この記事では、Androidの仮想エミュレータで、別のAndroidを動かす方法を解説します。
現在使っているAndroidスマホの中に、もう1つ別のAndroid環境を作ることができます。
以下のようなシーンで便利ですよ。
- サブアカウント用にアプリを分ける
- 古いAndroid環境でアプリの動作を確認する
- 本体環境に影響を与えずアプリを検証する
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Androidの仮想エミュレータで別のAndroidを動かす方法
仮想Androidアプリはいくつかありますが、本記事では
Virtual Masterを紹介します。
画面にしたがって初期設定を進めてください。
Android 12以降の場合、ワイヤレスデバッグの設定も必要になります。

(左)活性化 (右)Notification Method

通知を許可しておく
開発者向けオプションを開き、ワイヤレスデバッグをオンにします。
開発者向けオプションを初めて使う場合、
設定アプリ内にある、デバイスのビルド番号を連続タップしてください。
関連記事 Androidの開発者向けオプションを表示/非表示にする方法

(左)開発者向けオプションを開く (右)ワイヤレスデバッグをオン
続けて ワイヤレスデバッグ の詳細メニューを開きます。
専用コードによるデバイスのペア設定 を選択するとコードが表示されるので、
Virtual Master側へ通知します。

(左)専用コードによるデバイスのペア設定 (右)ペア設定コードが出る

通知内で入力して、有効化する
これでワイヤレスデバッグが接続され、アクティベーションが完了します。

(左)タップして有効化 (右)アクティベーション成功
さっそくAndroidの仮想マシンを作成しましょう。
デフォルトでは、Android 7.1.2が用意されています。
もしOSバージョンを変えたい場合、目的のOSバージョンをダウンロードしてください。

(左)作成 (右)Android OSバージョンを選択

(左)解像度を選択※基本デフォルトでOK (右)適当な名前を決める
起動して、普段とは別のAndroidホーム画面が表示されればOKです。

(左)VMの起動 (右)普段とは別のAndroidホーム画面が表示される
最初はアプリが何も入っていませんが、3パターンのやり方でインストールできます。
- 本体側のアプリをコピーする
- 仮想OS内のPlayストアからインストールする
- apkファイルからインストールする
▼本体側のアプリをコピーする
本体側のアプリ一覧から、仮想OS側に追加することができます。

(左)上にスワイプしてアプリドロワーを表示 (右)赤枠アイコンをタップ

インストールしたいアプリを選択
▼仮想OS内のPlayストアからインストールする
Playストアから新規インストールできます。
デフォルトでは、Playストアが入ってないため、セットアップが必要です。

(左)赤枠アイコンをタップ (右)グーグルのサービス をオン

(左)再起動 (右)Playストアが追加される
▼apkファイルからインストールする
本体側に保存したapkファイルから、仮想OS側に追加することができます。

(左)赤枠アイコンをタップ (右)インポート

(左)本体側のストレージからapkを選択 (右)追加できた
仮想OS内にインストールしたアプリは、本体側とは別環境で起動できます。
たとえば、本体側ではメインアカウント、仮想OS側ではサブアカウントという使い分けが可能です。
また、本体側では制限される操作が、仮想OS側ではできる場合があります。
たとえば、スクリーンショット禁止アプリを仮想OS内で動かした場合、仮想化アプリ側の仕様によってはスクリーンショットを撮影できるケースがあります。
関連記事 Androidでスクリーンショット禁止を解除する方法

仮想OSでTverを起動した例。ほんらい制限されているスクリーンショットを撮影できる
Virtual Masterを終了したいときは、メニューから VMの切り替え をしてください。
これで仮想OSから、普段のAndroid OSに画面が切り替わります。

(左)メニューを表示 (右)VMの切り替え

普段のAndroid OS側の画面に切り替わる
以上、
Virtual Masterの紹介でした。
初期設定が少し面倒な上、アプリ内の画面でたびたび中国語が表示される欠点はありますが、仮想マシンの起動スピード、安定性は高く、類似アプリと比べても使いやすいですよ。
なお留意点として、完全に別のスマートフォンができるわけではなく、CPU・メモリ・ストレージ・ネットワークなどは、あくまで本体スマホのリソースを使うため、端末スペックが低いと動作が重くなります。
〆:スマホで仮想Android OSを動かそう!
以上、Android上で別のAndroidを動かす方法! 仮想エミュレーターで仮想OSを起動しよう の説明でした。
紹介したやり方なら、現在使っているAndroidスマートフォンの中に、独立した別のAndroid環境を作ることが可能です。
ゲームアプリの複数アカウント運用や、アプリの動作検証等の作業に便利なので、ぜひお試しあれ。
なお、単にアプリで複数アカウントを運用したいのであれば、「同じAndroid OS内でアプリを複製する」・「同じAndroid OS内でログインアカウントを増やす」という手段もあります。
これなら、わざわざAndroid OSを増やす必要がないため、動作も軽めです。
詳しくは、以下の関連記事で解説しています。
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