AndroidでSDカードに直接ファイルをダウンロードする方法! 移動を自動化してChromeの保存先を変えよう

Android

Androidでブラウザ(例:Chrome)からファイルをダウンロードすると、基本的に内部ストレージの決められたフォルダへ自動保存されます。

ただ、もしSDカードを使用していて本体容量の節約をしたいなら、SDカードに直接データを保存したいですよね。

そこで本記事では、Androidでダウンロードするファイルを擬似的にSDカードへ直接保存できるアプリ「FolderSync」を紹介します。

少しアプリの操作手順が複雑ですが、一度設定を済ませれば、以降はブラウザからダウンロードしたデータを自動でSDカードへ移動できます。

またダウンロード先を内部ストレージの別フォルダへ変更もできるなど、様々な応用が効く面白いアプリです。

ぜひ、ご覧あれ。

photo by Khairil Yusof

 

前提:Androidのダウンロード機能の仕様について

Androidの内部ストレージには様々なフォルダが存在し、それぞれ異なる役割を持ちます。

  • Download:ダウンロードしたファイルが保存
  • DCIM:カメラで撮影した画像類が保存
  • Pictures:スクリーンショットやダウンロードした画像類が保存
  • Movies:ダウンロードした動画類が保存
  • Android:アプリデータを中心に保存
  • Notifications:通知音の音源ファイルが保存
  • Ringtones:着信音の音源ファイルが保存
  • Alarms:アラーム音の音源ファイルが保存

詳細は関連記事【Androidのフォルダ構成の基本的な意味! 内部ストレージのディレクトリの役割を理解しよう】で解説しています。

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このうち、Google Chromeなどブラウザからダウンロードしたファイルは「Download」へ自動保存され、フォルダを変更することはできません。

ファイル管理アプリで「Download」フォルダを表示した例。

Androidでダウンロードしたデータの確認方法は、関連記事【Androidでダウンロードしたファイルの保存先はどこ? 内部ストレージからデータの場所を探す方法】で解説しています。

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そのため、もし内部ストレージを節約するためにSDカードを使用している場合、ダウンロードしたファイルを都度「Download」からSDカード内のディレクトリへ移動する操作が発生し、非常に面倒です。

そこで今回はアプリ「FolderSync」を使って、ブラウザからダウンロードしたファイルを定期的にSDカード側のフォルダへ自動移動させることで、擬似的に直接SDカードへ保存する設定方法を解説しています。

まだSDカードを持っていなければご準備下さい。

もしすでに所有していて、SDカードをまっさらな初期状態にしたい場合は、関連記事【AndroidでmicroSDカードのデータを消去する方法! 初期状態へフォーマットして削除しよう】で解説しています。

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FolderSync – AndroidでSDカードに直接ダウンロードする方法

手順①:初期設定を行う

まずAndroidに「FolderSync」をインストールします。

FolderSync
FolderSync
Developer: Tacit Dynamics
Price: Free

次にチュートリアルの中でメディアデータへのアクセス権限を付与し、

トップ画面が表示されます。

続いて「FolderSync」アプリにSDカードへのアクセス権限を与えます。

この時点でAndroidにSDカードを入れておいて下さい。

左上メニューより「設定」へ進み、

「外部ストレージへのアクセス許可」→「OK」と選び、

SDカードのディレクトリが表示された画面で「選択」をタップすれば完了です。

手順②:同期フォルダの設定を行う

「FolderSync」トップ画面へ戻り、「同期フォルダ」より”+”ボタンを選択。

新しい同期フォルダの設定画面となります。

表示される項目が多いですが、今回は基本的な下記設定を行います。

  • 固有の名前
  • アカウント
  • 同期タイプ
  • リモートフォルダ
  • ローカルフォルダ
  • スケジュール
  • 同期オプション
  • 通知

それぞれカンタンに解説します。

固有の名前/アカウント/同期タイプ

「固有の名前」は設定の名称なので、判別しやすいネーミングにすると良いでしょう。

「アカウント」はデフォルトの「SD CARD」、「同期タイプ」は「ローカルフォルダ」でOK。

例えば「固有の名前」を「ダウンロード先をSDへ」としてみた。

リモートフォルダ/ローカルフォルダ

「リモートフォルダ」に移動元のフォルダ(=内部ストレージの「Download」)を設定します。

「リモートフォルダ」をタップすると内部ストレージのディレクトリ一覧が表示されるので、「Download」フォルダを表示した状態で”+”ボタンで決定します。

次にローカルフォルダに移動先のフォルダ(=SDカードのフォルダ)を設定します。

「ローカルフォルダ」をタップすると内部ストレージのディレクトリ一覧が表示されるので、 右上メニューより「Pathの変更」へ進み、

「External」を選ぶとSDカードのディレクトリ一覧が表示されます。

SDカード直下を移動先にもできますが、分かりやすい専用フォルダを作ると良いでしょう。

右上”+”ボタンより新規フォルダ作成が可能です。

SDカード内にも「Download」フォルダを作ってみた例。

SDカード内の移動先としたいフォルダを表示した状態で”+”ボタンで決定すればOK。

以上の作業より、「リモートフォルダ」と「ローカルフォルダ」それぞれに移動元のフォルダ(=内部ストレージの「Download」)と移動先のフォルダ(=SDカードのフォルダ)が表示されることを確認します。

スケジュール

「スケジュール」にて内部ストレージの「Download」に保存されたファイルをSDカードへ移動する時間間隔を決めます。

「スケジュールされた同期を使用」を有効にした上で、「同期の間隔」を設定すればOK。

あまりに短い間隔だとAndroid動作の負担となるため、「毎日 / 毎週」くらいがちょうど良いでしょう。

同期オプション

「同期オプション」にてさらに細かい仕様を調整できます。

ダウンロードしたファイルをSDカードへ移した後、内部ストレージの「Download」に保存されたデータをそのまま消去したいなら「同期後にソースファイルを削除」を有効にします。

通知

「通知」にて同期内容に合わせた結果を通知表示できます。

例えば「同期成功時に通知を表示」を有効にすれば、定期的にSDカードへダウンロードファイルが移ったことを確認できます。

同期フォルダの設定を保存して完了!

各項目を設定できたら最後に「保存」をタップして完了です。

 

FolderSyncをテストする

DownloadとSDカードの同期を検証する

実際に設定した同期フォルダをテストしましょう。

前提として、ブラウザからダウンロードした画像ファイルが内部ストレージの「Download」に保存された状況を想定します。

さっそく「同期」ボタンよりすぐに設定を動かしてみます。

通知を有効にしていれば「同期完了」と表示され、

内部ストレージの「Download」フォルダのファイルが、そのままSDカードへ移動されました!

後は「スケジュール」で調整した時間間隔で、自動的にダウンロードしたファイルがSDカードへ移るので、結果的にAndroidのSDカードへ直接保存できるようになります。

もしブラウザなどから画像や文書をダウンロードする機会が多いなら、今回の設定を施すことで内部ストレージの節約を自動化できて便利ですよ。

同期設定で「エラー」と表示される場合、手順①で紹介した初期設定に問題がある可能性が高いです。

特に「外部ストレージへのアクセス許可」がしっかり有効になっているか、改めてチェックしてみて下さい。

内部ストレージの別フォルダをダウンロード先にもできる

今回は例として、内部ストレージの「Download」フォルダをSDカードへ移す設定を紹介しましたが、移動元フォルダと移動先フォルダを変更すれば様々な応用がききます。

例えばブラウザから画像をダウンロードする機会が多いなら、移動元フォルダを「Download」、移動先フォルダを内部ストレージの「Pictures」とすることで、画像類を「Pictures」フォルダにてまとめて管理できます。

自身の使い方に合わせて、ぜひ色々と同期設定を試してみて下さい。

また、ダウンロード先を内部ストレージの別フォルダへ変更するだけなら、ブラウザアプリ「Via」もオススメです。

保存先を「Download」から「Pictures」へ変更した例。

SDカードを変更先として選ぶことはできませんが、内部ストレージ直下であれば「Download」を経由せず直接指定したフォルダへダウンロードできます。

「Via」ブラウザの使い方や特徴は、関連記事【Androidの音量ボタンでブラウザをスクロールする方法! ボリュームキーでサイトを上下に動かそう】で解説しています。

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補足:そのほか空き容量不足を解消する情報まとめ

今回紹介した方法以外にも、Androidの内部ストレージ不足を解消するワザは他にも色々とあります。

例えば、Androidで内部ストレージ容量不足の犯人として挙がることの多い「.thumbnails」フォルダを削除するだけで、数GB単位で空きが増えるかもしれません。

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また、Android 6.0からの新機能「Adoptable Storage」を利用すれば、挿入しているSDカードを本体の内部ストレージとして設定できるので、容量不足対策になります。

本来設定できない「Xperia Z3(Android 6.0.1)」でSDカードを内部ストレージ化した例。

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〆:SDカードへ直接ダウンロードしよう!

以上、AndroidでSDカードに直接ファイルをダウンロードする方法! 移動を自動化してChromeの保存先を変えよう の説明でした。

もし普段からAndroidでSDカードを使っているなら、「FolderSync」アプリでダウンロードデータを自動でSDカードへ保存すれば内部ストレージ容量を増やせます。

ぜひ、ご参考あれ。

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