この記事では、YouTubeの寝落ち対策についてまとめます。
朝、目が覚めたら、スマートフォンの画面がつけっぱなしだった経験があれば、ぜひどうぞ。
寝落ち後にYouTubeをスリープさせる方法
本パートでは、YouTubeの寝落ち対策として、スリープタイマーを設定する具体的な手順を解説します。
最初にYouTubeのスリープ仕様や、画面を点灯したままのリスクについて触れます。
- 前提YouTubeをつけっぱなしにするデメリット
- 説明①iPhoneでおやすみタイマーを設定する方法
- 説明②Androidでおやすみタイマーを設定する方法
前提:YouTubeをつけっぱなしにするデメリット
通常、スマートフォンの画面消灯までの時間は、自由に変更できます。
▼iPhoneの例
▼Android(Xperia 10 II)の例
が、この設定が例外的に適用されないシーンがあり、その1つがYouTubeです。
動画が再生されるかぎり、端末のスリープ設定に関わらず、いつまでも点灯し続けます。
YouTubeをつけっぱなしにするデメリットは、主に2点です。
- バッテリーが悪化する
- 画面焼けのリスクが高まる
1つ目が、バッテリーの悪化です。
2つ目に、画面の焼き付きも注意が必要です。
例えばAndroidホーム画面の場合、「ステータスバー」・「ナビゲーションバー」・「ドック」の3つが表示される時間が長いため、
これら3つのイメージが、焼き付き現象を引き起こしやすいです。
主にAndroid向けですが、焼き付きの詳細情報は関連記事【Androidで画面の焼き付きを直す方法! スマホの液晶や有機ELの画面焼けを改善しよう】で解説しています。
以上のとおり、YouTubeで動画を流したまま寝落ちすると、様々なリスクがあります。
以降より紹介するスリープタイマーを使いこなして、うまく対策しましょう。
iPhoneでおやすみタイマーを設定する方法
時計アプリを開き、タイマー終了時の設定を 再生停止 とします。
あとはYouTubeを止めたい時間でタイマーセット、開始すればOK。
YouTube再生中、タイマーで指定した時間が経過すると、自動で動画停止、そのままスリープします。
iPadも同じ手順で使えます。
またYouTube MusicやAmazon Prime Videoなど、音楽・動画アプリであれば同じようにタイマー設定可能です。
ちなみに時計アプリのアラーム音は、タイマー音とは独立しているため、鳴らなくなってしまう心配はありません。
以上、iPhoneの時計アプリを使う方法でした。
サードパーティ製アプリ不要で実現できてカンタンです。お試しあれ。
Androidでおやすみタイマーを設定する方法
スリープタイマーというアプリを使います。
YouTubeを止めたい時間でタイマーセット、開始すればOK。
YouTube再生中、タイマーで指定した時間が経過すると、自動で動画停止、そのままスリープします。
またスリープタイマーの特徴として、デフォルトでフェードアウト機能が有効になっています。
このようなタイマー終了時の細かい仕様について、タイマーの終了 設定より調整可能です。
以上、スリープタイマーを使う方法でした。
ほかにも、Playストアでは類似アプリがいろいろ配信されてます(例えば、Super Simple Sleep Timerやコージータイマーがオススメ)。
“スリープタイマー”等で検索するとヒットするので、試してみて下さい。
YouTube動画が停止しても画面が消えない原因(Android向け)
Androidの一部機種では、YouTubeの動画を停止しても、なぜか自動で画面消灯しないケースがあります。
本パートでは、主な原因と解決策を紹介します。
原因 | 解決策 |
---|---|
画面消灯までの時間が長い | 適切な時間へ調整する |
YouTubeと機種の相性が悪い | 動画停止と合わせて 画面消灯もスケジュールする |
アンビエント表示が有効になっている | 機能をオフにする |
画面の常時オン設定が働いている | 機能をオフにする |
原因①:画面消灯までの時間が長いため
そもそもですが、画面消灯までの時間を正しく設定できているか確認しましょう。
通常、設定から自由に変更できます。
YouTubeの動画停止後、ここで指定した時間を過ぎたにも関わらず、なせかスリープへ切り替わらない場合、以降の原因をチェックして下さい。
原因②:YouTubeと機種の相性が悪いため
機種によって、YouTube起動中はずっとスリープが動作しない症状があります。
解決策として、YouTubeの動画停止と合わせて、画面消灯もスケジュールしましょう。
例えば前パートで紹介したスリープタイマーの場合、設定 → タイマーの終了 → アクションを実行します → 画面をオフにする を有効にします。
また初期設定として、スリープタイマーに端末管理アプリ(デバイス管理アプリ)の許可が必要です。
設定の アプリと通知 → 特別なアプリアクセス → デバイス管理アプリ より、スリープタイマーへ権限付与します。
以上で準備OK。
YouTubeの動画停止と合わせて、画面消灯すれば成功です。
なぜか画面消灯しない場合、先述のとおりスリープタイマーに端末管理アプリの権限付与されているか確認して下さい。
なお端末管理アプリには2つの留意点があります。
- スリープ直後は画面ロック解除で生体認証を使えない
- アプリのアンインストール時に権限の解除が必要
▼スリープ直後は画面ロック解除で生体認証を使えない
▼アプリのアンインストール時に権限の解除が必要
端末管理アプリの詳細は、関連記事【Androidで端末管理アプリを削除する方法!「有効なデバイス管理アプリはアンインストールできません」を解決しよう】で解説しています。
以上、スリープタイマーを使った説明でした。
Playストアで配信される類似アプリによっては、同様の機能が搭載されます(例えば
コージータイマーなど)。合わせてどうぞ。
なお以前は問題なく、最近になってスリープが動作しない症状が起きているなら、YouTubeアプリバージョンをダウングレードする手段もあります。
YouTubeのアプリ情報を開き、右上メニューより アップデートのアンイストール を選択すればOK。
アプリダウングレードに関する詳細は、関連記事【Androidアプリをダウングレードする方法! apkファイルをダウンロードして元の旧バージョンへ戻そう】で解説しています。
原因③:アンビエント表示が有効になっているため
アンビエント表示(別称:Always On Display)が有効だと、スリープ状態でも常に、時刻や天気、バッテリー残量などの情報が表示されます。
似たような表示が出ていて困っている場合、機能をオフにしましょう。
設定の ディスプレイ → ロック画面 より、時間と情報を常に表示 を確認すればOKです。
お使いの機種でうまく見つからない場合、設定から検索してみて下さい。
アンビエント表示(Always On Display)の詳細は、関連記事【Always On Displayの使い方! Galaxyのアンビエント表示をAndroid全機種で設定しよう】で解説しています。
原因④:画面の常時オン設定が働いているため
Androidでは設定のスリープ時間を無視して、常に画面を点灯する機能が存在します。
意図せず働いている可能性があるため、チェックしてみて下さい。
例えば開発者向けオプションで スリープモードにしない が有効になっていると、充電中は、ディスプレイが常時オンとなります。
この状態でYouTubeを視聴している場合、スリープタイマーで動画を停止しても、ずっと点灯し続けます。
その他ディスプレイ常時点灯の詳細は、関連記事【Androidのスクリーン画面を常時オンにする方法! ディスプレイを常に点灯させよう】で解説しています。
以上、YouTubeの動画を停止しても、なせかスリープとならない原因でした。
同じような事象が起きていれば、ぜひチェックしてみて下さい。
一度スリープになるものの、勝手にスリープ解除してしまう症状で悩んでいれば、詳細を関連記事【Androidで電源ボタンを押さずにスリープ解除する方法! スクリーン画面オン/オフをアプリでコントロールしよう】で解説しています。
補足:YouTubeの自動再生に関するアレコレ
本パートでは、YouTubeの自動再生に関する細かい情報を補足します。
興味のある方は、どうぞ。
- 補足①次の動画の自動再生をオフにする方法
- 補足②検索画面のフィードで自動再生をオフにする方法
- 補足③動画をバックグラウンド再生する方法
- 補足④「おやすみ時間の通知」を設定する方法
- 補足⑤スマホを自動再起動する方法(Android向け)
次の動画の自動再生をオフにする方法
YouTubeでは、動画の終了後に別の関連動画が自動的に再生する、動画の自動再生がデフォルトでオンになっています(一部年齢のユーザー除く)。
ただ延々と関連動画が流れ続けるため、寝落ちしてしまうと大変です。
この動画の自動再生は、動画プレーヤー上部にある自動再生の切り替えスイッチをタップして、オンまたはオフできます。
これで1つの動画が最後まで流れれば、設定のスリープ時間に従って画面消灯します。
検索画面のフィードで自動再生をオフにする方法
YouTubeでは、動画検索中にサムネイル画像がそのまま動き出す「フィードで再生」機能があります。
ただフィードで再生されている間は、端末のスリープ設定に関わらず、いつまでも点灯し続けます。
無効にしたい場合、アカウントメニューから 設定 → 全般 と進み、
フィードで再生 を オフ にすればOK。
これで検索画面上であっても、設定のスリープ時間に従って画面消灯します。
動画をバックグラウンド再生する方法
YouTubeをBGMとして視聴するなら、バックグラウンド再生を知ってると便利です。
ディスプレイ消灯中もサウンドが流れ続けるため、寝落ちして画面がつけっぱなしだった、という事態は避けれます。
バックグラウンド再生の手順として、一番手っ取り早いのは、YouTube公式の有料サービス「YouTube Premium」に加入することです。
ただお金をかけずとも、様々な代替手段があります。
説明が長くなるため、詳細はiPhone・Androidそれぞれ関連記事で解説しています。
「おやすみ時間の通知」を設定する方法
YouTubeには標準機能として、「おやすみ時間の通知」設定があります。
指定時刻になると、就寝するよう促す通知が表示され、動画も自動で停止します。
設定手順として、アカウントメニューから 設定 → 全般 と進み、
おやすみ時間になったら通知する で時刻を決めればOK。
なお「おやすみ時間の通知」で動画が停止すると、設定のスリープ時間に従って画面消灯されますが、バックグラウンドで動画再生が再開するケースがあります。
以上より完全なスリープタイマー機能ではない点、ご留意下さい。
スマホを自動再起動する方法(Android向け)
Androidであれば、端末を定期的に自動再起動するスケジュールを組めます。
例えばMacroDroidというアプリを使えば、すべての機種で定期的に電源オン/オフを実行できます。
再起動までするのは少し大げさですが・・・ここまで紹介した方法でうまくいかなければ、YouTubeの寝落ち対策としてお試し下さい。
詳細は関連記事【Androidを定期的に自動再起動する方法! 時間になったら電源オン/オフしよう】で解説しています。
〆:YouTubeの寝落ち対策でしっかり画面オフしよう!
以上、スリープしないYouTubeを画面オフする方法! スリープタイマーで寝落ち対策しよう の説明でした。
YouTubeの再生途中で寝落ちしてしまうケースが多いなら、今回紹介したスリープタイマーで対策しましょう。
ぜひ、ご参考あれ。
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