Androidのアプリをフルバックアップする方法! 設定やセーブデータを保存して完全にまるごと復元しよう

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AndroidではGoogleアカウントにログインしていれば、自動でデータがバックアップされます。

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またサードパーティ製アプリでは「JSバックアップ」が有名で、Googleアカウントと紐付かないデータ含め、バックアップ・復元が可能です。

ただしこれらの方法では、個別アプリ内のデータは保存されないため、ゲームのセーブデータやアプリの設定項目はバックアップ対象外となります。

そこで本記事では、Androidのアプリをフルバックアップできる「Helium」を紹介します。

このアプリの特徴です。

メリット

  • root化不要でアプリ内のデータをフルバックアップ・復元できる
  • バックアップしたデータは別のAndroid端末でも復元できる

デメリット

  • アプリによってはバックアップできない場合がある

「Android初期化後もアプリデータを完全に復元したい」・「機種変更後の新端末にゲームデータを引き継ぎたい」というケースで活躍します。

Photo by rawpixel on Unsplash

 

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Heliumの使い方

手順①:Heliumを使う事前準備をする

今回紹介するアプリ「Helium」の操作はスマートフォンだけで完結せず、パソコンとUSBケーブルも必要です。

パソコンに「Helium Desktop」をインストールする

パソコンのOSに合わせて「Helium Desktop」をインストールします。

ダウンロード Helium Desktop

Windowsの手順

ダウンロードしたインストーラーを起動し、画面に従って進んでいきます。

Macの手順

ダウンロードしたZipファイルを解凍し、中身の「Helium」を起動します。

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USBケーブルを用意する

AndroidのUSB端子の形状(micro USB / Type C)に合わせ、ご準備下さい。

Androidで「USBデバッグ」をオンにする

パソコンと接続するAndroid側で「USBデバッグ」をオンにします。

「設定」より「開発者向けオプション」を開き、「USBデバッグ」トグルをタップして有効にすればOK。

「開発者向けオプション」をまだ表示していなければ設定して下さい。

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もし旧端末→新端末へアプリデータを復元する場合、両方のAndroid端末にて「USBデバッグ」をオンにする必要があります。

Androidに「Helium」をインストールする

パソコンと接続するAndroidに「Helium」をインストールします。

もし旧端末→新端末へアプリデータを復元する場合、両方のAndroid端末にアプリをインストールする必要があります。

手順②:Androidとパソコンを接続する

記事中ではMac版「Helium Desktop」を例に説明しています。

パソコン側で「Helium Desktop」を起動し、

アプリをバックアップしたいAndroid側でも「Helium」を起動してから、パソコンとUSB接続します。

ここでAndroidのUSB接続モードを”PTP”へ変更して下さい。

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またAndroid側で「USBデバッグを許可しますか?」と表示された場合は許可して下さい。

接続に成功すればパソコン側で「Carbon has been enabled on your Android」と表示され、

Android側でも「Androidのアプリバックアップが有効になりました」と表示されます。

うまく接続・認識ができない場合、次の5点をお試し下さい。

  • AndroidでUSBデバッグが有効になっているか確認する
  • AndroidのUSBモードが “PTP”へ変更されているか確認する
  • パソコン側の「Helium Desktop」アプリを再起動する
  • Android側の「Helium」アプリを再起動する
  • パソコンとのUSB接続を取り外し・再接続する

認識に成功すれば、以後パソコンとのUSB接続を解除しても、Android単体の操作で「Helium」アプリは動作します。

Androidを再起動すると、その都度パソコンとの接続・認識が必要となります。

手順③:Heliumでアプリデータをバックアップ・復元する

下記ケースを例にアプリデータをバックアップ・復元してみます。

  • 旧端末(バックアップ元):Nexus 6P(Android 8.1)
  • 新端末(復元先):Xperia Z3(Android 6.0.1)
  • バックアップするアプリ:ゲーム「ねこあつめ

まず旧端末(=バックアップ元のAndroid端末)の「Helium」で「バックアップ」タブを開き、「ねこあつめ」アプリにチェックを入れ、バックアップを実行します。

「アプリデータのみ」にチェックを入れると、復元の際にGoogle Playからアプリのインストール作業が必要です。

また無料版の場合、内部ストレージ(SDカード)へのバックアップ・復元のみ可能です。

バックアップ先がローカルの場合、内部ストレージの「carbon」フォルダにてバックアップフォルダが保存されます。

「carbon」フォルダではアプリごと1つのフォルダが作成される。

次に新端末(=復元先のAndroid端末)にも「Helium」をインストールし、先述した流れでパソコンとUSB接続・認識してアプリを準備します。

すると新端末の内部ストレージにも「carbon」フォルダが作成されるので、この中に旧端末でバックアップしたアプリデータを移します。

旧端末→新端末へバックアップデータを移動する手段は何でもOK(例:クラウド経由 / パソコン経由)。

MacとAndroidを接続するなら、関連記事で紹介している「Android File Transfer」というソフトがオススメです。

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後は新端末でも「ねこあつめ」をインストールし、

ねこあつめ
ねこあつめ
Price: Free

「Helium」で「リストアと同期」タブを開き、「ねこあつめ」アプリにチェックを入れ、リストア(復元)を実行します。

「アプリのリストアは完了しました」と表示されれば成功です。

実際にアプリを起動して、旧端末でバックアップしたデータが復元できているか確認します。

「ねこあつめ」のセーブデータを引き継げる。

注意:パソコン経由はデータ一部欠損の可能性あり

パソコンを経由して旧端末→新端末へバックアップデータを移動する場合、使用環境によってはファイルに欠損が生じるため、うまく復元できないケースがあります。

具体的には、パソコンへ移動するとバックアップデータに含まれる拡張子.jsonファイルが消えます。

.jsonファイルが消え、.abファイルのみ保存される。

この場合、次の流れで旧端末→新端末へバックアップデータを移動して下さい。

  1. 復元したいアプリを新端末にインストールする
  2. 「Helium」で当該アプリのバックアップを実行する
  3. 「carbon」フォルダ内で当該アプリのダミーフォルダを確認する
  4. 3で確認したフォルダへ.abファイルのみ上書き保存する

少し分かりづらいので、ゲーム「ねこあつめ」のバックアップデータを移動するケースを例に説明します。

まず新端末(=復元先のAndroid端末)にもアプリ「ねこあつめ」をインストールします。

ねこあつめ
ねこあつめ
Price: Free

次に新端末の「Helium」にて「ねこあつめ」のバックアップを実行し、

内部ストレージの「carbon」内に、「ねこあつめ」向けダミーフォルダが作成されることを確認します。

後はパソコン側に一時保存した旧端末のバックアップデータを、ダミーフォルダ内へ”上書き保存”で移せばOK。

新端末の「Helium」でリストア(復元)を実行できれば成功です。

 

補足:バックアップできないアプリについて

「Helium」ではバックアップできないアプリが存在します。

バックアップ非許可のアプリ例

  • Dropbox
  • IFTTT
  • LINE
  • Nova Launcher
  • OneNote

傾向として、大手の有名アプリは対象外となる場合が多いです。

ただそのようなアプリは自前のバックアップ機能を持っているケースが多いため、あまり問題にはならないでしょう。

例えばLINEの場合、公式で提供されるバックアップ機能が便利です。

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〆:引き継ぎ機能のないアプリで活躍!

以上、Androidのアプリをフルバックアップする方法! 設定やセーブデータを保存して完全にまるごと復元しよう の説明でした。

途中の「Androidとパソコンを接続する」部分が少しハードルですが、慣れればカンタンにアプリデータをまとめてバックアップできますよ。

ぜひ、ご参考下さい。

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