Androidでプリインストールアプリを強制的に削除する方法! 消せない標準ソフトもアンインストール/無効化できる

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Android

本記事では、通常は削除&無効化できないプリインストールアプリ強制的に消す方法を解説します。

パソコンのadb環境さえあれば、比較的カンタンな操作で実現できますよ。

 

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Androidのプリインアプリを無理やり削除する方法

本パートでは、adbコマンドを使った具体的な手順を解説します。

説明の流れ
  • 前提
    アプリを強制的に無効化or削除するとは? -メリット/デメリット-
  • 説明①
    adbコマンドでシステムアプリを消す方法

前提:アプリを強制的に無効化or削除するとは? -メリット/デメリット-

通常、Androidでは不要なアプリに対して、アンインストール削除)または無効化という処理を実行できます。

▼アンインストールと無効化の違い

アンインストール無効化
アプリの
データ
消える消えない
アプリの
動作
止まる止まる
アプリの
表示
消える消える
主な対象
アプリ
Playストアから
追加したアプリ
プリインストール
アプリ

アンインストールは一部プリインストールアプリを除き、基本的にどのアプリに対しても実行できます。

アンインストール操作の説明

メモ帳アプリをアンインストールする例。

一方、プリインストールアプリの中には、削除できない代わりに無効化という操作が用意されます。

無効化操作の説明

おサイフケータイアプリを無効化する例。

以上のとおり、プリインストールアプリであっても、動作を止める手段が用意されています。

が、中には”アンインストール”と”無効化”両方とも実行できない、特別なアプリが存在します。

通常の操作では消すことができないため、諦めて放置しているユーザーも多いでしょう。
アンインストールと無効化どちらもできないアプリの説明

Xperiaアシスト(左)やdocomo Application Manager(右)が一例。

実はこのようなプリインストールアプリも、パソコンのadb環境さえあれば、比較的カンタンな操作で無効化またはアンインストールが可能です(root権限も不要)。

adbコマンドで無理やり無効化&アンインストールする説明

(左)Xperiaアシストを無効化 (右)docomo Application Managerを削除

コチラの方法のメリット/デメリットです。

メリットデメリット
  • 端末負担を軽減できる
  • 動作不具合の
    原因になりうる
  • 再インストールに失敗する
    可能性がある

メリットは、今まで削除/無効化できなかったアプリを止められるため、さらに端末の負担を軽減できる点です。

一方デメリットとして、そもそも制約があるのは、プリインストールアプリの中でも重要な役割を担っているからであり、機能を止めることでスマホの動作に問題が生じるリスクがあります。

またadbコマンドで無理やり削除をするため、元に戻すには初期化が必要な可能性も。

便利な反面、思わぬトラブルを招くリスクがあることも承知の上、お試し下さい。

本記事では、adbコマンドを実行する具体的な手順、および関連情報を詳しく解説しています。

adbコマンドでシステムアプリを消す方法

ここまで説明したとおり、Androidの一部プリインストールアプリは、削除および無効化どちらも実行できないケースがあります。

一方、パソコンのadbコマンドを使用すれば、この制約を突破して無効化 or 削除することが可能です。

▼強制的に無効化する

adb shell pm disable-user --user 0 <アプリのパッケージ名>

▼強制的にアンインストールする

adb shell pm uninstall -k --user 0 <アプリのパッケージ名>

両コマンド(強制アンインストール・無効化)の違いは次のとおりです。

強制アンインストール
pm uninstall
強制無効化
pm disable-user
アプリの
データ
消える消えない
アプリの
動作
止まる止まる
アプリの
表示
消える消える
対象アプリ
の範囲

(一部アプリは効果なし)
アプリの
復活(※1)

(失敗するかも…)
OS要件(※2)Android 5.0以降
(再インストールはAndroid 8.0以降)
Android 7.0以降
※1:削除後の再インストール失敗のリスクを考え、まずは無効化から試すことをオススメします。一方、無効化では止められないアプリの場合、より強力なコマンドとして強制アンインストールをどうぞ。
※2:強制アンインストール(pm uninstall)はAndroid 5.0以降、強制無効化(pm disable-user)はAndroid 7.0以降に対応しています。これより古いOSバージョンをお使いの場合、本記事後半で紹介する代替コマンドをどうぞ。なお強制アンインストール後の再インストールは、Android 8.0以降のみコマンドが用意されるため、Android 5.x-7.xの場合は初期化等しないと元に戻せません。

次の順番で説明します。

  1. パソコンのadb環境を用意する
  2. 無効化or削除したいアプリのパッケージ名を調べる
  3. adbコマンドでアプリを無効化する(pm disable-user)
  4. adbコマンドでアプリをアンインストールする(pm uninstall)

1. パソコンのadb環境を用意する

お使いのパソコンでadbコマンドを使用できる環境を用意して下さい。

Windows・Macそれぞれにおける手順は関連記事で解説しています。

Windowsでadbコマンドを使う方法! Android SDKを入れてパソコンのコマンドプロンプトから操作しよう
「Android Studio」をご存知でしょうか? Android Studio(アンドロイド スタジオ)は、Googleが提供するAndroidプラットフォームに対応する統合開発環境のこと。 引用 Wikipedia - And...
Macでadbコマンドを使う方法! Android Studioを入れてmacOSのターミナルから操作しよう
「Android Studio」をご存知でしょうか? Android Studio(アンドロイド スタジオ)は、Googleが提供するAndroidプラットフォームに対応する統合開発環境のこと。 引用 Wikipedia - And...

またパソコンとAndroidを接続するケーブルも必要です。

スマートフォンのUSB端子形状(micro USB / Type C)に合わせ用意しましょう。

さらにAndroid設定アプリのアイコン設定の システム から 開発者向けオプション を開き、USBデバッグを有効にして下さい。

開発者向けオプションでUSBデバッグを有効にする手順

2. 無効化or削除したいアプリのパッケージ名を調べる

adbコマンドを実行する際、対象アプリのパッケージ名を指定する必要があります。

【パッケージ名とは?】 – アプリごと決められたユニークな文字列(=アプリケーションID)のこと。パッケージ名が異なれば、たとえアプリの名称は同じでも、別アプリとして認識される。

▼パッケージ名の一例

アプリ名パッケージ名
ドコモ電話帳のアイコン
ドコモ電話帳
com.android.contacts
dマーケットのアイコン
dマーケット
com.nttdocomo.android.store
docomo LIVE UXのアイコン
docomo LIVE UX
com.nttdocomo.android.homezozo
docomo Application Managerのアイコン
docomo Application Manager
com.nttdocomo.android.applicationmanager
Xperiaホームのアイコン
Xperiaホーム
com.sonymobile.launcher
かんたんホームのアイコン
かんたんホーム
com.sonymobile.simplehome
What's Newアプリのアイコン
What’s New
com.sonymobile.entrance
Xperiaアシストのアイコン
Xperiaアシスト
com.sonymobile.assist_light
スタイルカバーのアイコン
スタイルカバー
com.sonymobile.coverapp2
同じアプリでも、バージョンが違うとパッケージ名も異なる場合があります。実際に、お使いの端末で調べてみることをオススメします。

パッケージ名の調べ方はいろいろあり、例えばAplinのアイコンAplinというアプリが便利です。

Aplinでアプリのパッケージ名を調べる説明

(左)赤線部分がパッケージ名を表す (右)キーワードで絞ると便利

3. adbコマンドでアプリを無効化する(pm disable-user)

ここからは、アプリを強制的に無効化するadbコマンドを紹介します。

後ほど”アンインストール”の方法も取り上げますが、元に戻す際のリスクが大きいため、まずはこちらの”無効化”の方法をお試し下さい。

ここで紹介するコマンド(pm disable-user)は、Android 7.0以降に対応しています。

AndroidとUSB接続した上で、パソコン側でadbコマンドを入力していきます。

下記コマンドをペーストし、「アプリのパッケージ名」に無効化したいアプリを入れます。

adb shell pm disable-user --user 0 <アプリのパッケージ名>
“user”の前はハイフンが2つ並ぶ点に注意して下さい。

例えばXperiaアシストのアイコンXperiaアシストなら、次のようになります。

adb shell pm disable-user --user 0 com.sonymobile.assist_light

adbコマンドpm disable-userでアプリを無効化する手順1

次のメッセージが表示されればOK(XperiaアシストのアイコンXperiaアシストの例)。

Package com.sonymobile.assist_light new state: disabled-user

adbコマンドpm disable-userでアプリを無効化する手順2

Android設定アプリのアイコン設定のアプリ情報で、”無効”ステータスとなっていれば成功です。

adbコマンドpm disable-userでアプリを無効化する手順3

Xperiaアシスト(左)やdocomo LIVE UX(右)が無効となった例。

元に戻したい場合、下記コマンドを入力します。

adb shell pm enable <アプリのパッケージ名>

例えばXperiaアシストのアイコンXperiaアシストなら、次のようになります。

adb shell pm enable com.sonymobile.assist_light

adbコマンドpm disable-userで無効化したアプリを元に戻す手順1

次のメッセージが表示されればOK(XperiaアシストのアイコンXperiaアシストの例)。

Package com.nttdocomo.android.applicationmanager new state: enabled

adbコマンドpm disable-userで無効化したアプリを元に戻す手順2

Android設定アプリのアイコン設定のアプリ情報で、”無効”ステータスが消えます。

adbコマンドpm disable-userで無効化したアプリを元に戻す手順3

Xperiaアシストが元の状態に戻った例。

以上、説明でした。

その他のアプリであってもパッケージ名さえ変えれば、実行するコマンドは同じです。

▼強制的に無効化する

adb shell pm disable-user --user 0 <アプリのパッケージ名>

▼元に戻す

adb shell pm enable <アプリのパッケージ名>

なお欠点として、プリインストールアプリによっては効果がなく、再起動後に自動で元に戻ってしまいます。

ボクの検証環境では、docomo Application Managerのアイコンdocomo Application Managerが該当しました。

adbコマンドpm disable-userで効果がないアプリの説明

再起動すると無効化→有効化に戻ってしまう例。

解決策として、より強力なアンインストールのコマンド(pm uninstall)をお試し下さい。

以降より紹介します。

4. adbコマンドでアプリをアンインストールする(pm uninstall)

ここからは、アプリを強制的にアンインストールするadbコマンドを紹介します。

こちらの方法なら、より強力にアプリを止めることが可能です。一方、元に戻す際のリスクが大きく、処理に失敗した場合は初期化が必要となります。

ここで紹介するコマンド(pm uninstall)は、Android 5.0以降に対応しています。ただし再インストールのコマンド(cmd package install-existing)のみ、Android 8.0以降に対応しています。

AndroidとUSB接続した上で、パソコン側でadbコマンドを入力していきます。

下記コマンドをペーストし、「アプリのパッケージ名」にアンインストールしたいアプリを入れます。

adb shell pm uninstall -k --user 0 <アプリのパッケージ名>
“user”の前はハイフンが2つ並ぶ点に注意して下さい。

例えばdocomo Application Managerのアイコンdocomo Application Managerなら、次のようになります。

adb shell pm uninstall -k --user 0 com.nttdocomo.android.applicationmanager

adbコマンドpm uninstallでアプリを削除する手順1

「Success」と表示されればOK。

adbコマンドpm uninstallでアプリを削除する手順2

Android設定アプリのアイコン設定のアプリ情報で”未インストール”となっていれば成功です。

adbコマンドpm uninstallでアプリを削除する手順3

docomo Application Manager(左)やスタイルカバー(右)が未インストールとなった例。

元に戻したい場合、下記コマンドを入力します。

adb shell cmd package install-existing <アプリのパッケージ名>

例えばdocomo Application Managerのアイコンdocomo Application Managerなら、次のようになります。

adb shell cmd package install-existing com.nttdocomo.android.applicationmanager

adbコマンドpm uninstallで削除したアプリを元に戻す手順1

次のメッセージが表示されればOK(docomo Application Managerのアイコンdocomo Application Managerの例)。

Package com.nttdocomo.android.applicationmanager installed for user: 0

adbコマンドpm uninstallで削除したアプリを元に戻す手順2

Android設定アプリのアイコン設定のアプリ情報で、”未インストール”ステータスが消えます。

adbコマンドpm uninstallで削除したアプリを元に戻す手順3

docomo Application Managerが元の状態に戻った例。

強制的にアンインストールしたアプリを元に戻す仕組みです。

アンインストール時に入力したadbコマンドは下記のとおりで、あくまで現在ログインしている”ユーザー0″からのみ削除しています。

adb shell pm uninstall -k --user 0 <アプリのパッケージ名>
adbコマンドcmd package install-existingの説明

実際のメッセージも”このユーザーでは”未インストールと出る。

▼pm uninstallオプションの意味

オプション意味
-kパッケージの削除後も、データとキャッシュのディレクトリを保持します。
–user user_id実行するユーザーを指定します

参考 Google Developers – Android Debug Bridge

ユーザー0とは、デフォルトのメインユーザーを示します。

よってAndroid内部には、削除したアプリ本体が残っているため、下記コマンドを入力すれば再復活が可能となります。

adb shell cmd package install-existing <アプリのパッケージ名>

ただし、いろいろ欠点があります。

まずこのコマンドは、Android 7.x以前だと対応していません。

またAndroid 8.x以降であっても、”-k”・”–user 0″部分を除いてコマンドを実行した等の理由で、元に戻せないケースが想定されます。

その場合、あらかじめバックアップしておいたapkファイルから再インストールする必要があります。

もしapkファイルを用意することが難しい場合、端末の初期化が必要です。

以上、Androidのプリインストールアプリを強制的に無効化 or 削除する手順でした。

実行するadbコマンドはシンプルなので、対象アプリのパッケージ名さえ調べることができれば、ハードルは高くありません。

一方、繰り返しになりますが、これらプリインストールアプリは機能停止を想定しておらず、メーカー側で検証もされていないはずです。

思わぬトラブルを招くリスクがあることも承知の上、お試し下さい。

 

補足:Androidアプリの強制消去に関するアレコレ

本パートでは、adbコマンドを使ったアプリ強制消去の細かい情報を補足します。

マニアックな内容も含まれるため、興味があればどうぞ。

説明の流れ
  • 補足①
    Android 5.0以前のadbコマンド -pm block/pm hide-
  • 補足②
    adbコマンドでエラーが表示される原因と解決策
  • 補足③
    削除したプリインアプリを再インストールする方法

Android 5.0以前のadbコマンド -pm block/pm hide-

記事冒頭で紹介したとおり、前パートで取り上げたadbコマンドにはOS要件があります。

▼強制的に無効化する(Android 7.0以降で対応)

adb shell pm disable-user --user 0 <アプリのパッケージ名>

▼強制的にアンインストールする(Android 5.0以降で対応)

adb shell pm uninstall -k --user 0 <アプリのパッケージ名>

実は、これより古いOSバージョン向けの専用コマンドが存在します。

▼強制的に無効化する(Android 4.4で対応)

adb shell pm block <アプリのパッケージ名>

▼強制的に無効化する(Android 5.xで対応)

adb shell pm hide <アプリのパッケージ名>

ちょっとややこしいので、↓が整理した表です。

強制無効化
pm disable-user
強制アンインストール
pm uninstall
強制無効化
pm block
強制無効化
pm hide
Android 4.4
Android 5
Android 6
Android 7
Android 8
Android 9
Android 10
Android 11

もし古いOSの端末を継続して使っている場合、pm block/pm hideをどうぞ。

それぞれ参考までに紹介します。

Android 4.4 KitKat向け – pm block

下記コマンドをペーストし、「アプリのパッケージ名」に無効化したいアプリを入れます。

adb shell pm block <アプリのパッケージ名>

例えばChromeアプリのアイコンChromeなら、次のようになります。

adb shell pm block com.android.chrome

Android 4.4向けadbコマンドpm blockの使い方1

次のメッセージが表示されればOK(ChromeアプリのアイコンChromeの例)。

Package com.android.chrome new blocked state: true

Android 4.4向けadbコマンドpm blockの使い方2

元に戻したい場合、下記コマンドを入力します。

adb shell pm unblock <アプリのパッケージ名>

次のメッセージが表示されればOK(ChromeアプリのアイコンChromeの例)。

Package com.android.chrome new blocked state: false

Android 4.4向けadbコマンドpm blockの使い方3

なおここで紹介したadbコマンドは、Android 4.4 KitKatのみ対象です。

それ以外のOSバージョンで実行しても、次のエラーメッセージが表示されます。

Error: unknown command 'block'
Android 4.4向けadbコマンドpm blockの使い方4

Android 4.4以外の端末で表示されたエラー

Android 5.0 Lollipop向け – pm hide

下記コマンドをペーストし、「アプリのパッケージ名」に無効化したいアプリを入れます。

adb shell pm hide <アプリのパッケージ名>

例えばWhat's NewアプリのアイコンWhat’s Newなら、次のようになります。

adb shell pm hide com.sonymobile.entrance

Android 5向けadbコマンドpm hideの使い方1

次のメッセージが表示されればOK(What's NewアプリのアイコンWhat’s Newの例)。

Package com.sonymobile.entrance new hidden state: true

Android 5向けadbコマンドpm hideの使い方2

元に戻したい場合、下記コマンドを入力します。

adb shell pm unhide <アプリのパッケージ名>

次のメッセージが表示されればOK(What's NewアプリのアイコンWhat’s Newの例)。

Package com.sonymobile.entrance new hidden state: false

Android 5向けadbコマンドpm hideの使い方3

なおここで紹介したadbコマンドは、Android 5.x Lollipopのみ対象です。

それ以外のOSバージョンで実行しても、次のようなエラーメッセージが表示されます。

Error: java.lang.SecurityException: Neither user xxxx nor current process has android.permission.MANAGE_USERS.
Android 5向けadbコマンドpm hideの使い方4

Android 5.x以外の端末で表示されたエラー

adbコマンドでエラーが表示される原因と解決策

adbコマンド実行時に表示される主なエラー例を紹介します。

エラー想定される原因
Error: Unknown option: -u”user”の前にハイフンを2つ入力していない
Error: java.lang.SecurityException: Permission DenialOS要件を満たしていない
※pm disable-userの対象はAndroid 7.0〜
Error: Unknown option: –userOS要件を満たしていない
※pm uninstallの対象はAndroid 5.0〜
/system/bin/sh: cmd: not found、および
Unknown command: install-existing
OS要件を満たしていない
※cmd package install-existing
の対象はAndroid 8.0〜
Failure [DELETE_FAILED_DEVICE_POLICY_MANAGER]該当アプリが端末管理アプリとなっている
error: no devices/emulators foundパソコンとAndroid端末が接続できていない
error: device unauthorizedAndroidのUSBデバッグが許容されていない

同じエラーが出て困っていれば、参考にして下さい。

Error: Unknown option: -u

下記エラーが表示される場合、”user”の前にハイフンを2つ入力しているか確認して下さい。

Error: Unknown option: -u

Error: Unknown option: -uのエラー

例えば強制アンインストールしたい場合、入力するコマンドは次の通りです。

adb shell pm uninstall -k --user 0 <アプリのパッケージ名>

下記のように、”user”の前にハイフンが1つしかないミスが多いためご注意を。

adb shell pm uninstall -k -user 0 <アプリのパッケージ名>

Error: java.lang.SecurityException: Permission Denial

下記エラーが表示される場合、実行したコマンドがOSバージョンに対応していない可能性があります。

Error: java.lang.SecurityException: Permission Denial: attempt to change component state from pid=xxxx, uid=xxxx, package uid=xxxx

Error: java.lang.SecurityException: Permission Denialのエラー

例えば上記ケースは、下記のコマンドを実行した際に表示されましたが、

adb shell pm disable-user --user 0 <アプリのパッケージ名>

対応するのはAndroid 7.0以降となるため、Android 6.x以前だとエラーが出ます。

Error: Unknown option: –user

下記エラーが表示される場合、実行したコマンドがOSバージョンに対応していない可能性があります。

Error: Unknown option: --user

Error: Unknown option: --userのエラー

例えば上記ケースは、下記のコマンドを実行した際に表示されましたが、

adb shell pm uninstall -k --user 0 <アプリのパッケージ名>

対応するのはAndroid 5.0以降となるため、Android 4.x以前だとエラーが出ます。

/system/bin/sh: cmd: not found・Unknown command: install-existing

強制アンインストール(pm uninstall)実行後、元に戻すため、下記コマンドを入力した際に表示されます。

adb shell cmd package install-existing <アプリのパッケージ名>

対応するのはAndroid 8.0以降となるため、Android 7.x以前だとエラーが出ます。

▼Android 6.x以前の場合

/system/bin/sh: cmd: not found
/system/bin/sh: cmd: not foundのエラー

Android 6.0搭載の端末で実行した例。失敗する。

▼Android 7.xの場合

Unknown command: install-existing
Unknown command: install-existingのエラー

Android 7.0搭載の端末で実行した例。失敗する。

Failure [DELETE_FAILED_DEVICE_POLICY_MANAGER]

下記エラーが表示される場合、該当のアプリが端末管理アプリとして設定されている可能性があります。

Failure [DELETE_FAILED_DEVICE_POLICY_MANAGER]

Failure [DELETE_FAILED_DEVICE_POLICY_MANAGER]のエラー

【端末管理アプリとは?】- 特定の機能を提供するために、Androidの管理者としてのアクセス権限が必要となるアプリのこと。セキュリティ系の機能(例:MDM系アプリ / スリープを制御するアプリ)で該当するケースが多い。

解決策として、権限をオフにして下さい。

Xperia XZ(Android 8.0)の画面を例に説明します。

Android設定アプリのアイコン設定より アプリと通知特別なアプリアクセス と進み、

Androidの端末管理アプリをオフにする手順1

機器管理アプリ より該当アプリのチェックを外します。

Androidの端末管理アプリをオフにする手順2

遠隔初期化アプリのチェックを外す例。

この機器管理アプリを無効にする を実行すればOK。

Androidの端末管理アプリをオフにする手順3

error: no devices/emulators found

下記エラーが表示される場合、パソコンとAndroid端末が接続できているか確認して下さい。

error: no devices/emulators found

error: no devices/emulators foundのエラー

error: device unauthorized

下記エラーが表示される場合、接続中のパソコンに対してAndroid側でUSBデバッグを許容しているか確認して下さい。

error: device unauthorized

error: device unauthorizedのエラー

初めて接続するパソコンの場合「USBデバッグを許可しますか?」と出るので、このパソコンからのUSBデバッグを常に許可する にチェックを入れればOK。

USBデバッグを許容する説明

削除したプリインアプリを再インストールする方法

記事中でも紹介したとおり、削除したプリインストールアプリを元に戻すコマンドが存在します。

▼強制的にアンインストールする

adb shell pm uninstall -k --user 0 <アプリのパッケージ名>

▼元に戻す

adb shell cmd package install-existing <アプリのパッケージ名>

が、このコマンドはAndroid 7.x以前だと対応していないため、別の手段で再インストールが必要となります。

ここでは主な方法を3パターン紹介します。①と②がapkファイルをサイドロードする方法、③が初期化する方法です。

方法メリットデメリット
①:事前にバックアップした
apkファイルから再インストールする
  • ウイルス感染等の
    リスクが低い
  • 事前の
    バックアップが必要
②:ネット上で入手した
apkファイルから再インストールする
  • 必要なときにapkを
    入手すればOK
  • ウイルス感染等の
    リスクあり
③:本体を初期化する
  • バックアップなくとも
    安全に操作できる
  • 端末のデータが消える
操作は面倒ですが、リスクも低い①の方法がオススメです。すでにアプリを削除済みの場合、②の方法しかありませんが、リスクを承知しておきましょう。最後の手段として、③の方法をどうぞ。
【apkファイルとは?】 – Android向けアプリを構成するパッケージのこと。ファイル拡張子は .apk 。

プリインストールWhat's NewアプリのアイコンWhat’s Newを復活させるケースを例に、それぞれ解説します。

①:事前にバックアップしたapkファイルから再インストールする

プリインストールアプリであっても、Android本体の内部にapkファイルが存在します。

これを事前に抽出しておけば、削除後はバックアップファイルから復元可能です。

方法はいろいろありますが、ここではadbコマンドを使う手順を例に説明します。

まずapkファイルの保存場所を調べます。

下記コマンドをペーストし、「アプリのパッケージ名」にapkを抽出したいアプリを入れます。

adb shell pm list packages -f | findstr <アプリのパッケージ名>
パソコンがMacなら”findstr”の部分を”grep”として下さい。

What’s Newのパッケージ名を指定した例。

すると結果として”package”以降に表示される「〜.apk」の部分が、アプリが保存される「パス」を示します(What's NewアプリのアイコンWhat’s Newの例)。

/system/priv-app/sonyentrance2-release/sonyentrance2-release.apk

これでapkファイルの保存場所がわかりました。

最後に下記コマンドをペーストし、「アプリのパス」に確認した場所を入れます。

adb pull <アプリのパス>

すると抽出作業が始まり、しばらく待つとパソコン上にapkファイルが保存されます。

これでバックアップは完了です。

プリインストールアプリを削除した後、このapkファイルから再インストールすることで復活できます。

②:ネット上で入手したapkファイルから再インストールする

インターネット上の様々なサイトで、プリインストールアプリのapkファイルが配布されています。

この中から目的のapkを見つけ、Androidにインストールすることで元に戻せます。

【リスクを承知の上、自己責任でお試しを】- インターネット上で公開・配布されるapkファイルは無料ですが、悪意のある第三者がapkファイルに細工をしているなど、セキュリティ上のリスクも高いです。一見、通常のアプリと区別はつかないため、いつの間にか個人情報が抜かれているなど、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

まず、入手したいアプリ名で検索してみましょう。

アプリ名 apk
検索
配布サイトとして、uptodownAPKMirrorApkpureあたりが有名です。ただいずれも、Google非公認の海外サイトであり、安全性が保証されているわけではない点に留意下さい。

ダウンロードしたapkファイルは通常、下記の場所に保存されます。

本体ストレージ/Download

ファイル管理アプリで表示して、インストールしましょう。

③:本体を初期化する

Android本体を初期化すれば、削除されたプリインストールアプリを復元できます。

もちろんすべてのデータが消えるため、安易に実行できる手段ではありませんが、apkファイルをサイドロードする煩わしさがない点はメリットです。

 

〆:いらないシステムアプリを削除しよう!

以上、Androidでプリインストールアプリを強制的に削除する方法! 消せない標準ソフトもアンインストール/無効化できる の説明でした。

アンインストールと無効化、どちらも塞がれているアプリに対して、今回の方法なら無理やり消すことが可能です。

一方、そのようなアプリは内部システムと密接な役割を担っているケースも多く、片っぱしから削除するのはリスクがあります。

事前にネット等で情報を集めてから、不要なアプリへadbコマンドを実行することをオススメします。

ぜひ、ご参考下さい。

参考 XDA – How to disable any pre-installed system app bloatware on Android without root

参考 XDA – How to Uninstall Carrier/OEM Bloatware Without Root Access

Android
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コメント

  1. よしだ より:

    こんにちは

    突然ですが
    adb shell pm uninstall -k –user 0 アプリのパッケージ名
    と打っても
    Error: Unknown option: —user
    と出てくるのですがどうしたら良いでしょうか?

  2. 植竹 より:

    すいません、
    これやってみたんですが、apkのバックアップで復元すると未インストールのままになります。どうすれば、いいですか。

    • シューゴ より:

      「設定」→「アプリと権限(多分)」→「すべてのアプリ」→アプリ選択→「有効にする」で、できると思います

  3. シューゴ より:

    内臓アプリケーションは、
    /system/app
    /system/priv-app
    に、入っています。

  4. ゆにまる より:

    すいません、削除しようとするとセキュリティが何たらこんたらというコマンドが表示されて出来ません。root化しなければいけないのでしょうか?

    • 思い当たる原因として、コマンドごとのOS要件を満たしているか、端末管理アプリとして設定されていないか、などがあります。

      記事中で解説しているので、ご参考下さい。。。

  5. 匿名 より:

    煩わしいプリインストールアプリを削除することができました。ありがとうございます!
    ROOT取らなくても削除できる方法があるとは知らなかったので、助かりました!

  6. 匿名 より:

    Error: Unknown option: –user
    と表示される場合の対処法はありますか?

  7. stargate より:

    Error: Unknown option: –user
    ダメもとで試しましたがエラーで無理でした。
    できる方と、できない方?Androidのバージョンの違いですかね、4.2.2では無理でした、なのでroot化しました。

    6.0.1は出来ました。
    8.0.0も出来ました。

    • 強制アンインストールの下記コマンドは

      adb shell pm uninstall -k --user 0 <アプリのパッケージ名>

      Android 5.0以降で対応しており、Android 4.x以前だと記載いただいたようなエラーが表示されます。

      本件、記事中でも追記しました。

  8. ハイコンプ より:

    初心者にも分かり易い丁寧な説明ありがとうございます。
    質問なのですが、この方法ではプリインストールアプリの種類によって「無効化」になるか「パッケージ削除」になるかやってみないとわからないのでしょうか?
    無効になるだけならapkのバックアップは不要かなと思ったもので、、、

    あと別ページで紹介されている抽出したapkは内部ストレージからSDなどに移動しても問題ないでしょうか?

    お忙しいかと思いますが宜しくお願い致します。

    • >>「無効化」になるか「パッケージ削除」になるかやってみないとわからないのでしょうか?

      そうですね、ボクの知る限り、わからないと思います。。

      >>apkは内部ストレージからSDなどに移動しても問題ないでしょうか?

      バックアップの保存先をどこにするか、なので、SDカードでも問題ないと思います

  9. かたやま より:

    こんにちは.
    先日,この記事の方法でダウンロード(com.android.providers.downloads.ui)
    とダウンロードマネージャー(com.android.providers.downloads)
    をアンインストールしたところ,アプリをインストールしようとすると”パッケージインストーラが停止しました”と表示されてインストールできない状態になってしまいました.対処法を教えてください.
    2つのアプリのapkファイルについてはバックアップをとってあります.google playとgoogle play 開発者サービスはアンインストールしてあります.
    よろしくお願いします.

    • お使いの機種がAndroid 8.x以降であれば、記事中で紹介している下記コマンドでダウンロードマネージャーを復活できないかお試し下さい。

      adb shell cmd package install-existing <アプリのパッケージ名>

      またはapkファイルのバックアップがあるのであれば、adbコマンドを使ってパソコンから直接インストールを指示する方法などもどうぞ(詳細はコチラの記事で解説)。

      あるいは、Google PlayとGoogle Play開発者サービスをアンインストールしているのが原因かもしれないため、切り分け上、いったん元に戻してみる、、、などなどお試し下さい。

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