadbコマンドを使用できる環境を整える

お使いのパソコンでadbコマンドを使用できる環境が必要です。

Windows・Macそれぞれにおける手順は関連記事で解説しています。

Windowsでadbコマンドを使う方法! Android SDKを入れてパソコンのコマンドプロンプトから操作しよう
「Android Studio」をご存知でしょうか? Android Studio(アンドロイド スタジオ)は、Googleが提供するAndroidプラットフォームに対応する統合開発環境のこと。 引用 Wikipedia - And...
Macでadbコマンドを使う方法! Android Studioを入れてmacOSのターミナルから操作しよう
「Android Studio」をご存知でしょうか? Android Studio(アンドロイド スタジオ)は、Googleが提供するAndroidプラットフォームに対応する統合開発環境のこと。 引用 Wikipedia - And...

パソコンとAndroidを接続するケーブルを用意する

パソコンとAndroidを接続するケーブルも必要です。

AndroidのUSB端子の形状(micro USB / Type C)に合わせ用意しましょう。

AndroidのUSBデバッグを有効にする

AndroidのAndroid設定アプリのアイコン設定で ビルド番号 を連続タップして 開発者向けオプション を有効にした後、USBデバッグ を有効にして下さい。

AndroidのUSBデバッグを有効にする手順

adbコマンドを使用する事前準備は以上です。

adbコマンド①:フルスクリーン表示へ切り替える

下記のadbコマンドを実行すると、

adb shell settings put global policy_control immersive.full=*

フルスクリーン表示へ切り替えるadbコマンド1

ステータスバー(通知バー)とナビゲーションバーを隠した、全画面表示へ切り替えることができます。

フルスクリーン表示へ切り替えるadbコマンド2

(右)adbコマンドを実行するとフルスクリーン表示になる

さらに末尾にアプリパッケージ名を入力することで、指定アプリのみ自動適用 or 適用対象外とできます。

▼指定アプリのみ全画面表示を適用

adb shell settings put global policy_control immersive.full=アプリパッケージ名

▼指定アプリのみ全画面表示から除外

adb shell settings put global policy_control immersive.full=*,-アプリパッケージ名

例えばChromeアプリのアイコンChromeのパッケージ名は com.android.chrome となるため、次のコマンドを入力すれば、

adb shell settings put global policy_control immersive.full=com.android.chrome

フルスクリーン表示へ切り替えるadbコマンド3

ChromeアプリのアイコンChrome起動時のみ、自動的に全画面表示へ切り替わります。

フルスクリーン表示へ切り替えるadbコマンド4

(右)Chromeを起動すると自動でフルスクリーン表示になる

adbコマンド②:ステータスバー or ナビゲーションバー片方のみ非表示

下記のadbコマンドを実行すると、

▼ステータスバーだけ隠す

adb shell settings put global policy_control immersive.status=*

▼ナビゲーションバーだけ隠す

adb shell settings put global policy_control immersive.navigation=*
ステータスバー or ナビゲーションバー片方のみ非表示にするadbコマンド1

ナビゲーションバーだけ隠すadbコマンドの例。

それぞれステータスバーまたはナビゲーションバー片方のみ隠すことが可能です。

ステータスバー or ナビゲーションバー片方のみ非表示にするadbコマンド2

左がステータスバーのみ、右がナビゲーションバーのみ消した例。

さらに末尾にアプリパッケージ名を入力することで、指定アプリのみ自動適用 or 適用対象外とできます。

ナビゲーションバー非表示のコマンドを例に説明しますが、ステータスバー非表示であっても考え方は同じです。

▼指定アプリのみナビゲーションバー非表示を適用

adb shell settings put global policy_control immersive.navigation=アプリパッケージ名

▼指定アプリのみナビゲーションバー非表示から除外

adb shell settings put global policy_control immersive.navigation=*,-アプリパッケージ名

例えばInstagramのアイコンInstagramのパッケージは com.instagram.android となるため、次のコマンドを入力すれば、

adb shell settings put global policy_control immersive.navigation=com.instagram.android

ステータスバー or ナビゲーションバー片方のみ非表示にするadbコマンド3

InstagramのアイコンInstagram起動時のみ自動的にナビゲーションバーが隠れます。

ステータスバー or ナビゲーションバー片方のみ非表示にするadbコマンド4

(右)インスタを起動すると自動でナビゲーションバーが非表示となる

adbコマンド③:通常の画面表示へ戻す

下記のadbコマンドを実行すると、これまでの入力をリセットして元の画面表示に戻します。

adb shell settings delete global policy_control

通常の画面表示へ戻すadbコマンド

adbコマンド④:現在の設定を確認する

下記のadbコマンドを実行すると、これまで入力した設定状態を確認できます。

adb shell settings get global policy_control

現在の設定を確認するadbコマンド

基本的な表示メッセージと、それぞれの意味です。

表示メッセージ意味
null設定なし(=通常の画面)
immersive.full=*全画面表示
immersive.status=*ステータスバーのみ非表示
immersive.navigation=*ナビゲーションバーのみ非表示
指定アプリのみ自動適用 or 適用対象外としている場合、アプリのパッケージ名も一緒に表示されます。

 

補足:スマホのフルスクリーン表示に関するアレコレ

Androidの全画面表示に関連する細かい情報を補足します。

説明の流れ
  • 補足①
    ジェスチャーナビゲーションを設定する方法
  • 補足②
    Android 11は没入モード(Immersive Mode)に非対応
  • 補足③
    標準機能でナビゲーションバーを隠す方法(一部機種限定)
  • 補足④
    Nova Launcherでステータスバーを隠す方法
  • 補足⑤
    有機ELスマホの画面焼けを防ぐ対策まとめ
  • 補足⑥
    ステータスバーのノッチ表示をオン/オフ切り替える方法
  • 補足⑦
    そのほかナビゲーションバーをカスタマイズするアプリまとめ

ジェスチャーナビゲーションを設定する方法

長年、Androidの特徴としてナビゲーションバーに3つのボタン(◉ホーム / ◀戻る / ■タスク)が表示されていました。

従来のナビゲーションバーの特徴

ホーム画面はもちろん(左)、任意アプリ画面上も常に表示される(右)。

が、Android 10よりジェスチャーナビゲーション機能が追加されました。

有効にすると◉ホームボタン等は消え、代わりにジェスチャーで操作する仕様となります。

従来のナビゲーションバーと最新のジェスチャーナビゲーションの比較

(左)従来のナビバー (右)新しいジェスチャーナビ

ジェスチャーナビゲーションでは、ほんらいナビゲーションバーが表示されていた領域まで拡大されるため、より広い画面でコンテンツを楽しめます。

ジェスチャーナビゲーションで広い画面となる説明

ほんらいナビゲーションバーが表示されていた領域まで、拡大される。

その他、画面焼け対策の効果もあるなど、本記事で取り上げたフルスクリーンと共通する特徴があります。

設定手順はカンタンで、Android 10以降であればAndroid設定アプリのアイコン設定の システムナビゲーション より ジェスチャーナビゲーション に切り替えればOK。

Android OS標準機能を使ってジェスチャーナビゲーションを設定する手順

一方、下記に該当する機種では、残念ながらジェスチャーナビゲーションを設定できません。

  • Android 10未満の機種
  • Android 10以上でもメーカーの方針で非対応の機種

この場合、サードパーティ製アプリを使うことで無理やりジェスチャーナビゲーションを導入することが可能です。

説明が長くなるため、詳細は関連記事【Androidでジェスチャーナビゲーションを使う方法! スマホを下からスワイプ操作しよう】で解説しています。

Androidでジェスチャーナビゲーションを使う方法! スマホを下からスワイプ操作しよう
この記事では、ジェスチャーナビゲーションの使い方を解説します。細かいカスタマイズ方法も網羅しているので、ぜひどうぞ。

Android 11は没入モード(Immersive Mode)に非対応

Android 11では没入モード(Immersive Mode)の設定変更をOS側で塞がれているため、adbコマンドを使った全画面表示は不可能となっています。

もしAndroid 11でナビゲーションバーを非表示にしたい場合、下記いずれかの方法であれば対応しています。

  • Fullscreen ImmersiveのアイコンFullscreen Immersiveをはじめとする「アプリ単体」で動くアプリを使う
  • ジャスチャーナビゲーションを導入する
Android 11は没入モード(Immersive Mode)に非対応の説明

Pixel 3a XL(Android 11)の例。慣れればジェスチャーナビゲーションが使いやすいのでオススメ。

ちなみにAndroid 11が没入モード(Immersive Mode)非対応の件は、海外サイトに詳しい情報が載っています。興味のある方はどうぞ。

参考 reddit – Full immersive mode on Android 11

参考 XDA forum – Hiding The Navigation Bar On Beta 1

標準機能でナビゲーションバーを隠す方法(一部機種限定)

HuaweiやSHARPなど、一部機種は標準機能としてナビゲーションバーを隠すことができます。

Huawei P20 liteの例

Android設定アプリのアイコン設定より システムシステムナビゲーション と進み、「3つのキーによるナビゲーション」の 設定 で、ナビゲーションキーを非表示 を有効にします。

Huawei P20 liteでナビゲーションバーを隠す手順1

するとナビゲーションバーの端に矢印 v が表示され、タップするとナビゲーションバーが非表示になります。

Huawei P20 liteでナビゲーションバーを隠す手順2

矢印vをタップすると(左)、ナビゲーションバーが非表示になる(右)。

AQUOS sense3の例

Android設定アプリのアイコン設定の ディスプレイ より ナビゲーションバーを隠す を有効にします。

AQUOS sense3でナビゲーションバーを隠す手順1

これで普段はナビゲーションバーが非表示となります。

使いたいときだけ、画面下から上へスワイプすれば引き出すことが可能です。

AQUOS sense3でナビゲーションバーを隠す手順2

以上、HuaweiとSHARPにおける例でした。

お使いの機種にも搭載されている可能性があるため、Android設定アプリのアイコン設定の検索機能で「ナビゲーション」・「全画面」などのキーワードで調べてみて下さい。

Nova Launcherでステータスバーを隠す方法

一部のランチャーアプリ(ホームアプリ)では、ホーム画面上のステータスバーを隠す機能があります。

例えばNova LauncherのアイコンNova Launcherでは、ホーム画面長押しから 設定 → 外観と操作感 より、ステータスバーの表示 をオフにすればOK。

Nova Launcherでステータスバーを隠す手順1

これでホーム画面上のステータスバーは出なくなります。

Nova Launcherでステータスバーを隠す手順2

(右)ホーム画面でステータスバーが非表示となる

なおNova LauncherのアイコンNova Launcherのウィジェット「Novaアクション」より ステータスバー表示の切り替え を追加すれば、

Nova Launcherでステータスバーを隠す手順3

ホーム画面のウィジェットアイコンをタップするだけで、ステータスバー表示のオン/オフ切り替えが可能となります。

Nova Launcherでステータスバーを隠す手順4

以上、Nova LauncherのアイコンNova Launcherの紹介でした。

その他のランチャーアプリとして、ApexランチャーのアイコンApexランチャーにも同様の機能が搭載されます。

Apexランチャーでステータスバーを隠す手順

(左)Apexの設定より「ホームスクリーンの設定」→「もっと」で「ステータスバーを隠す」を選択すればOK

PlayストアアプリのアイコンPlayストアには無料のランチャーアプリが多数配信されているため、探してみて下さい。

なおランチャーアプリを使う方法の留意点として、あくまでホーム画面上でのみステータスバーが非表示となり、アプリ画面では元通りとなります。

どの画面でも常にステータスバーを隠したい場合、本記事でとりあげている別の方法をどうぞ。

有機ELスマホの画面焼けを防ぐ対策まとめ

Androidで有機ELディスプレイの機種をお使いの場合、画面焼けのリスクがあります。

有機ELスマホの画面焼けの説明

ホーム画面のナビゲーションバー等が焼き付きとなった例。

焼き付きは、画素の劣化が原因となっているため改善は難しく、修理または買い替えが必要となります。

従って、事前に焼き付きを防ぐ3つの対策を知ってることが重要です。

  1. 画面表示を黒系統に変える
  2. 同じ画面を長時間表示しない
  3. 必要以上に画面輝度を上げない

具体的には、本記事で取り上げた全画面表示をはじめ、画面を黒くするダークテーマも有用です。

画面を黒くするダークテーマの説明

(左)通常の画面 (右)ダークテーマ有効中の画面

より詳細な情報は、関連記事【Androidで画面の焼き付きを直す方法! スマホの液晶や有機ELの画面焼けを改善しよう】で解説しています。

Androidで画面の焼き付きを直す方法! スマホの液晶や有機ELの画面焼けを改善しよう
この記事では、スマホの画面焼けについて解説します。画面の焼き付きが起こる原因やその対策、改善方法を説明しています。

ステータスバーのノッチ表示をオン/オフ切り替える方法

最新のスマートフォンでは、ディスプレイ上部のステータスバー付近が凹んでいる”ノッチ”が採用されています。

ノッチの基本的な説明

Galaxy A20(左)とHuawei P20 lite(右)のノッチ。

ディスプレイを広く使えるメリットがある一方、見た目については好みがはっきり分かれます。

このノッチは、様々な方法でオン/オフを切り替えることが可能です。

例えばNacho NotchのアイコンNacho Notchというアプリを使えば、ノッチが消えたようなディスプレイ表示へ変更できます。

(右)ステータスバー周辺が黒くなりノッチが目立たなくなる。

逆にNotch Phone XのアイコンNotch Phone Xというアプリを使えば、ノッチ非搭載機種でもディスプレイに再現できます。

Pixel 3a XLでノッチを再現した例。

より詳細な手順について、関連記事【Androidでノッチ表示を切り替える方法! スマホのステータスバーから切り欠きを隠そう】で解説しています。

Androidでノッチ表示を切り替える方法! スマホのステータスバーから切り欠きを隠そう
この記事では、Androidでノッチを隠す or 追加する方法を解説します。またノッチの基本情報やメリット/デメリットも説明しています。

そのほかナビゲーションバーをカスタマイズするアプリまとめ

本記事では、ナビゲーションバーの表示/非表示を切り替える方法を紹介しましたが、さらに高度なカスタマイズを実現するアプリがあります。

例えばCustom Navigation BarのアイコンCustom Navigation Barというアプリを使えば、ナビゲーションバーのボタン配置を変更したり、新しいボタンを追加できます。

Custom Navigation Bar
Custom Navigation Bar
Developer:paphonb
Price:Free

左端に「Notifications」を、右端に「設定」アプリを配置した例。

Androidのナビゲーションバーにボタンを追加する方法! アイコン配置変更や機能カスタマイズしよう
Androidの次期最新OS「Android O」では、「ナビゲーションバー」のカスタマイズが標準機能として用意されており、ボタン配置を変えたり、新たなボタンを追加することもできます。 参考 juggly.cn - Android O...

ほかにもAndroidのナビゲーションバーをカスタマイズする情報はまとめて、関連記事【Androidでナビゲーションバーのカスタマイズ方法まとめ! 見た目や機能性を劇的に変えよう】で解説しています。

Androidでナビゲーションバーのカスタマイズ方法まとめ! 見た目や機能性を劇的に変えよう
本記事では、Androidのナビゲーションバーをカスタマイズする方法を紹介します。 見た目を劇的に変化させるアプリや、機能を自由に拡張できるユーティリティーまで幅広く記載しているので、ぜひご覧あれ。 ナビゲーションバーをカス...

 

〆:好きなタイミングで全画面表示にしよう!

以上、Androidを全画面表示する方法! ステータスバー/ナビゲーションバー/ホームボタンを隠してフルスクリーンモードへ の説明でした。

今回紹介した方法なら、好きなタイミングで全画面表示へ切り替えができます。

方法ごと、導入の難しさや実現できる機能に差分があるため、目的に合わせて試してみて下さい。

参考 Galaxy – ナビゲーションバーを表示または非表示にする方法を教えてください。

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関連記事

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あっとはっく

コメント

  1. チャンピオン より:

    「Hide System Bar」をやると検索の時、文字を打つバーが消えてしまいます。

    • 「Hide System Bar」アプリの仕様でキーボードが表示されません。この場合、ナビゲーションバーを表示させ、「戻る」ボタンをタップすればキーボードを一時表示できます。記事中でも本件について追記しました。

  2. ナタデココ より:

    画面を触るとバーが出てきますゲームアプリを全画面で出来ませんどうしたらいいでしょうか?

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