Custom Navigation Barの使い方! Androidのナビゲーションバーをカスタマイズする無料アプリ

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本記事では、Androidのナビゲーションバーをカスタマイズできる無料アプリCustom Navigation BarのアイコンCustom Navigation Barを紹介します。

このアプリを使えば、3ボタン(◉ホーム / ◀戻る / ■最近)の配置変更や、新たなボタンを追加できます。

Custom Navigation Barの説明

(左)ボタン並び順の入れ替え (右)新たなボタンの追加

使用条件としてroot環境は不要ですが、代わりにパソコンによるadbコマンド入力が必要です。

初期設定が少し面倒ですが、大変ユニークな機能で、試す価値アリですよ。

【2019年10月追記】Android 10以降は非対応となりました。Android 9以前の端末のみ、アプリをインストールできます。

 

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Custom Navigation Bar – 使い方

Custom Navigation Bar
Custom Navigation Bar
Developer:paphonb
Price:Free
Android 10以降はインストール不可です。また一部機種は非対応です(例:GalaxyシリーズやLGシリーズなど、カスタムUIが搭載される機種)。

事前準備①:パソコンのadb環境等を用意する

すでに環境がそろっている方は、コチラをタップしてアプリの初期設定へジャンプ。

Custom Navigation BarのアイコンCustom Navigation Barの初期設定では、パソコンからadbコマンドを実行する必要があります。

【adbコマンドとは?】 – adb(Android Debug Bridge)コマンド。通常の設定画面からは行えない、高度なカスタマイズ指示をAndroidへ与えられるGoogle公式ツール。

なんだか難しそうですが、、プログラムの知識がない一般ユーザーであっても、割と簡単に操作できるツールとなっています。

初めて使う場合、次の事前準備が必要です。

  1. パソコンのadb環境等を用意する
  2. 開発者向けオプションでUSBデバッグを有効にする
  3. adb devicesで接続確認する

1. パソコンのadb環境等を用意する

お使いのパソコンでadbコマンドを使用できる環境を用意して下さい。

Windows・Macそれぞれにおける手順は関連記事で解説しています。

Windowsでadbコマンドを使う方法! Android SDKを入れてパソコンのコマンドプロンプトから操作しよう
この記事では、Windows PCでadbコマンドを使う方法を解説します。
Macでadbコマンドを使う方法! Android Studioを入れてmacOSのターミナルから操作しよう
この記事では、Macでadb環境をインストールする方法を解説します。 何かの操作で「adb環境が必要と言われた!」なら、ぜひ本記事をご覧あれ。 本記事はMac向けの内容です。Windowsユーザーの方は、 ...

正しく設定できているか検証するため、次のコマンドを実行して下さい。

adb

Windowsでadbの動作検証をする手順1

長々とコマンドが表示されれば成功です。

Windowsでadbの動作検証をする手順2

一方、次のメッセージが表示される場合、正常に設定できていません。

'adb' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
Windowsでadbの動作検証をする手順3

Windowsの例。Macでも何らかのエラーメッセージが出る。

改めて、お使いのパソコンでの設定状況を確認して下さい。

特にWindowsの場合、システム環境変数の「Path」が間違っている可能性が高いです。

また、パソコンとAndroidを接続するケーブルが必要です。

スマートフォンのUSB端子形状(micro USB / Type C)に合わせ用意しましょう。

2. 開発者向けオプションでUSBデバッグを有効にする

AndroidでAndroid設定アプリのアイコン設定の システム から 開発者向けオプション を開き、

開発者向けオプションを開く手順

USBデバッグを有効にします。

開発者向けオプションでUSBデバッグを有効にする手順

この状態でAndroidとパソコンをUSB接続します。

もしUSB接続の選択画面が出る場合、「ファイル転送モード」を選べばOK。

USB接続の用途を「ファイル転送モード」にする説明

3. adb devicesで接続確認する

adb環境を用意したパソコンで、次のコマンドを実行します。

adb devices
adb devicesで接続確認する手順1

Windowsの例。コマンドプロンプトで入力する。

次のようなメッセージが表示され、接続したAndroid実機を認識できればOKです。

xxxの部分は、そのデバイス固有の識別情報が英数字で表示されます。
List of devices attached
xxx(デバイス情報) device

adb devicesで接続確認する手順2

なお初めて接続するパソコンの場合、Android側で下記メッセージが出るので、このパソコンからのUSBデバッグを常に許可する にチェックを入れましょう。

USBデバッグを許可しますか?
このパソコンのRSAキーのフィンガープリント:

adb devicesで接続確認する手順3

一方、次のメッセージが出る場合、Android実機を認識できていません。

List of devices attached
xxx(デバイス情報) unauthorized

adb devicesで接続確認する手順4

次の2点が原因であるケースが多いので、確認して下さい。

  • AndroidのUSBデバッグを有効にしているか
  • 「このパソコンからのUSBデバッグを常に許可する」にチェックを入れたか

以上が、adbコマンドを使用する事前準備です。

事前準備②:初期設定を行う

Custom Navigation BarのアイコンCustom Navigation Barの画面に従い、「Grant permission(権限付与)」ページまで進みます。

Grant using PC を選択すると、パソコンでadbコマンドを使用するガイダンスが表示されます。

Custom Navigation Barを初期設定する手順1

ここで次のadbコマンドを実行しましょう。

adb shell pm grant xyz.paphonb.systemuituner android.permission.WRITE_SECURE_SETTINGS
特別なセキュリティ設定権限(WRITE_SECURE_SETTINGS)を付与することで、よりOSレベルに近い設定変更をCustom Navigation BarのアイコンCustom Navigation Barに許容します。

Custom Navigation Barを初期設定する手順2

検証のため「Compatibility test(互換性テスト)」をします。

ナビゲーションバーに矢印(→)アイコンが表示され、タップできれば成功です。

GalaxyシリーズやLGシリーズなど、カスタムUIが搭載される機種の場合、ここで失敗する可能性があります。

Custom Navigation Barを初期設定する手順3

Custom Navigation BarのアイコンCustom Navigation Barのトップ画面が出れば、初期設定は以上です。

Custom Navigation Barを初期設定する手順4

「Navigation bar」へ進むと、ナビゲーションバーに関する様々なカスタマイズが用意されています。

Custom Navigation Barを初期設定する手順5

大きく2種別に分類できます。

種別カスタマイズ例
①:ナビゲーションバーの
デザインをカスタマイズ
  • ボタンの配置を調整する
  • 戻るとタスクボタンを入れ替える
  • ボタンのデザインを変更する
  • ステータスバーとナビゲーションバーを隠す
②:ナビゲーションバーに
新しい機能を追加
  • ボタンの機能を変更する
  • 新しいボタンを追加する

それぞれ分けて説明します。

使い方①:ナビゲーションバーのデザインをカスタマイズ

Custom Navigation BarのアイコンCustom Navigation Barの下記メニューでは、ナビゲーションバーの見た目を劇的に変更できます。

メニュー名カスタマイズ内容
Layoutボタンの配置を調整する
Inverted戻るとタスクボタンを入れ替える
Themeボタンのデザインを変更する
Immersive modeステータスバーとナビゲーションバーを隠す

Custom Navigation Barでナビゲーションバーのデザインをカスタマイズするメニューの説明

Layout – ボタンの配置を調整する

ナビゲーションバーの配置について、数パターンからレイアウト変更できます。

Custom Navigation BarのLayoutでボタンの配置を調整する手順1

Custom Navigation BarのLayoutでボタンの配置を調整する手順2

設定できるレイアウト例。

有償版であれば、レイアウトの微調整も可能です。

Custom Navigation BarのLayoutでボタンの配置を調整する手順3

メニューから「Add」を選ぶと(左)、Custom layoutが出現する(右)。

Custom Navigation BarのLayoutでボタンの配置を調整する手順4

各ボタンの並び順や間隔を自由に調整できる。

Inverted – 戻るとタスクボタンを入れ替える

◀戻る・■最近(タスク)ボタンの位置を入れ替えます。

Custom Navigation BarのInvertedで戻るとタスクボタンを入れ替える手順

Theme – ボタンのデザインを変更する

有償版限定の機能です。

3ボタン(◉ホーム / ◀戻る / ■最近)のデザインを変更できます。

Custom Navigation BarのThemeでボタンのデザインを変更する手順1

Custom Navigation BarのThemeでボタンのデザインを変更する手順2

設定できるデザイン例。

注意点として、あくまで見た目を変えるだけで、機能はそのままです。

例えば「Android P」スタイルを選んでも、上へスワイプでアプリ履歴は表示されません。

Immersive mode – ステータスバーとナビゲーションバーを隠す

下記3メニューを有効にすれば、ステータスバーとナビゲーションバーを隠した全画面表示へ切り替わります。

  • Change immersive settings
  • Hide status bar
  • Hide navigation bar
「Hide status bar」・「Hide navigation bar」は、どちらか一方のみ有効にすることも可能です。
Custom Navigation BarのImmersive modeでステータスバーとナビゲーションバーを隠す手順1

(右)ステータスバーとナビゲーションバーが隠れる。

またトップ画面の Immersive mode より、特定アプリのみ適用させることもできます。

有償版限定の機能です。
Custom Navigation BarのImmersive modeでステータスバーとナビゲーションバーを隠す手順2

(右)例えばChrome起動中のみ、自動でステータスバーを隠すことも可能。

使い方②:ナビゲーションバーに新しい機能を追加

Custom Navigation BarのアイコンCustom Navigation Barの下記メニューでは、3ボタン(◉ホーム / ◀戻る / ■最近)の機能を拡張できます。

メニュー名カスタマイズ内容
Experimental tweaksボタンの機能を変更する
Extra button新しいボタンを追加する

Custom Navigation Barでナビゲーションバーの機能を拡張するメニューの説明

Experimental tweaks – ボタンの機能を変更する

3ボタン(◉ホーム / ◀戻る / ■最近)を別の機能へ置き換えできます。

Custom Navigation BarのExperimental tweaksでボタンの機能を変更する手順1

例えば◀戻るボタンを「Take screenshot」に変えると、Custom Navigation Barのスクリーンショットアイコンボタンタップでスクリーンショット撮影できます。

Custom Navigation BarのExperimental tweaksでボタンの機能を変更する手順2

さらに「Keycode」を選ぶと、より詳細に機能とアイコンをカスタマイズ可能です。

Custom Navigation BarのExperimental tweaksでボタンの機能を変更する手順3

「Media Play Pause」を選べば、1タップで音楽の再生/停止を操作できる。

Custom Navigation BarのExperimental tweaksでボタンの機能を変更する手順4

「Calendar」を選べば、1タップでカレンダーを開ける。

自分好みの組み合わせを探してみて下さい。

Extra button – 新しいボタンを追加する

3ボタン(◉ホーム / ◀戻る / ■最近)とは別に、4つ目・5つ目のボタンを追加できます。

Custom Navigation BarのExtra buttonで新しいボタンを追加する手順1

Custom Navigation BarのExtra buttonで新しいボタンを追加する手順2

例えば左端タップでライト点灯、右端タップでChrome起動としてみた。

自分好みの組み合わせを探してみて下さい。

なお「Launch app」では、初回のみボタンをタップすると「アプリケーションを選択」が表示されるので、Custom Navigation BarのアイコンCustom Navigation Barを 常時 選択すればOKです。

Custom Navigation BarのExtra buttonで新しいボタンを追加する手順3

以上、Custom Navigation BarのアイコンCustom Navigation Barの主要機能の紹介でした。

なお説明は割愛しましたが、ほかにもTaskerのアイコンTaskerと連携した自動化設定などもあります。

参考:Custom Navigation Barの欠点

便利なCustom Navigation BarのアイコンCustom Navigation Barですが、あくまでサードパーティ製アプリという点より、次の弱点があります。

  • 新しいボタン機能の動作が不安定
  • 白色背景だと変更したアイコンが見えない
  • アンインストール時はすべての機能をリセットする必要がある
残念ながらOS側の仕様変更もあり、Android 10以降の開発はストップしているため、今後も解消の期待はできないでしょう。

弱点①:新しいボタン機能の動作が不安定

Custom Navigation BarのアイコンCustom Navigation Barでは、通常の3ボタン(◉ホーム / ◀戻る / ■最近)とは別に、新しいボタン機能を設定できます。

様々な機能が用意されていますが、一方で動作しないケースも珍しくありません。

Custom Navigation Barで新しいボタン機能の動作が不安定の説明

例えば、カメラやクリップボード関連の機能は動作しなかった。

弱点②:白色背景だと変更したアイコンが見えない

Custom Navigation BarのアイコンCustom Navigation Barでは、通常の3ボタン(◉ホーム / ◀戻る / ■最近)のデザインを変更できます。

が、いずれも白色のみ用意されているため、ナビゲーションバーの背景が白となるアプリでは見えなくなります。

Custom Navigation Barは白色背景だと変更したアイコンが見えない説明

(右)Chromeを起動するとボタンが見えなくなる例。

一応、ナビゲーションバーの背景色を変更する別アプリ(例:Navbar AppsのアイコンNavbar Apps)と組み合わせる対策もあります。

Custom Navigation Barで背景を別の色に変更する説明

背景を白以外に固定することで、ボタンが見えるようになる。

弱点③:アンインストール時はすべての機能をリセットする必要がある

Custom Navigation BarのアイコンCustom Navigation Barで設定した機能は、トップ画面の Reset メニューより初期化できます。

Custom Navigation Barのアンインストール時はすべての機能をリセットする必要がある説明

注意点として、初期値に戻さずにCustom Navigation BarのアイコンCustom Navigation Bar自体をアンインストールすると、ナビゲーションバーはそのまま変更状態で残ってしまいます。

もう一度アプリを入れ直せば解決しますが、面倒なので気をつけましょう。

【2019年10月追記】Android 10以降にアップデートすると、設定変更不可となる報告があります。事前に初期化しておくのを忘れずに。

補足:ナビゲーションバーをカスタマイズする方法アレコレ

例えばナビゲーションバーの色を変えたい場合、Navbar AppsのアイコンNavbar Appsというアプリが便利です。

Navbar Appsでナビゲーションバーの色を変える説明1

ナビゲーションバーがLINEは緑(左)、Instagramは紅色(右)で表示される例。

さらにユニークな機能が搭載されます。

  • ナビゲーションバーの背景画像を変える
  • ナビゲーションバーに絵文字を表示する
  • 画面全体にデコレーションを加える

▼ナビゲーションバーの背景画像を変える

Navbar Appsでナビゲーションバーの色を変える説明2

選択できる背景画像のデザイン例。

▼ナビゲーションバーに絵文字を表示する

Navbar Appsでナビゲーションバーの色を変える説明2

選択できる絵文字のデザイン例。

▼画面全体にデコレーションを加える

Navbar Appsでナビゲーションバーの色を変える説明3

選択できるデコレーションの例。

このようなナビゲーションバーをカスタマイズする様々な情報をまとめて、関連記事【Androidでナビゲーションバーのカスタマイズ方法まとめ! 画面下ボタンの見た目や機能を変えよう】で解説しています。

Androidでナビゲーションバーのカスタマイズ方法まとめ! 画面下ボタンの見た目や機能を変えよう
この記事では、スマホのナビゲーションバーを改造する情報をまとめています。見た目を劇的に変化させるアプリや、機能を自由に拡張できるユーティリティーまで説明します。

 

〆:ナビゲーションバーが劇的に使いやすくする!

以上、Custom Navigation Barの使い方! Androidのナビゲーションバーをカスタマイズする無料アプリ の説明でした。

adbコマンドの用意など、初期設定が少し大変ですが、一度設定できればナビゲーションバーの使い勝手が劇的に向上します。

お持ちのスマートフォンがCustom Navigation BarのアイコンCustom Navigation Barに対応していれば、お試しあれ。

参考 GitHub – Custom Navigation Bar

Android
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コメント

  1. black より:

    詳細な説明ありがとうございます。
    Extra buttonでLaunch APPから起動アプリを登録したのですが、実際に押してみるとうまく起動できません。指定したアプリではなく、「アプリケーションを選択」のポップアップが出てしまいます。
    (しかも、一覧は全てではなく、適当なカテゴリのアプリのみです。左はブラウザとCustom Navigation Bar、右はGmailとCustom Navigation Bar)
    どうすれば意図したとおりに設定できるでしょうか?

    • アプリ側の仕様で、初回のみ「アプリケーションを選択」が表示されるようです。

      Custom Navigation Barで「常時」を選べば、その後は意図したとおり起動できると思います。

      ※記事中にも本件追記しました

  2. 通りすがりの一般人 より:

    Galaxyについては設定からナビゲーションバーを表示することで利用可能になる可能性があります

  3. task.task より:

    ナビゲーションバー関連のアプリの共存は可能でしょうか?

    • アプリによると思います。

      例えばカラー変更するNavbar AppsのアイコンNavbar Appsで試したところ、共存しました。

      使ってみたいアプリで、ご自身で試してみて下さい。

      ※ナビゲーションバー関連のアプリは、画面オーバーレイ系統のものが多いため、それらとは(おそらく)共存できないような気がします・・・

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